というわけで今さっき！ トーキョーN◎VAオンラインイベント”かみおふ 第三回”でRLさせていただいたアクトの、プレイレポートを書きたいと思います。
シナリオタイトル：桃花源、最悪最後の日 システム：NOVA-X RL：コバヤシ
ハヤブサさん：御門タクヤ：20代男性：ハイランダー＝ハイランダー◎●コモン 軌道の名門に名を連ねる、お軽い印象の遊び人。ヘラヘラした態度の奥に揺るがぬスタイルを持ち、高貴なる者の責務と実力を武器に、危機を乗り越えていく。
HIZIRIさん：”葉問（イップ・マン）”紅菜昴：48才男性：チャクラ＝チャクラ◎● NOVAの片隅で流行らぬ道場を運営する、冴えない中年男性。その正体は元皇帝指南役として、拳の道を極めた偉人。道を切り開くために必要な魂の強さを拳に宿し、福引当てて迷い込んだリゾートコロニーに生まれた地獄を、真っ直ぐ突き進む。
うさたーんさん：”赤熱の流星（メテオライド）”ミハイル＝ベルンシュタイン：38才男性：レッガー＝レッガー◎クロマク● 数奇な運命に導かれ、ブラックハウンドの捜査協力者をやっている、アスガルドの囚われ人。血みどろの道を突き進んできた元ヤクザとして、暴智兼備のスタイルが鉄火場に唸る。
こんな感じのタフガイ三人が、地獄のるつぼと化したリゾートコロニーに挑み、無事生還を果たしました。大変楽しかったです。
コンベンションなのにクルード＆ランダムシナリオという、かなり攻めたヘンテコセッティングで挑んだわけですが、PLのみなさんもセッションに前のめり、大変熱量高く遊んでいただきました。
PLからのアイデアがどんだけ出るかが大事なシナリオでもあるので、コッチが投げかけた球を豊富な手筋で打ち返し、見事に楽しく寝言を投げつけてもらって、RL冥利に尽きる展開となりました。
ドハデなB級アクションの部分も、そこで終わらないスタイルにまつわる物語もしっかり受け止め、大きく膨らませてくれて、このアクトでしか生まれ得ないお話をみんなで共有し、楽しむことが出来たと思います。
クルードゆえの自由な発想力とか、普段データの都合で見れない面白さとかも存分に暴れて、そのポテンシャルを最大限発揮できた感じもあって、『このセッティングでやってよかったな～』と思えるアクトになりました。
神業だの特技だのチーム内役割だの考えると、色々足かせになる部分をぶっ飛ばしたからこそのダイレクトな表現力が、特に最終盤の神業演出で元気に暴れまわっていて、クルードの可能性を堪能できるアクトとなりました。
NANクルードは昨今のトレンドを踏まえた上で、NOVAのエッセンスを普段よりも自由に、力強く、手軽に味わうことが出来るとても優れたシステムなので、今後も遊んでいきたいなぁ……という気持ち。
というわけで、大変楽しいセッションとなりました。
コンベンションという、他人様の看板がかかる状況でRLするのは幾度やっても緊張するわけですが、それを果たし終えた満足感はやはり何者にも代えがたく、ありがたいことです。
そういう開放感だけでなく、凄くシンプルに良いアクトで、楽しいセッションであったことに感謝しつつ、同卓していただいた方、ありがとうございました。楽しかったです！
