イマワノキワ

TRPGやアニメのことをガンガン書き連ねていくコバヤシのブログ

プレイレポート 21/10/10 拳禅無双『拳よ、今宵追憶を殺せ』

今さっき、鉄鎖さん主催の拳禅無双オンリーコンを終えましたよ!

シナリオタイトル:拳よ、今宵追憶を殺せ システム:拳禅無双 GM:コバヤシ

ハンズイさん:躯暁影:18才女性:無骸流1スピード2 砕かれた拳を封じ、足技と体術に特化した無骸流”鵺”を使いこなす拳士。重たい過去を抱え、武の暗い側面を振り払って未来へと飛び立つ、自由なる鳳。
鶉衣さん:”殺破狼”リ・フェイラン:30代後半男性:詠春拳(螳螂拳相当)2パワー1 元は荒れ狂う暴を振り回す生き方をしていたが、敗北と家族によって道を変えた詠春拳士。卓越した武才を誇らず、パン屋のオヤジとして日常を闘う。

こんな二人が、鬼の住む街と化した地方都市を開放し、過去に決着をつけるべく熱く拳を打ち抜きました。大変楽しかったです。

シナリオとしては暴力と殺伐に満ちた世界観を活かし、超ろくでもないモヒカン軍団に支配された街に正義の拳が唸りを上げる! という感じの物語。
ぶっちゃけシステムに慣れていないので、オースドックスな話を真っ直ぐやろう! という気持ちで、往年の名作シナリオ”処刑都市”をリスペクトしながら、拳士のプライドと生き様を問う話をやりました。
PLのお二方が非常に体温高く、提示されている『俺はこういう話がやりたいぜ!』というメッセージをどっしり受け止めていただいて、とても良いセッションになりました。
年若く哮る拳と、既に答えを見つけた者。年も立場も凸凹だからこそ、お互いをリスペクトし見せ場を作り合うセッションがバチバチ燃え盛っていて、見ている自分も熱くなりました。
趣味嗜好やTRPGの波長が似通った感じになったので、話の方向性とかバトルの描写、シーンの雰囲気やキャラの味付けなどがいい感じに煮込まれ、楽しさを力強く共有しながら遊ぶことが出来ました。

コンベンションのGMは自然面識のない方と、主催の責任を背負って遊ぶことになるので大変怖いわけですが、その分気持ちが引き締まり、新しい経験をすることも出来ます。
今回は自分なりの良いところも結構出せて、それぞれの楽しさが皆の楽しさとしてしっかり混ざりあい、高め合えるセッションになったと思います。
やっぱこういう体験が出来るから、TRPGってのは面白いなぁ、と思わせられるセッションでした。とっても面白かったです。
武侠テイスト濃いめ、暴と武と矜持を濃厚に問う展開になったのは、システムの持ち味を最大限に発揮できた感じで、オンリーコンっぽい体験を提供できたかなー、という感じ。

とても楽しいセッションとなりました。同卓していただいた方、主催の鉄鎖さん、誘ってくれたソエジマどん、ありがとうございました。