ラブライブ!スーパースター!! 二期を見る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年8月1日
きな子を加え、本格的にラブライブ優勝に向けて動き出すLiella!
その前哨戦たるフェスは、新星・ウィーン・マルガレーテの優勝で終わる。
結果を残せず、期待に応えられない歯がゆさを超えて、いま自分たちが目指す星を。
Liella! の新たな歩みが始まる。
そんな感じの生意気中坊がメッチャ突っかかってくるんですけど! な、スパスタ第二期第3話である。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年8月1日
きな子三部作の〆として、ステージで立派な姿を見せて終わる話でもあり、部活として目指す高みと獣道を再確認する話でもあり、学校にとって今の自分らが何かを知る回でもあり。
色んなことがあったけど、ウィーンさんのクソガキ超新星っぷりが、やっぱり一番印象に残る回であった。なんだあの子…。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年8月1日
一回”てっぺん”取ってるサニパさんと競り合って話転がすと、目指すべき高みがどこにあるのかボヤけるので、手頃な壁として用意された…にしちゃ、クセつよな新入りだなぁ!
現状物理的にも精神的にも”上”を取って、事情も知らんとメチャクチャ言ってくる印象しかないが、まーバチバチやってく中でウィーンさんの事情とか人格とかも、ジリジリ見えてくるのだろう。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年8月1日
褐色紫髪で圧力の強いビジュアルがいいので、『なんかやってくれそう』て期待感あるのはいいよね。
あとまー、あんだけ澁谷かのんに突っかかる理由を知りたいところだが。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年8月1日
澁谷かのんへの”感情”勝負になると、本人が澁谷かのんらしさを投げ捨ててた時でも、自分を守り突き動かした輝きを信じぬいて、全国レベルで結果出して惜しげもなく投げ捨てた、嵐千砂都という怪物がいるからな…並じゃ並べねぇゾ
嵐千砂都、99人が”結果”と受け取るものを正しく”過程”と認識できる、極めて稀有なたった1人であり、彼女にとっての”結果”とは一点の曇りもなく”澁谷かのん”だからな。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年8月1日
ラブライブもLiella!も栄光も才能も全て、『あの時憧れた、澁谷かのんを守ること』『そういうかのんちゃんでいること』に捧げられる
ダークファンタジー世界だったら間違いなく、国の一つや二つ”澁谷かのん”に捧げて燃やしてたと思うので、スパスタがキラキラ青春ストーリーで本当に良かったよ…。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年8月1日
そういう極大暗黒星を体内に秘めつつ、滅茶苦茶バランス良く”人間”出来てるのが、一番の凄みだと思ったりもするが。
さておき、アヴァンギャルドなサブタイ出しで楽しませつつ、きな子を加えたリエラの日常は続く。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年8月1日
クゥすみが一切ブレーキ踏まずにイチャイチャしくさってて、『近い内、デカ目の爆弾がここに落ちるんだろうなぁ…』と思わされる。
(画像は”ラブライブ!スーパースター!! 二期”第3話から引用) pic.twitter.com/1qUBAPWNAW
きな子は三話どっしり使って、『素直に応援できる、真っ直ぐでいい後輩』てキャラを確立した。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年8月1日
夢に向かって真っ直ぐ、自分に出来る全力でLiella! に追いつこうとする彼女に、かのんちゃんが構うのは凄く納得できる。
いい先輩・後輩のスタンダードを、二人が体現してるのを見守るのは楽しい。
まぁそこで、自然に楔をぶっ込んでくるのが嵐千砂都なんですが。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年8月1日
ここで”かのきな”の間に挟まるちーちゃんが偶然なのか計算なのか、確率論の雲の中にその真意はあるわけだが、俺としては嵐千砂都には、燃え立つ黒い炎で周囲を一切燃やすことなく踊れる、暗黒の舞踏姫であってほしいネ。
さておき、自分専用の練習着も手に入れ、きな子の地道な努力は実を結びつつある。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年8月1日
出来ないっぷりが強調されていた分、きな子がLiella! の末っ子として、なにか出来るようになっていく描写はホッコリする。
そらー可愛がりたくなるよなぁ…残りの一年エグいのばっかだから、きな子が最初で良かったよ。
んで、そのエグいのが遠目に愛を捧げて限界になっとるわけよ!
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年8月1日
想定の三倍くらいメイちゃんヤバくて、見てる分には最高に面白い。
遠くから秘めるだけの愛は、果たして正しいものなのか。
そういう所に、加入時は突っ込んでくのかな?
(画像は”ラブライブ!スーパースター!! 二期”第3話から引用) pic.twitter.com/cGt45PbRKW
親友の拗れたスクールアイドルLOVEを間近に見守りつつ、支えたりおせっかいしたりする四季ちゃんには、やはりサンシャイン一期第4話の花丸を感じてしまう。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年8月1日
どう考えても良くはないのに、『いーんだよ!』で自己完結してるメイちゃんにどう自分を突き刺して、スクールアイドルになるのか。
ド変人×ド変人のトンチキコンビであるけども、スクールアイドルへの過剰な愛、それを自分なり見守る友への愛自体は、強く伝わってくる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年8月1日
話数をどう使うのか、いまいち読みきれないスパスタ二期だけども、赤青コンビニ何話使って、どうLiella! にしていくかは気になるよなー。
そういうメインシャフトに、急に絡んでくる褐色の狂気ッ!
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年8月1日
『謎のライバル颯爽登場!』って場面なんだけど、『ウィーンさん…わざわざ遊戯によじ登って”上”取ったんですか?』というツッコミが、どうしても先に立つ。オモシロっ!
(画像は”ラブライブ!スーパースター!! 二期”第3話から引用) pic.twitter.com/eRzKIURkZo
この子がなーんでこんなにかのんちゃんに絡んでくるのか、サーッパリ現状分かんないけども。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年8月1日
キャラの仕事としては、『ソロで・日常と隔絶された世界観を作り込み・勝利と才能至上主義で動く』つう、Liella!の反存在なのは解る。
彼女が負けることで、Liella!がLiella!であることを照らす立場…つうか
優勝候補と持ち上げられ、過剰な期待と警戒で遠ざけられてた、二年目初頭のLiella!
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年8月1日
その実態が、あくまで泥臭いチャレンジャーであることをウィーンさんは暴いていく。
かのんちゃんも実は、ちゃんと勝ってない自分達が世間的にどこにいるかは認識してて、ちーちゃんに相談しようと思ったら蝶が来た!
結果を出し、期待に応えることに貪欲になってきたLiella!(つうか澁谷かのん)は、一応の結果を出したガチ部活の空気が良く出てて、あんま嫌いじゃない。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年8月1日
その上で、勝ち以上の価値がどこにあって、勝つこと、挑むことがそれをどう高めていくかは、まだまだ見えていない。
その迷妄が形になるのが、優勝候補と目された代々木スクールアイドルフェスである。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年8月1日
鬼ナッツCEO、資産運用とUber同時にやってんの、現在のマニー事情を1キャラ全部に押し込めた感じがあって、正しく”L”な過積載キャラだな…。
(画像は”ラブライブ!スーパースター!! 二期”第3話から引用) pic.twitter.com/6vX9TxcPLl
緑の蝶に導かれ、圧巻のソロステージに気圧される。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年8月1日
運命の引力はウィーンさんからの一方通行ではなく、かのんちゃんの心も彼女に惹かれてる感じがあるが…この邂逅と敗北が、一体どんな意味を持つのか。
クラシックバレエをベースに、観客を圧倒して飲み込むウィーンさんのステージ。
孤高の黒鳥の佇まいは、学校のみんなに、未来に足踏みしているすべての人に寄り添って進むLiella!とは、やはり真逆である。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年8月1日
ステージの説得力でその特色と強さを、ズドンと突きつけてきたのは、サニパさんの扱いを反省してのこと…かな?
強さがこの段階で具体化しても、構わないキャラとも言えるか。
というわけで、Liella!は今回も負けの一番でした!
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年8月1日
涙ぐむきな子が末っ子可愛くて、構うお姉ちゃんたちが更にかわいい。
きな子加入の結果、お姉さんぶったLiella! ちゃん見れるのは眼福だよなー(お姉さんぶってるの大好きマン)
(画像は”ラブライブ!スーパースター!! 二期”第3話から引用) pic.twitter.com/X8kgtzE2wd
慰めの言葉を投げようが負けは負けで、澁谷かのんにとってそれは、個人の悔しさで終わらない。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年8月1日
ヤサグレ期を乗り越えててからこっち、かのんちゃんって視野の異様な広さを取り戻しつつあって、自分たちが勝てないことが周囲の環境にどう響くか、過剰に考えすぎてるきらいがある。
社会と繋がって成り立つ自分を、常に忘れない公益性が彼女の特質であり美質であり、カリスマの源泉だとも思うけど。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年8月1日
楽しいだけじゃなく、厳しく結果も出てしまうスクールアイドル業界。
澁谷かのん自身が観測する現在位置は、相当に低い。ストイックだし、自虐的でもある。
このヘロヘロになったかのんちゃんに、まーた”上”とって滅茶苦茶言ってくるクソ中坊。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年8月1日
『初手株価を限界まで下げて、後々イイハナシブーストで掌返しを誘う作戦か!』と突っ込みたくなるぐらい、現状のウィーンさんは良くわっかんねー。
どういう気持でスクールアイドルをやり、なんで突っかかるのか。
そこが不明なまま、ボコボコボコボコかのんちゃんを言葉で殴るので…嫌いになっちゃうよ俺かのんちゃん好きだからッ!
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年8月1日
この反感をバネにして、チョロくウィーンLOVEに持ってかれるような力強いエピソードを、今後に期待します。
あ、何がどうあろうと”上”取るムーブはすごく面白い。
バチ凹みしてたかのんちゃんに、道を示したのは級友だった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年8月1日
世に漕ぎ出したばかりの新設校が、掴みとった小さなプライド。
ショーケースには空きが目立つけど、けして空っぽじゃない。
Liella!は我が校の、我らの誇り。
(画像は”ラブライブ!スーパースター!! 二期”第3話から引用) pic.twitter.com/a5CV63Xjfg
俺このシーン凄く好きで、学校所属の部活として、ラブライブのてっぺん目指す意味が良く見えたと感じたのね。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年8月1日
自分たちが青春賭けてやってることが、誰かの夢になり力になり、形ある誇りを宿していく。
個人の自由と楽しさを、虹色に描ききったアニガサキの後だからこそ…
『なんでわざわざ”ラブライブ!”なの?』つう問いに、結ヶ浜の特殊性を絡めて自分たちなりの答えを出そうとしてるのは、凄く大事で良い事だと思う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年8月1日
学校の名前を背負って、”スクール”アイドルとして勝ちにこだわることで、形のない大事なものが確かに生まれる。
それは競技の当事者として舞台に立つ、かのんちゃんにはなかなか見えない部分で。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年8月1日
ただでさえあの人、自分自身をその広い視野に入れるの忘れがちな女だからなぁ…。
一人間としてかのんちゃんがどうしたいか、何を望むかを、問いただせる特等席にいる嵐千砂都は、”澁谷かのん”という抽象を愛してるし…
って言い切っちゃうと、嵐千砂都を取り逃すのが難しく、面白いところだ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年8月1日
あの子、生身で今そこにいる幼なじみとしての澁谷かのんの抱き心地も、死ぬほど愛して堪能した上で、”澁谷かのん”が体現しうるものに一番最初に呪われた親友として、実在と抽象全てを愛してる感じだからな。
私だけの神様である”澁谷かのん”も、一緒にうぃーすしてくれるかのんちゃんも、両方狂えるほどに大好きで。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年8月1日
重力崩壊しかねないその感情総量を、軽やかに乗りこなして”頼れるちーちゃん”続けてる所が、やっぱ好きだよ。憧れの人と同じく、視野は広いのだ。
今回、嵐千砂都論多いな…。
今回のお話はきな子三部作のフィナーレつう側面もあるので、出会って魅入られ入って悩み、ポンコツからLiella!の一員へと泥臭く成長した彼女が、初めてステージに立つことになる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年8月1日
きな子のクセのない、しかしコクのあるキャラ付けは”成功”だよなー…この総決算を見ると。
上座も下座もなく、見守る人すべてを取り込んで回り続ける、結ケ丘の円卓。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年8月1日
その上で踊る少女たちは、あまりに鮮烈で眩しい。メイちゃん号泣ッ!
体育館の実在感を、あえて残した手作りなステージが、雰囲気あってとても良い。
(画像は”ラブライブ!スーパースター!! 二期”第3話から引用) pic.twitter.com/TKeaC3lK03
Liella!はどこを目指し、何故勝ちにいき、何を掴み取るべきなのか。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年8月1日
二期はかなりどっしり、己を問いながら話を勧めている印象だが、今回はそこに一つの導きをつかむ回になった。
中心のないステージを誰が切り出したのかを思えば、Liella!の心臓が澁谷かのんであるのは明白だ。
傲慢なソリストとして、仲間や観客を後ろに従えて突っ走る道(多分、ウィーンさんが正しいと思ってる道)も選びうるけど、それはLiella!と結ケ丘の答えじゃない。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年8月1日
私達の勝利は学校のプライドになり、応援してくれる人が嵐の中で立ち上がる、大事な支えにもなるだろう。
それにふさわしい自分たちであるために、Liella!が選んだのが”ステージ”であるのが、歌と踊りの物語の答えとして、いいなと思う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年8月1日
”アイドル”としてのきな子ちゃんがどんだけ輝けるようになったか、三話分の答え合わせとして、凄くパワーあったしね。ホント可愛いねぇ…。
迷いと挫折感から立ち上がり、自分たちのリスタートポイントを定めた今回。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年8月1日
ここから新たなLiella!がどんな物語を紡いでいくか、大変楽しみです。
色々手がかかったきな子が一本立ちを果たして、他のキャラにカメラ回す余裕も出てきたしな!
ホント早めに頼むよー、葉月恋の逆転ホームランをよー!
”リエラのうた”は、70’s西海岸の香りを漂わせるレースチューン。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年8月1日
ここでもクゥすみがイチャイチャしくさって、存在感がマジデカい。
…バチバチ装ってるくせにペアルックですか、そうですか…。
(画像は”ラブライブ!スーパースター!! 二期”第3話から引用) pic.twitter.com/DrGWRDnzep
こんだけゴリッゴリに推してくると、クゥクゥの帰国爆弾は早めに炸裂して、空港でまーたひと悶着ありそうではある。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年8月1日
何しろ”ラブライブ!”も十年選手、文脈は分厚く絡み合って扱いが難しいが、それの桎梏と軽やかに踊る技芸を見たくて、長期コンテンツ見てる部分もあるしな…。
どうなるか楽しみですね