かぐや様は告らせたい-ウルトラロマンティック-を見る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年5月14日
第1エピソードにかなり重たい進路ネタがあり、残り二つは肩の力が抜けた恋愛青春知略戦…といった塩梅。
会長とかぐや様の物語、そのリミットが見えてくる、尺に対してかなり効きの良いお話である。
ハーサカ母とか白銀父とか、いい塩梅のゲストもいるのでもっと膨らませてくるかと思ったが、ニ年生の進路などもサラリとスケッチしつつ、ザックザックと進んだ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年5月14日
四宮家の政治的アレコレを飲める現実主義者…と思いきや、バリバリにマザコンな早坂が可愛い。
藤原書記が音楽は趣味程度にとどめて外部進学、かぐや様が家の言う通り内部進学、会長が決意の海外留学。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年5月14日
高校卒業後の進路が割れると見えたことで、残りの時間でどんだけ深く関係を作れるか…という課題とリミットも見えた。
そのためには、余計な自意識投げ捨て突っ走る必要がある…
わけ、だが。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年5月14日
その重荷をポイッと投げ捨てれるなら、このアニメも第三期まで続いちゃいないわけで、告白されるためのムードを作るためのデートのお誘いも、肝心な所を恥が覆い隠して深く切り込めない。
言わずに言わせたい。
作品の原点に戻った、愚か者たちのサーカスが第2エピである。
視察デートは楽しみたいし、あわよくば未来をキメる決定打を相手から出させたい。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年5月14日
しかし自分から恋心に飛び込む勇気はなく、『巧いこと、状況だけが有利に転がってくれねぇかな~~』という、小市民根性が暴れ出す。
知略戦のスタイリッシュな見た目と合わせて、やっぱこのギャップが良い
表面を取り繕って相手から有利を引き出そうとする態度は、逃げと我欲が入り混じって褒められたもんじゃない。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年5月14日
…んだが、その根っこにはめっちゃピュアに相手を思う、幼き恋心がある。
ここもギャップで、ピュアなはずなのに見えやら賢さやらが邪魔して純粋になりきれない、可笑しさが可愛く滲む。
牽制を繰り返す恋愛知略戦は結局的はずれな所に中って、男子二人が視察に行くことになるわけだが、会長も石上くんもそれはそれとして学園祭をたっぷり楽しむ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年5月14日
世をヒネてる陰キャに見えて、存外石上くんの青春が充実してきてるのも、可愛いギャップの一つか。
気づけ石上…お前”勝って”るッ!
第1エピで物語の先行き、進路決定という期限を見せた上で、今回はあえての原点回帰なのかなー、という感じがあった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年5月14日
ミコちゃんが会長の迂闊なにじり寄りに揺れて、やれ告白だのヤリチンだの言い出すのも。
藤原書記のアーパーで畜生な発言と、会長との奇妙な庇護関係も。
このお話が色々積み上げた結果出来上がった”現状”てのを、凄くこの作品らしいエピソードに乗っけて見せる回だったと思う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年5月14日
頭が良くて血が熱いボンクラが寄り集まった、楽しい生徒会。
ギャーギャー喚き、友達だからこそ歯に衣着せぬ言い合いもし、いい感じに青春を謳歌してる彼らが、どこにいくか。
第3期折り返しを過ぎて、ここからの後半戦結構強めにアクセル踏むからこそ、ここでこういう話数を見せてきたのかな…という感じがあった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年5月14日
そして懐かしき”かぐや様”のスタンダードは、やっぱりとても楽しい。
みんな可愛いし、気取ったところが無いし、バカで浅はかで健気だ。
やっぱ藤原書記のナチュラルにクズな発言を浴びると肌が潤うし、発言の裏を読みつつ純情なかぐや様は可愛い。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年5月14日
こういう”いつもの”があった上で、さて学園祭という大イベント、会長の告白決意をどう描いていくか。
石上くんとつばめ先輩がどうなるかも気になるし、もっと色んなバカも見たい。
『ああ…結局、このお話、このキャラ達が好きなんだな…』と、折り返しの話数でしみじみ思わされる形となりました。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年5月14日
サラッとナチュラルに”いつも通り”をやったからこそ、こういう感慨もあるのかなーと思う。
後半戦を前に、そういう気持ちを思い出させてくれるのはありがたい。
次回も楽しみである。