プラオレ!〜PRIDE OF ORANGE〜を見る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年12月16日
Bリーグ決勝戦を控え、充実した顔を見せるドリームモンキーズ。
決勝で争うスノウホワイトに弛緩した空気が漂う中、一人感情を持て余す依里。
怪物マヤ・ウォーカーが下馬評通りに圧倒する中、優はチームを信じ焦りを見せない。
果たして勝敗の行方は…!?
そんな感じのあくまでんびり進行、プラオレは最後までプラオレな第11話である。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年12月16日
このタイミングで試合開始までどっしり腰を落として、『それ勝負終わった後に言うことじゃん…』とセルフツッコミしつつ、ここまでの道のりをああ良かったと振り返る。
横綱の貫禄か、のんべんだらりが過ぎるか。
最後まで判別しきれないのがプラオレくんであるが、そういうところも好きである。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年12月16日
水沢姉妹が姉妹してる場面がとても好きなので、試合直前の総まとめフライングは大変良かった。
彩佳がなんだかんだ、姉に強めのコンプレックス抱いてるのありがたいですね…。
ドリモンはかなり落ち着いて試合に挑めてる感じで、過去に埋めた問題点を掘り返す兆しはなし。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年12月16日
『オメーそこはこの前やっただろ…』と、話の盛り上がり作るために物語が無駄足踏むの大嫌いなので、成長を成長のままにしてくれるプラオレくんの筆致は、大変好きである。
日光に渡ってきた直後の人間毒ガス発生装置から、人当たりも柔らかいチームの要に進化した優に、グッとカメラが寄るのも良い。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年12月16日
ドリモンは割と万全に安定しているので、釧路の爆弾低気圧(CV三森すずこ)が最後の最後でドラマの中心になるの、かなり凄い作りだよな…。
とまれ毒ガス人間だった過去を謝罪しつつ、今のチーム、今の自分を薫子相手に肯定できる優が見れて良かった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年12月16日
この安定感って、松永監督がお節介焼いた結果でもあるしね。
ほんとダンスさえ持ち出さなきゃ、良い指導者で良い大人なんだよなぁ…最後にぶっ込むか、来週気が気じゃない。
優が掴み取って広げた”今”の風通しが良いほど、先の見えない息苦しさに震える依里の視界は、どんどん狭まる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年12月16日
『なんで電話なんかしちゃったんだろ…』と、己の感情を全く制御できていない不安定が、激情を氷の上に燃やす”刺客”を語ってて素晴らしい。
最後の爆弾、この女(ひと)だったか…。
依里が二代目毒ガス発生装置になってるのも、マヤだよりで勝ててしまえてるチームの現状、それが優を追い出したという後ろめたさが原因で。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年12月16日
圧倒的なプレッシャーでDF陣を飲み込み、想定外のプレイで点を取るマヤの別格っぷりは、よく駆けていたと思う。
彩佳と尚実が落ち着いたコンタクトで競り合うっていう、今までの次元でプレイを想像してる”上”を、マヤのロングシュートは奪った。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年12月16日
同じ競技をやってるはずなのに、テクニックと発想力の次元が違くて、前提からして不平等。
こういうエースの書き方は、迫力があって良い。
ここにどう対応していくかで、決勝の内容も変わってくると思うが。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年12月16日
仲間と自分の実力を信じ、焦りなくプレイできる空気を作っている優が、エースの仕事をしてて頼もしい。
そんなかつてのチームメイトを、依里が一生目で追ってるの最高なんだよな…ガッタガタやないかい。
試合に入る前に、物販とかファンとの交流とか、地域に根ざしたスポーツの在り方が結構時間使って描かれていたのは、とても良かった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年12月16日
まぁ『苦労してここに辿り着きました!』と描くなら、もうちょいリンクの外側、選手以外との接触点に尺使ったほうが、説得力あった感じはあるが。
しかしそういう部分を触ると、否応なくビクトリーダンスを掘ることになるので、痛し痒しな感じはある。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年12月16日
ガチンコスポ根王道路線に、どうあっても馴染まないノイズをどう扱ったもんか、アニメ制作スタッフもかなり悩んでる気配は、外野席から勝手ながら感じるんだよな…実際、相当悩ましいネタだと思う
疾走感とプレッシャーが伝わる競技作画、選手以外の人々の奮闘、地域と競技更新の意欲。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年12月16日
色々凸凹してるプラオレくんだが、実在競技を触る手付きがちゃんとしてる事が、(僕には)朴訥ながら好感が持てるアニメな、大きな理由だ。
さー、最終回でどうなるかって所だが…。
闘い終わった後に言うべきことを前倒しでパなした進行といい、露骨にアプリU18編に繋がりそうなスカウティングの描写といい、フツーに友情努力大勝利で終わりにしなさそうな気配もある、最終回一個前でした。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年12月16日
非常に奇妙な味わいだが、自作に嘘なく”らしく”やってくれてるのは、僕にはとてもありがたい
覚醒を果たした尚実が実プレイにおいて、どういう貢献しているのか。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2021年12月16日
プレッシャーによるコース抑圧っていう、かなり解りにくい所をちゃんと説明する手付きとか、俺やっぱ好きなんよね。
この愛すべきアニメが、一体どんなフィナーレを迎えるのか。
次回、大変楽しみです。