王様ランキング 第23話を見る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年3月29日
ミランジョの罪を許し、共に背負う決断をしたダイダは、王冠をボッジに返還する。
玉座に座った親友に、揺蕩う闇はもう必要ないと去ったカゲ。
望んでいた”王”の日々に勤しみながら、ボッジの瞳は自分から切り離された太陽を、何処かで求めていた。
そんな感じの、王様ランキング最終回である。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年3月29日
この二人で始まったのだから、この二人で終わろう。
そんなスタッフの覚悟を感じる、ボッジ&カゲくん超重点のエピソードでフィナーレとなった。
未だ子供である二人が行くべき道へ、しっかり送り出す最終話で良かったと思います。
まぁ前回の感想から匂うように、ミランジョの厚生がどんなものになるかは欠片でも見たかったし、そここそが一番難しい要素かなと思ってもいるけど。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年3月29日
デスハー王が進んだ先に広がる闇、魔神くんの救済含めて、これは原作二部で扱ってるポイント…なんかな。
まぁアニメの範疇で描かれないものは”無い”ものなわけで、無いなら無いでしょうがねぇ、って気持ちでもある。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年3月29日
アニメが大団円を迎えるにあたり、ボッジとカゲくんに絞って話を進めるのは一つの正解だと思うし、ここまで物語を引っ張ってくれた存在に報いるチョイスだとも感じる。
玉座を譲り、また譲られたダイダが国と妻と罪を背負ってどんな”王”になるのかは、僕の想像(と、やがて来る二期)に委ねるとする。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年3月29日
決意だけで貫けるほど、現実の悲惨は薄くない…てのは、それこそミランジョ主役で嫌ってほど描いたので、その不条理を貫く物語にどう挑むのか、確認はしたかったかな…
さてお話はダイダがつけるべきケジメを付け、色んなものを奪われて世に生まれ落ちた少年が、求めていた高みへ復位する所から始まる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年3月29日
謝るべきを謝り、改めるべきを改められる男に変わったダイダの、潔い謝罪が印象深い。
(画像は”王様ランキング”第23話から引用) pic.twitter.com/7Kn9fMjUMk
ダイダはプライドの鎧で己を守り、父への憧れに相応しい自分を捏造することで、なんとか地面に立ってた子供なんだと思う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年3月29日
しかし精神の牢獄に閉じ込められ、世界に満ちる不条理と因果、一人の女を苛んだ痛みに身を寄せることで、真実己がどんな存在であるのか…どんな存在でいたいのか見据えた。
巨人の強力を剥奪されたボッジがデスパーさんの元、自身の優しさと賢さを力に変える道筋を学んだ(ことで、不敗の巨人を開放した)のに対し、ダイダはその身に滾る力への意志を牢獄での学びを通じて醒ますことで、全てを許し新たに始める寛容を手に入れた。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年3月29日
兄弟はそれぞれの修行場で、それぞれ別の強さを学んだ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年3月29日
それは偉大なる父王には得られなかった強さであり、この新しさが、血みどろに暗い世界にかすかに、希望の光を灯していくのだろう。
誰が許さずとも、俺が許す。
そういえる存在に、ダイダは生ったのだ。
とすれば不当に奪った玉座は正当な持ち主に返還するべきで、ボッジはボッスの遺言どおり、王へと復位する。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年3月29日
しかしそれを受け取る自信は、ヒリングとのすれ違った親子関係が長い影を引いて遠い。
そこを近づけてくれる光は、(これまでと同じように)親友からの信頼と友情にある。
自分一人では進み得ない場所にも、誰かの支えがあれば進んでいける。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年3月29日
ボッジの非力は高い石壁を超えて、眩く広い世界を見せてはくれないけども、剛力なる四天王の胴上げを借りれば、空だって飛べる。
人を信じ、人に信じられるに足りる自分を、信じさせてくれる誰かとの絆。
それを一番最初に差し出したのはカゲくんなので、今回の最終回は彼にフォーカスして話が進んでいく。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年3月29日
生まれつきカゲなる存在が、その魂の輝きによって誰かの太陽となりうるのだと示して進んでいくのは、背負わされた運命と偏見に挑んだ物語の最後として、必然性のある運びだろう。
盗人だったカゲくんがボッジの太陽たり得たのは、過酷な状況にも歪まず誰かを信じ続ける、ボッジ自身の善良の反射でもある。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年3月29日
魂の光は常にまばゆく発せられているのだが、それは自分自身の影に入って、当人からはなかなか見えにくい。
だからこそ、心を通じ合わせられる”誰か”は大事だ。
そこら辺を最後に作品に刻むべく、カゲくんは王に相応しくない自分を、ボッジの側から遠ざけていく。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年3月29日
キミが自分を信じきれなくても、蛇おじさんはいつもどおり、優しく見守ってるよ…。
そして影なき玉座は、やはり広くて冷たい感じがする。
(画像は”王様ランキング”第23話から引用) pic.twitter.com/1xmZCTJgxZ
ボッジがカゲくんだけの王だと示す、手作りの王冠。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年3月29日
ボッジはそれを置いてずっと追い求めてきた、大きく冷たいレガリア(父の遺産でもある)を頭に被る。
それは”王”という職を得、求めていた理想に追いつき、夢を叶え大人になった姿だ。
しかしそこには影がない。眩い光しかない。
父の力の犠牲として、生まれつき弱さを背負うしかなかったボッジには常に、辛い陰りが付きまとってきた。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年3月29日
だからこそ誰かの気持ちを慮れる優しさと、苦難に負けない強さが育まれた部分もあろう。
栄光なき場所から始まった少年王にとって、影は己の半分であり、遠ざけるものではない。
弱みを見せず、強くあり続けた憧れの父も、その内側に踏み込んで見れば血と涙にまみれ、誤ちと後悔を噛み締めながら、必死に強くあろうとした生き様であった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年3月29日
この玉座に至る旅路も、眩き太陽王の裏側に回り込んで、その影がどんな色合いなのかを識る道のりだったと、言えるかもしれない。
父が自分と対等に苦しむ、弱い存在(でありながら、不敗であることを強いられ苦しむ存在)であることは、針剣によってその強さを上回り、勝利したボッジが一番強く証明しているだろう。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年3月29日
弱いことを認められない、自分の影を見せられない重荷を、ボッジは父から降ろした、その魂を解き放った。
そんな彼が、過剰に重たい王冠を『かつて憧れたから』とか『王様になったのだから』という理由で、背負い続けるのは矛盾だ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年3月29日
しかし自分を縛る鎖は、自分自身ではなかなか解けない。
解いてくれる誰かが、遠くに離れたからこそ苦しいのである。
ならば…
その前にもう一つ、因縁の始末である。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年3月29日
蛇に見守られ命を繋いだ狂王の息子は、自分なりの筋を通して存分に暴れまわり、デスパーさんは更に踏んだり蹴ったりである。
これなー…俺関わる人両方好きだから、超なんとも言えねぇ決着だわなぁ…。
(画像は”王様ランキング”第23話から引用) pic.twitter.com/r7MjwiuPCf
オウケンの暴虐に踏みにじられたキングボーには、そのツケ払わせる資格あると思うし、デスパーさん達が身内可愛さでその正当性を見落としてる感じも、確かにある。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年3月29日
しかし…あんだけ苦労し奇跡を譲って、手元に残ったのが首なしの鎧って、あんまりにあんまりじゃないのよ…とも思う。
それはそれとして、ボッス王の圧倒的な暴力を借りて封じたオウケンが、新世代の暴威によって別の形で無力化されるのは、奇妙に痛快でもあった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年3月29日
やっぱ子の世代が自分たちなりの決着をつけるのが、大事な話なんだろうな。
それが”解決”にはなりきらない感触が、生っぽくて俺は結構好き。
かくして重い王冠を被り、責務を続けるボッジであるが、その瞳からは輝きが奪われていく。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年3月29日
見かねたヒリングは高い位置から”王の仕事”を解くが、それでは今までと同じだと膝を曲げ、その両手をとって視線を合わす。
23話使って、親子がたどり着いた間合いだ。
(画像は”王様ランキング”第23話から引用) pic.twitter.com/zUy7eosLF3
ガミガミと押し付けがましい『嫌な義母』の内側には、相手の顔を見る優しさがずっとあって、それを上手く伝えられないからボッジは弱い存在であり続けた。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年3月29日
ある意味母が手渡ししなきゃいけない荷物を、代わりにカゲくんに担ってもらってた形だったわけだが、ここで王妃は、為すべきことを為す。
手を繋いで温もりを教え、目を合わせて心を通わせて、ヒリング様が何を言ったか。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年3月29日
彼女とボッジが何処に行き着いたかは、そこから駆け出した未来で語られるっていうタメの作り方、やっぱいいな。
掴んで、離れて、再び進み出す。
魂の運動を描くことで、物語がフィナーレに相応しいスウィングを得てる
というわけでもう一人、己の太陽から離れた少年がどんな場所にいるかを描いて、お話は終幕に進んでいく。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年3月29日
カゲの一族への偏見も冷たい仕打ちも世界から消えないし、ボッジは非力で発話を奪われた存在のままだ。
しかし、確かに変わったものがある。
(画像は”王様ランキング”第23話から引用) pic.twitter.com/cgat3s9380
自分だけの太陽として、己の可能性を照らしてくれる存在を見上げることで、前に進んでいける。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年3月29日
何かを成し遂げ、何かを信じられる。
それは一人きり”強く”あっても手に入らない、とても大事な絆だ。
ボッジの太陽が誰だったのか。
カゲの太陽が、誰だったのか。
離れたからこそ、見えるものもある。
片や王の責務、片や影の宿命。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年3月29日
重たくて形がなくて、大人びた世の中の事情を二人共一旦は飲み込んで、しかしそれは自分たちのものじゃないから、拒絶反応が涙と溢れていた。
まだ世界にも自分にも知らないことが沢山あって、旅の中でそれに出会い、変わっていける存在。
物語が大団円に終わってなお、自分たちが”子供”なのだと思い出す…優しく見守る人たちがそれを思い出させてくれる事で、ボッジとカゲくんの物語は終わり、続いていく。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年3月29日
最後の最後まで蛇おじさんが優しいおじさんで、大変いいです。私彼が好き。
(画像は”王様ランキング”第23話から引用) pic.twitter.com/7v0Gz1ZF8f
ここでヒリング様がボッジを旅立たせてあげるのは、子だけではなく母にとっても良い変化であり、健やかな成長…と言っていいと思う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年3月29日
王とは国と民を背負い、弱さなど見せないもの。
その”べき”がどんだけボッス王を追い込んでいたかを思うと、ダチが大好きなただのガキを、開放してあげるのは大事だ
それはボッジを何も出来ない子供、介助が必要な弱者として縛り付ける自分から、ヒリング自身を開放することでもある。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年3月29日
ここがこの長い物語を経て、ヒステリックで優しい人がたどり着けた場所なんだと思う。
それは全キャラで一番早く、ボッジに手話で語りかけてた彼女が、もともといた場所でもある。
ヒリング様は最初から『人間は皆、発話が出来る”べき”』って発想に縛られてなかったし、ボッジのハンディを個性と噛み締めて、それに相応しい対応をしようとしてた。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年3月29日
人間だから、そんな思いが上手く形にならず、”べき”にとらわれてガミガミ、魂を萎縮させてしまうこともある。
でもそんな自分を、彼女の太陽でもあったろうボッジを通じてしっかり見据えて、新たな…そして忘れられている自分へと進み出すことは、出来るのだ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年3月29日
人は変われる。
幾度も言われ、描かれてきたテーマであるけども、魅力的なキャラとドラマで、このアニメは独自にその言葉を削り出してきた。
そんな母の変化に背中を押されて、ボッジはカゲくんが手作りしてくれた柔らかな王冠を被り直して、自由に飛び立っていく。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年3月29日
その歩みは楽しげで、子供の遊びそのものだ。
二人とも子供なんだから、それで良いのだと思う。
まだまだ、楽しい旅は続く。
勿論、楽しい事ばっかじゃあないけど。
そこも引っくるめて、二人なら元気に進んでいけるだろう。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年3月29日
だって自分たちがお互いを照らしながら、何も諦めず立ち向かい、人と国を縛る宿命を切り開いて進める強さは、ここまでの歩みで証明できたのだから。
自分たちが”大人”なのだと、堂々示したのだから。
旅は続く。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年3月29日
王たる資格を証明し、一度玉座に座ってなお”子供”に戻って良いのだと叫ぶこの決着は、不定形の幼年期を真摯に見つめ続けたこの作品らしい、良いエンディングだと思います。
ボッジもカゲくんも、立派な大人だからこそ子供に戻れるのだろう。
というわけでアニメ王様ランキング、2クールの放送を堂々走りきり終わってくれました。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年3月29日
大変良かったです。
マチズモと宿命、児童と重責、弱さと強さ、遊びと業。
自分的に興味深いテーマが山程盛り込まれて、前のめりに楽しめる、相性のいい作品であったと思います。
清廉なるボッジに因果超克の希望を背負わせつつ、理不尽極まる残酷な世界をしっかり見据えて、解決できない難しさにしっかり歯を突き立てつつも、ニヒリズムに飲まれない骨太の話運びで最後まで進む。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年3月29日
明暗のバランスが良い作品で、童話モチーフが甘くなりすぎない、良い味付けでした。
ボッジがどれだけの苦境にあえいでも歪まない、魂の強い主人公だったからこそ、業にまみれ出口が見えない親世代のリアリズムで、お話が潰れなかった感じもある。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年3月29日
英雄、あるいは救世主ってのは得てしてそういうものだが、間違えないボッジに背負わされる荷物は多く、また重かった。
それでも背負わさざるを得ない人の救われなさと、それでも背負って進むボッジの強さがちゃんと描かれたことで、ろくでもなくて悪くない人間の世界ってやつが、光と闇を交えながら上手く描けたと思います。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年3月29日
良い主人公であった…可愛いし。幸せになってくれマジで。
そんな強い主役が支える群像劇としての面白さも色濃く、パッと見の記号を心地よく裏切る奥行きの作り方も良かったです。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年3月29日
『コイツはこういうヤツ!』って決めつけに、気持ちよく足払いキメてひっくり返してくる面白さは、作品を駆動させるエンジンとして強力だったと思う。
諦めず変わっていけるボッジに対置する形で、諦め変われない人々も多数配置され、その極限にミランジョがいるんだと思う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年3月29日
業の限りを尽くしてしまった彼女が、ダイダの”許す”とプリンセスへの変貌のみで世界から許され、己を認められるかは、正直疑念がある。
ここが、画竜点睛を欠くポイントかなぁ…
と思いつつも、その陰りもしっかり見据えて、『そこは未だ続いていく、答えのない物語なのだ』と(描ききれぬながら)示す視線も、ちゃんと第22話にはありました。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年3月29日
だからまぁ、ちゃんと龍として飛翔した作品だったんじゃねぇかな。
ここの評価は人それぞれだと思う。
童話調のシンプルなデザインを、ハードな展開から浮かび上がらせず、しっかり馴染ませて語りきった筆力。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年3月29日
作画面でも様々な表現、様々な挑戦が暴れ倒し、その迫力がドラマを加速させる協調が、心地よくもありました。
何描いて何見せるか、時折暴走しつつしっかりコントロールしてた印象。
ファンタジーに必要な壮大さを、時折広がる美しい風景、匂わされる歴史の積み重ねから感じることが出来たのも、また良かったです。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年3月29日
画面から立ち上るスケールのデカさが、ボッジが挑む冒険へのワクワク、そこに宿る倫理戦闘の凄みに繋がって、作品全体を広げてたのは素晴らしい。
そういうデカい部分を扱いつつ、あくまで一個人の痛みと涙、素直な喜びにしっかり寄り添って、感情の熱量が伝わる表現に拘っていたのも、とても良かった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年3月29日
ちょっと古い表現を新たな形にブラッシュアップして、いい角度で刺す工夫が随所に見られた。
リバイバルの作風が、全領域で上手く行った感じ。
この作品が正解と選び取った描画には、当然穴も瑕疵もあって。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年3月29日
でもそれって作家が真摯に作品に向き合った時、必然的に開くもんだと思うのね。
そこを風穴にして、自分の考えや理想、『こうあって欲しかった』やら『こうあるべき』が見えてくるのって、凄く幸福な呼応だと感じるのよ。
そういうコール&レスポンスに耐える強度と本気がしっかり宿った、骨の太い作品だったな、と思います。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年3月29日
まぁ俺の読みがどんだけ的確かは、自分じゃ分からんわけだけども。
自分なり、結構前のめりに読んだ手触りはあるので、それが読んでる方の喜びに為ってたら良いなー、と思う。
自分の事はさておき、ハンディを背負わされて作品世界に生まれたボッジにしっかり向き合い、彼がやりたいこと、成し遂げることを一個ずつ、真正面から受け止め続けたのは偉いと思います。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年3月29日
そのガチンコな姿勢が、ボッジに照らされて変わっていく人々に、説得力を与えもする。
ポップでキャッチーな画作りでもって、そういう真摯な力みを上手く抜いて、食べやすい食感に仕上げてたのも凄い。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年3月29日
ここら辺は、コメディリリーフと賢者の二刀流で頑張ってくれたデスパーさんが、大きな仕事をした部分。
優しいおじさんがたくさん出てきたの、ありがたいアニメだったな…。
そんな感じで、良いところの沢山在る面白いアニメでした。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年3月29日
2クールの長きに渡り、力の入った制作お疲れさまでした!
大変楽しませてもらいました、ありがとう。
ボッジとカゲくんが走り抜けた旅、その続きを思いつつ、一旦筆を置かせてもらいます。
面白かったです、本当にありがとう!!