イマワノキワ

TRPGやアニメのことをガンガン書き連ねていくコバヤシのブログ

プレイレポート 21/08/01 天下繚乱『山寺の変化&三叉路の鬼』

昨日はよねちょ君にGMをしてもらって、1ON1で天下繚乱を遊びました。実プレイ一本一時間、二本合わせてモロモロで三時間ッ!

シナリオタイトル:山寺の変化&三叉路の鬼 システム:天下繚乱 GM:よねちょくん

コバヤシ:”阿夫利の”徳次郎:27才男性:青龍2剣客1 相州大山で産湯をつかい、流れ流れて渡世人。刃を振るう以外に能がない忘八であるが、義理と人情には篤い雨男。一本目に登場し、雨宿りの例代わりに荒れ寺の怪異と切り合う。

コバヤシ:”浮舟の”九澄玄馬:17才男性:青龍1朱雀1仕事人1 太平の世が生んだ、お江戸最悪の与太郎。フラフラと彷徨う艶姿の裏に、ザラツイた人格と斬人衝動を抱え込む危険人物。宿星のまま人でなしを斬ることで、己の中の修羅を鎮めている。

という面々で、二本のシナリオを一息に遊ばせていただきました。いやー、面白かった。
天下繚乱はやっぱ世界観が魅力的で、他のシステムでは出来ないキャラ、やりたいことがモリモリと湧いて出ます。作品世界の空気も独特で面白く、今回は旧い闇がまだ残る時代の気配を活かし、正統伝奇藻の語りの匂いを強く感じることが出来ました。
うちの環境だと歴史ネタ、文学ネタは食いつきが良くて、大手を振ってブン回せるシステム、世界観とは相性がいいと思います。つーか自分が存分、他のシステムだと余計事になっちゃいそうなところに色々凝って、それが卓を面白く出来るシステムを求めてた、つうか。

反面システムはやや古びて重たく、今遊ぶと色んな手続きが煩わしくなりそうなところなので、人数を刈り込み、オープニングとクライマックスだけで大胆にまとめた今回のアレンジは、食べたいところを堪能できる良い味付けだったと思います。
ぶっちゃけSRSはゲップが出るほど食ったし、年取ってデータ消化する胃腸も弱くなったんで、ガッツリ数字に向き合ってマンチに組んで……みたいな部分に、あんま食指が動かねぇんよな。でもデータの横幅でキャラ再現の多彩さを生むシステムは好きだし肌にも合うので、こんぐらいの圧力で戦闘するのが丁度いいかなー、と思った。
よねちょくんが色々工夫をして、システムと世界観の美味しいところをシンプルに食べれるセッティングを整えてくれて、大変楽しく遊べました。やっぱ説話や読本的なテイストをTRPGで食べれるの、独特だしとても面白いね。
自分がシナリオ組むなら歌舞伎丸パクリすっかなー、とかワクワクもしつつ、大変楽しいセッションとなりました。三度遊んでみると、かなり肌に馴染むシステムであったので、今後も遊んでいきたい心であります。同卓していただいた方、ありがとうございました。