イマワノキワ

TRPGやアニメのことをガンガン書き連ねていくコバヤシのブログ

プレイレポート 22/10/10 ストリテラ『召集、わたし脳内会議!』

今日はカッツェのみんなと、ストリテラで遊びました。

シナリオタイトル:召集、わたし脳内会議! システム:ストリテラ

シェンツさん:”悪魔なわたし”退廃皇帝(デカダンエンペラー):ディストーションがかかっているがCV能登麻美子 ”わたし”の自堕落な自己防衛本能を司り、自分を甘やかしてヤバ行動に走らせる危険な脳内モジュール。極めて危険な本音をぶん回し、理性やルールや筋を司る他のモジュールと脳内ハルマゲドンを幾度も演じる、永遠の悪役。クライマックスにて、失われた母の底なしの優しさが”わたし”に宿った姿だという事が判明(捏造)し、麻美子声ってことになった。

新米くん”不良なわたし”アターシャ:外見10代女性 無限の甘やかし力を誇る悪魔に引っ張られ、何かと自堕落な方向に突っ走りがちな”わたし”が、筋を通し真っ当に生きる微かな意思をかき集めて生まれた、ヤバ人間脳内希望の星。”わたし”のガチクズ力がどんどん跳ね上がる中、必死に真っ直ぐな道をひた走ろうとする健気な少女。

コバヤシ:”天使なわたし”ワタシエル:外見20代男性 ”わたし”の秩序志向を司る脳内モジュールで、二言目には『分かりました、殺しましょう!』と吠えだす過激派。悪魔とのハルマゲドンに勤しむ中で、世のルールに従ってまともに生きようとする健全な部分が表に出てきて、想定より主人公気質のあるキャラになった。

というわけで、こんなヤバ人格達を脳内に飼ってるヤバ人間の、超刺激的スクールデイズを楽しんでいました。
ストリテラは事前に物語的役割を与えられたり、完走するべき物語の筋立てが固定されている訳では無いので、皆が持ち寄った物語の種を相談しながら温めて、面白い方向に発芽させていくことになります。
つまり良くないネタが交じると雑草ボーボーになるのを止められないということでもあり、身内に甘えた超☆グダグダロールプレイが異様な温度で加速していって、5分間ロールしてただけで脳髄パンッパンになる高負荷セッションが暴れ狂うのも、致し方ないことなのです。

最近コンベとか初めましてとか多い感じだったので、溜まっていた脳内のろくでなし粒子が全員いい感じに加速し、寝言の上に寝言がおっ被さるド厨房プレイが大暴れして、大変楽しかったです。ありえないくらい疲れたけど。
一番ノッてる時のサタスペの空気が、最初からフルスロットルで暴れて一時間半の活動限界で収まるの、時間コストと発揮されるパフォーマンスが異様にいい、サウナみたいなTRPGでとても面白かったです。
集まったメンツが露骨にろくでなしのエリートだったので、それを統合した”わたし”も相当なヤバだろ! という話になり、シーンを積み上げるほどにヤバエピソードがどんどん加速していくのも、また楽しかったです。
ここら辺ノーブレーキでガンガン暴れて、お外では出来ないやりたい放題を堪能できるのは、身内のありがたさだなぁ……と思った。

いい感じに最後は収まるよう、コレまでのグダグダが一体どんな意味を持っていたのか、なんかいい感じ風味の真相を捏造しながらお話に決着を付けていく流れも楽しく、短いながらギュッと詰まったセッションを堪能できて、大変面白かったです。
脳を経由せず脊髄から飛び出した寝言のはずなのに、『なるほどそういうことか!』と納得できる所にピースがハマっていくのは、なんだかんだ言いっぱなしで終わらせず、一つの物語をちゃんと共有して収めようという意識が、メンバーに共有されていたからで。
そういう安定性への意識含めて、気持ちよく暴れ心地よい疲労に身を任せれるセッションになって、大変良かったです。

久々のカッツェセッションになったので、前期アニメの話とか、今期アニメの話とか、アークナイツの話とか、ぼんくら話に花が咲いたのも楽しかった。
ストリテラはサクッと濃厚なプレイが出来るので、アフタートークに割ける時間的、精神的余裕が多く取れるのも、たっぷり喋りたい時にはありがたいなー。
そんなわけで、大変楽しいセッションとなりました。同卓していただいた方、ありがとうございました。