プリンセスコネクト!Re:Dive Season 2 を見る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年3月22日
封鎖された王都で、繰り広げられる激闘。
国を背負い真の名を叫び、一人闘うペコリーヌに追いつくべく、ユウキ達は瓦礫の中を駆け抜ける。
クリスと”トワイライトキャラバン”の決戦も、激しさを増す。
不屈の闘志は果たして、勝利を引き寄せるのか!
そんな感じのクライマックス三部作中編ッ! バトルバトルバトル!! な、第11話である。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年3月22日
とにかくあらゆる場所、あらゆるキャラクターが闘いまくってて、アクション方面に見応えがあるエピソードだった。
各キャラクターの戦闘力で、派手さと闘いが背負うものにグラデーションがあるのが印象的。
最終戦始まってからおもしろ顔芸とゲスっぷりで話を盛り上げつつ、『でもこれが本性だとちょっとな~…』って思ってた皇帝も、シャドウを用いた影武者つうオチがついて、最終決戦に向けてスッキリ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年3月22日
ラビリスタ戦で決め手になった二重影の不意打ち、ネネカ由来のコピーではなくシャドウだったわけね…
・ユウキ+コッコロ&街の人々 VS シャドウ
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年3月22日
・”トワイライトキャラバン”&ネネカ VS クリスティーヌ
・ペコリーヌ VS ジュン&皇帝
と、三種類のバトルがザッピングしながら進む今回。
それぞれの戦闘レベルには差があって、結果見せ方にメリハリが効いてて面白かった。
ユウキくんチームは泥臭く、庶民の意地というか日常の延長線上というか、人間らしい闘いを必死に生き延びる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年3月22日
ド派手な爽快感はないけども、『ここまでこのお話が描いてきたものが、この決戦でも大事なんだ!』と告げるようで、なかなか好きな描き方である。
記憶と力を失い、白紙の状態から誰かに背負われ続けてきたユウキくんが、デケーオッサンを小さな体で背負い、不屈を叫ぶ所はやっぱ良かった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年3月22日
相手を倒す剣技ではなく、命の土壇場で自分を守ってくれた恩義に、体を張って応えることで成長を見せるのは、凄くユウキくんっぽいと思う。
アニメオリジナルの癖の強いモブ(もうモブっていえねぇ存在感だが)達も、ネームドな強者だけが戦っているわけではない、ランドソル総力戦を上手く支える。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年3月22日
特別な因縁と宿命を持った英雄と、彼らの帰るべき場所であり心の支えになる弱者。
そういう構図を上手く避けて、対等な戦友感が出ていると思う
無論実力と見せ方に差はあれど、色んな人達が食って笑ってフツーに生きてきたランドソル、命やら矜持やら守り抜くために立ち上がるのは、主役だけの特権ではない。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年3月22日
そして主役中の主役であるユウキくんが、街の人に近い位置にいるのだと描いたのは良かったなぁ、と思う。
僕は一期第8話が凄く好きなので、あの時の冒険でたどり着いた”お宝”が、”リトルリリカル”と仲間たちの窮地を巣食う展開も、とても良かった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年3月22日
先週のユニちゃん先輩もそうだが、総決算となるランドソル決戦、バトルの中に今までのエピソードがよく効いてて嬉しい。
『コッコロちゃん、ちょいその機運に乗り切れてなくね?』とも思っていたが、ここでアメス様から切り札譲渡が入って、当事者性がグッと上がった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年3月22日
ユウキくんをどんだけ思っても、神になってしまったアメス様はダイレクトに支援できんからな…。
神の代理人。
神官らしい、良いモチベだ。
その裏で超絶大暴れする、”トワイライトキャラバン”の皆さん。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年3月22日
知らない強キャラが二人も横殴りをキメてきたー! アンタら誰ーッ!!!?
独力沸騰性的接触児童虐待お姉さんだったエリコが、バトルになるとガチで狂戦士でビックリだよ…。
一見究極に強まったバトルジャンキー同士の削り合いに見えて、依頼主であるネネカがしっかり最終目標を抑え、クリスの気質を見抜いて玉を取りに行く…そして”トワイライトキャラバン”もその戦術をしっかり理解しているのが、強者感あって面白かった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年3月22日
純粋な力の比べ合いでは、戦闘の趨勢は決まらない
しかしクリスは”純粋な力の比べ合い”に引かれたからこそ、”七冠”でありながら一戦士の立場に甘んじ、自分なりの願いを求め進んでも来たのだろう。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年3月22日
対等の強者を前に、グリッチ使いの本領が存分に発揮され、楽しそうで良かった。
まぁそれに酔い過ぎたせいで、ネネカの知略に王手かけられるんだが…。
ここで玉体の守りにクリスを置くあたり、皇帝も自陣最強戦力として彼女を評価していた感じはある。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年3月22日
しかしそれはいつか命を取り合う、殺伐と寂しい”繋がり”で、二人の”七冠”は一緒にご飯を食べることは無かったんだろうなー、などとも思う。
そんな事出来るなら、こんな風にもなってねぇんだろうけど。
こっちのバトルは極限剣技大暴れの大迫力で、人間の範疇ギリギリまで極めた絶技が飛び交う派手さが、大変見応えがあった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年3月22日
拘束された剣をクルンと回して外す場面とか、能力一辺倒ではない鍛えたフィジカルが見えるチャンバラが多かったのが、個人的には嬉しい。
ネネカとしては”七冠”以外で動員できる最強戦力をぶつけて、再生前に皇帝を封じておきたかったところなんだろうが、一手及ばず悪の華は開いた。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年3月22日
『赤いプールに良く入ってたの、誰得ファンサービスって訳じゃなかったのね…』などと思いつつ、この一手損が戦況にどう響くか…次回が楽しみである。
そして我らが主人公、失われた王国と名前を取り戻すべく簒奪者に挑む、ペコリーヌの奮戦である。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年3月22日
勝負のいちばん大事な所は、キャルちゃんの仮面を外し『悪の幹部向いてなかったですッ! サーセンしたッ!!』と言わせた時点で、ある意味終わってはいるが。
大団円を掴むためには、勝ちきらにゃならん
ここで”盾”のジュンと”剣”のペコリーヌでマッチアップさせたのも、あえて助太刀を遅らせて国を背負う彼女の強さを際立たせたのも、脇腹から滲む血の痛ましさをちゃんと描いたのも、とても良かった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年3月22日
ペコリーヌは、一人でも強い。
ランドソル装備の身体ブースト、マジインチキだな…。
しかし届かなかった刃を皇帝に突き立てるためには、ジュンの心を揺るがぬ決意で貫き、”盾”として攻撃に専念できる状況が必要だった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年3月22日
やっぱ”connect”のお話だけあって、『どんだけ強くても、一人だと弱い』ていうルールが徹底されてるなー、と思う。
智と武を繋げて裏をかいた、ネネカ達と同じだね。
そういう繋がりを作る能力は、色んな人にご飯を振る舞い、一緒に食べて笑顔になってきたペコリーヌさんは大得意である。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年3月22日
血を流し刃を交える非日常の中で、今まで彼女らしさ、作品の魅力として描かれてきたものが勝負を決めていくのは、納得と感慨がある。
ペコリーヌは、一人じゃないから強いのだ。
そんな彼女を圧倒する、覚醒の覇瞳皇帝。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年3月22日
『やっぱRPGの最終決戦は、一回倒した後の究極フォームだよねッ!』って感じで、見てるこっちは大興奮。
シャドウ皇帝が命の輝きに狂ったゲスだったので、真皇帝の落ち着いた冷酷さは、より際立つわな。
戦士ことごとく斃れる大ピンチに、轟く叫び溢れる力。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年3月22日
当然ここはキミの出番なんだが、最高のシチュエーションで最高の雄叫びをぶっ込んでくれて、登場だけで俺は嬉しい。
色んな人が譲れない思いを刻んできたこの決戦に、ユウキくんは何を差し出すのだろうか。
”一周目”の因縁も深そうだし、さて真の最終決戦、大変に盛り上がりそうでワクワクする。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年3月22日
シャドウ皇帝では見せれなかった簒奪者の心の内も、バトルの中で描いてくれると俺に良しだが…とまれ残り一話。
とても面白いアニメが、とても面白く終わってくれそうで、来週が非常に楽しみです。