鬼滅の刃 無限列車編 第1話を見る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年10月12日
第3話からTVサイズに分割・追補されて放送される劇場版に続く、アニメオリジナルの特別編。
煉獄さんが無限列車に登場するまでの、とある事件を描いたエピソード。
実質最後の事件だけを描かれた彼が、どんな風に”炎柱”をしていたか、見ることが出来た。
まぁ取ってつけたアニオリではあるのだが、そこらへんは画面の圧力で殴り付け、キャラの魅力で飲み込むパワー勝負。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年10月12日
それで勝てるんだから正着だし、多くの人が望む追補なので、リキ入れて作ってくれたのはありがたい。
とにかく撮影が凄くて、夕日やランプ、夜闇に映える焔影と、陽の表現力が高いわな
煉獄さんはよく食べよく走りよく守る好漢であり、正論ぶん投げても嫌味にならない、魅力的な変人でもある。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年10月12日
大真面目で真っ直ぐ…が過ぎて、どうにもヘンテコなのだがそこがチャーミング。
独特の魅力を持ったキャラ造形を、最大限活かした追加エピソードと感じた。いっぱい食べる君が好き。
僕は唐突に現れた瞬きしない熱血兄さんが、ずーっと大声でワイワイ喋る続ける、無限列車編序盤の『何だコイツ…』感が好きである。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年10月12日
炭治郎たちとの朗らかな時間が終わって、鬼狩りの本質、防人の魂が見えた瞬間の『ああ、こういう人なんだ…』という落差に、驚きつつ彼を受け入れる楽しさ。
TV再編集版はこの第1話を置くことで、瞬きしないギョロ目の奇人が常に誰かを思い、自分の足で駆けて悪を倒す好漢であることを、知った状態で無限列車に同乗することになる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年10月12日
追加された二話で、かなり物語的体験が変化するかなーと、既に煉獄杏寿郎とその結末を知っている立場から、勝手に思ったりする
無論このTV版で無限列車に初めて出会う人の体験を、そうではない僕がトレースすることなんて出来ないのだけども。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年10月12日
既に全国民の兄貴分として、確固たる地位(と怪物的成功)を手に入れた煉獄さんにふさわしい活躍と人間性、剣の冴えと朗らかな面白さ。
そういうモノが、先出しされる追加だとは思う。
奇人の印象を強くする山盛り弁当全力食いに、秘められた物語を紐解く今回。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年10月12日
『端役に豪華声優使いすぎだろ!』とツッコんだりもするが、これが”天下”獲ったコンテンツの戦い方じゃいッ! って話。
冒頭、蕎麦屋の描写も大変美味そうで、グルメアニメでもあったかなー、という感じだ。
炎柱として焦ることなく、鬼を斬り伏せ人を守った煉獄さんに、重なる父のかつての姿。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年10月12日
今は心折れて倒れ伏しているが、煉獄さんが憧れた誇り高き炎の刃も、息子と同じく人を守っていた。
”継承”というのはこの作品の、かなり大きなテーマだと思うが、それをいい作画でバシッと見せた初回となった。
後一話オリジナルの追加があって、物語は劇場で僕が既に見た物語へと繋がっていく(で良いんだよね?)
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年10月12日
弁当売場と蕎麦屋、整備工場。
当たり前の人が鬼など知らず、当たり前に生活し、鬼の牙に人知れず食い殺されている世界。
そこと、”炎柱”がどういう接点を持ち、どう向き合っていたか。
壮絶な決死の戦いではない日常を描けばこそ、その生き様が上手く補強された感じがあった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年10月12日
全画面一切緩みなく、超絶ハイクオリティで押し続ける画面作りが、街の生活臭をしっかり際立たせて、独自の面白さがあったのは良かった。
大正時代物としても、見どころがあるのは嬉しいわな。
無限列車という非日常に飛び乗れば、劇場スケールのスペクタクルが前に立って、なかなか感じられないもの。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年10月12日
そこで見れなかった、”炎柱”の闘う日常、人々との触れ合い。
見終わってみると、見たいものが見れたな、と思える、なかなか良い追補でした。次回も楽しみ。