イマワノキワ

TRPGやアニメのことをガンガン書き連ねていくコバヤシのブログ

プレイレポート 21/10/14 BLP『地獄城血風録』

昨日は千本松さん、助清さんとブラッドパスを遊びました。サロン三日月コンで遊ぶやつだよ!!

シナリオタイトル:地獄城血風録 システム:ブラッドパス GM:コバヤシ

助清さん:みよ:外見17才女性:屍鬼=奏者 短命なクローンをベースとした、SID所持の屍鬼シリーズの一体。純粋無垢な魂と、定めに翻弄される哀しみを宿した儚き花。思い出はダウンロードされるデータでしか無いが、それでも受け継がれるものが彼女”たち”を支えている。
千本松さん:弾田藍:30才男性:金愚=戦衛 木刀を愛用するSID捜査官であり、粗雑な態度の奥に湿った哀しみを匂わせる。”みよ”オリジナルの夫であり、昏睡した彼女の生命維持のために、SIDと量産契約を結んだ。契約時に涙を奪われた、哭くことを許されぬ修羅。

こんな感じのカルマ満載血盟が、東京に突如出現した悪魔城を攻略するシナリオを遊びました。大変楽しかった!
今回はコンベンションのテストプレイも兼ねてのセッションで、色々予期せぬアクシデントにGM力を試されつつも、いい具合のタイムコントロール、温度管理で遊べました。
何しろおふたりとも上手いPLであり、非常に積極的にゲームに噛み付いてくれるハングリータイガー達なので、GMとしては楽をさせていただきました。

噛みつけるネタは一応用意したつもりであったし、思わぬ所でシナリオとキャラクターの共鳴が発生して、千本松さんに腹パン二億連打が決まったりしましたが、それはガソリンをかぶって火種に近づく千本松ISMの結果というか、自業自得というか……。
でも自分の感情をナイフで耕しつつ、人間の抑えがたき業、そこから生まれるドラマを積極的に加速させて、卓全体を盛り上げていく積極性は、やっぱり凄いなー、と感心します。
助清さんもそうして開陳されてる地雷原に、心地よくロールの種をポイポイぶん投げて、楽しくコミュニケーションしていました。相手が望んでるんだから、重い腹パンロールプレイはノーマナーではないッ!
実際業の深い展開や掛け合いは、コンセンサスをしっかり取ってやるのが大事で、今回はそこんところの呼吸をしっかり合わせてゲームできたのが、楽しい地獄が生まれた勝因かな、と思います。

前回のテストプレイで問題になって、直した部分は大体ズパッと良いハマり方をして、やっぱしっかり試してしっかり直すの、不特定多数を相手に遊ぶシナリオでは大事だなー、と思ったりした。
前回遊んだ拳禅無双に引き続いて、まーた四天王的なのが出てきてミドルを繋ぐ構造なんですが、やっぱワチャワチャ得体のしれない強敵が出てくるとテンション上がるなー、という感じ。
BLP特有のかっちりしたゲーム構造とも上手く噛み合って、なかなかいい感じに話が盛り上がる火種として機能しているかなー、という印象です。
ハンドリングもまぁまぁ落ち着いてやれたし、コンベンションに向けて良い経験値を稼ぎ、なによりゲームとしてとても楽しい時間を過ごせました。

というわけで、とても良いセッションでした。同卓していただいた方、ありがとうございました。