ぼっち・ざ・ろっく! を見る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年11月27日
嵐は止まず、観客席は埋まらない。
重苦しい雰囲気に支配された”結束バンド”は、本来の姿を見失っていた。
後藤ひとりの手の中で、龍が悶えて吠えたくる。
ギターヒーロー此処に在り、その音色に顔を上げて、音楽が晴れ間を連れてくる。
その先に、虹がかかるのなら…
そんな感じのタイトル回収! ぼっち・ざ・ろっく完ッ!! な、勝負の第9話である。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年11月27日
ぶっ壊れた自意識とギターを抱え、バンドになることで何かを求めていた少女が一つの答えにたどり着き、それがもう一人の少女の答えとなっていく。
『なるほど…”ぼ虹”だったか…』と思わされる、総決算のエピソード。
ギターヒーロー堂々覚醒のライブシーンでAパートを締めくくり、グダグダな飲み会で空気を和ませつつ、虹夏との対話で物語をまとめる構成も大変良かった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年11月27日
アバンギャルドなダメ人間描写の合間に、きっちり光と闇のエモ演出を挟み込んできた成果が、最後にしっかり燃え上がった感じ。
押し入れの中、たった一人狭い夢をこすり続けてきたぼっちをバンドに引き込み、明るい笑顔でみんなをひっぱてきた虹夏ちゃんが、闇の中に見つけた星。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年11月27日
それが嵐の中沈みかけた時、龍のように吠えてバンドを生き返らせた後藤ひとりは、本物のギターヒーローになったのだ。
腐れちっぽけで見栄坊な自分をようやく伝え、そこから更に踏み出した大きな夢をバンドリーダーと共有することで、”結束バンド”は終わりの先へと進む。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年11月27日
虹夏ちゃんも伝えられていなかった、音楽に挑む理由。
受け取った大事なものを、星より眩しく輝かせる意味。
後藤ひとりが妄想の中勝手に温めていた、借り物の充実とは違うかもしれないが、だからこそぼっちだけのロックンロールが、力強く鳴り響く。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年11月27日
それはひとりではない、ひとりだからこその音楽だ。
そういうモノをぼっちはずっと探してきたし、掴んで手繰り寄せてこの後も、なお走る。
そういうアニメなんだと力強く、ライブパフォーマンスと爆エモ青春演出で語りきれたのは、大変良かったと思います。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年11月27日
焦ることなく時間を使って、腐れ自意識モンスターの青春のたくりを山盛り積み上げてきたことが、”答え”を見つけ共有した爽快感に繋がってた。
というわけで降りしきる大嵐、客は来ないし雰囲気重い、どうするどうなる”結束バンド”! という状況。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年11月27日
すっかり重たいシスコンであることを隠さなくなった店長に、差し出されるハンカチ、酒臭い吐息…大人組の感情も掘り下げると面倒くさそうだな!
(画像は”ぼっち・ざ・ろっく!”第8話より引用) pic.twitter.com/rnXFJGW8RO
大胆な画角に配置されたカメラが、緊張のあまりバロックに歪む空間をうまく切り取り、ちょっとテンションアガってピンクの光柱出した程度じゃ消えてくれない、重苦しい空気を的確に伝える。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年11月27日
BGMも抑えめに、ジワジワぼっち達を包囲する雨音をよく聞かせ、照明も荒天を引き寄せて暗い。
数少ない”結束バンド”の客が嵐を超えて来たのは、後藤ひとりを聞きたいからだ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年11月27日
その特別な信頼が後に覚醒を促し、混信の演奏を少ない客に届けもする。
あんだけ色んな人間にチヤホヤされ、自分を満たされる妄想を抱いていたのに、自分を変えるとき前にいるのは顔の見える、息の聞こえる…
一緒に演奏する、ほんの一握りの仲間だけだ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年11月27日
そういう存在と共にあることが、ぼっちがぼっちじゃなくなる時、決定的に大事なのだろう。
三年閉じこもってきた思い込みを、実地でかち割ることで、後藤ひとりは自分と世界を変えていく。
そこに至るまでの歩みは、時に過剰に狂騒的で、時にリアルに重い
緊張が喉に張り付いて言葉が出てこない、生々しいライブ前の空気感。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年11月27日
スポットライトが灯って、でも心を覆っている重苦しい闇は晴れてくれなくて、演奏は時に走り、時にモタつく。
もどかしく、じれったい、下を向いたままの演奏。
(画像は”ぼっち・ざ・ろっく!”第8話より引用) pic.twitter.com/pQPW83U2B1
第5話で渾身の演奏を見せた”ギターと孤独と蒼い惑星”が、本領を全く発揮できていない様子を示すことで、バンドが何にとらわれているかを克明に示していく。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年11月27日
そうやって弾かれる音楽が客にどう受け止められるか、細やかに観客席を切り取って反響を見せる。
ここまでの描線でも大事にされてきた、圧倒的なクオリティを前提として活写される、ライブの生々しい空気感。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年11月27日
少女たちを縛るままならなさと、超えたいのに超えられないもどかしさはそのまま、後藤ひとりの内側にマグマが溜まっていく様子を、的確に演出する。
ぼっちはライブ前、いつも笑顔な虹夏ちゃんに安心する。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年11月27日
それがきっかけで全てが始まり、全てを救ってくれるはずの免罪符は、しかし湿気た空気に飲み込まれ、奇跡を起こさない。
それは伊地知虹夏という少女を、彼女と自分のバンドを、都合のいい夢ではなく不都合な現実として、見ることを強いる
何もしなきゃ永遠にそのままで、最悪な演奏が流れ続けて、自分が知ってる…自分が信じる”結束バンド”を客には見せられない。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年11月27日
そこで立ち上がって弾けるのは、このステージ上にしか自分しかいなくて、重たく動かない世界が嫌なら、後藤ひとりが吠えるしかない。
虹夏ちゃんは今、自分を助けてくれない。
それを認めて逃げ場を無くすことは、そのまんまかつて自分を助けてくれた伊地知虹夏に、報いる自分を引き寄せることだ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年11月27日
自分のギターが聞きたくて、嵐を超えてきたお姉さんたちに、恥ずかしくない自分になることだ。
かくして、英雄がステージに降り立つ
(画像は”ぼっち・ざ・ろっく!”第8話より引用) pic.twitter.com/F9qMHMDMn0
暴走気味のソロを先走らせて、言葉よりも雄弁に意を伝える。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年11月27日
私達はこんなもんじゃないし、私は負けてない。
アバアバ震えるいつものぼっちじゃ、とても叫べない思いを、三年ずっと引き続けたギターは吠えてくれる。
その音に、酔漢きくりが目を開くのが好きだ。時折、獣の目をするねアンタ…。
プレッシャーと情けなさに背骨がへし折れそうなバンドを、支えられるのは自分だけ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年11月27日
そんな責任感と同時に、ただただ負けたくないエゴが、予定にないソロをぼっちに弾かせたのだと思う。
自意識に、世界に、ずっと負け続けてきたからこそ、ようやく掴んだこのステージではどうしても、負けたくない。
そういう気持ちは圧倒的なテクニックに下支えされ、重苦しい静寂を引き裂いて世界を変えていく。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年11月27日
下を向いて演奏に没頭するぼっちの音に、バンドは顔を上げ、観客も引き寄せられていく。
携帯電話の画面より、面白いものが眼の前にあると理解らせる。
(画像は”ぼっち・ざ・ろっく!”第8話より引用) pic.twitter.com/H5Jh3jGolm
そうしてギターを弾く内に、ぼっちの前髪は上がっていく。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年11月27日
他人の視線に怯え、そこに反射する惨めな自己像に押しつぶされていた少女は、そんな余計なこと考えていられない土壇場に自分を投げ込むことで、一心不乱で眩しい後藤ひとりの素顔を、世界に晒していく。
ぼっちの内的炸裂がどういう音楽を生み、そうして形作られた表現がどう仲間に、観客に響くのか。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年11月27日
視線や息遣いを丁寧に切り取り、非言語コミュニケーションの生々しい質感を大事に作ったステージは、かなり特別で力強い手応えでもって、ギターヒーロの覚醒を描き切る。
後藤ひとりが、どんだけどうしようもない人間なのか。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年11月27日
ダムの実写映像とか、様々前衛的な手法を暴れさせて描いてきた”今”の手応えが見てる側にあればこそ、溜め込んだ火薬が自意識をふっ飛ばし、バンドを蘇らせる体温にも説得力が出る。
今ぼっちが弾いたことで、”結束バンド”は何を超えたのか。
何が繋がって、後藤ひとりは何を得たのか。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年11月27日
言葉にしないからこそその輪郭をしっかり掴めるものが、ライブシーンに満ちていた。
その手触りはまさに”Live”であり、クオリティの大変正しいブン回し方だと思う。
視線と息遣いを上手く描けると、青春と百合はそらー上手いわな…。
ぼっちは弾き終わってから、自分が巻き起こした嵐に気づく。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年11月27日
考えるより先に体が動いたのは、ロックンロールに必要な怒りが燃えて、考えすぎなクソぼっちを突き動かしたからだ。
それで救われたバンドリーダーは、汗だくで微笑む。キレイや虹夏ちゃん…。
(画像は”ぼっち・ざ・ろっく!”第8話より引用) pic.twitter.com/KWSFcfcxa7
後藤ひとりが腐れダメ人間なりに人生の一歩を踏み出し、かけがえない誰かの手を取って進む度に、このアニメは闇に輝く光を写してきた。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年11月27日
初めて”STARRY”の階段を上がって、星空を見上げた時。
観客は敵じゃなくて、喜ばせるべき仲間だと教えてもらった、金沢八景の路上ライブ。
それより少しスケール大きく、台風一過の青空を写すことで、ここで後藤ひとりが成し遂げた変化の意味をしっかり刻むのも、大変このアニメらしい筆だと思う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年11月27日
それは『クソヤバ人間なりに頑張った』つう贔屓目ではなく、バンドの窮地を救う、文句なしの英雄的一歩だかんね。
ぼっちが虹夏ちゃんに助けてもらうのを待たずに、一人先走って重苦しい不自由をぶっ壊しに行ったの、俺は凄く好きで。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年11月27日
それは『いつでも笑顔で、何でも助けてくれる』神様としての維持血虹夏を、それに救われるだけの後藤ひとりを、後藤ひとり自身がカチ割る行為でもある。
自分を孤独から救ってくれた虹夏ちゃんだって出来ないことがあって、動けない辛さに縛られて、でも今の自分は、それを助けることが出来る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年11月27日
そう信じられる後藤ひとりに、虹夏ちゃん達に見守られて自分を育てたから、あそこでぼっちは弾きに行ったわけじゃない。
そうして対等な距離感に踏み出したからこそ、虹夏ちゃんはあの時言わなかった”本当”を告げてくれるし、バンドはこれからも続く。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年11月27日
そういう変化と激情と優しさを、受け止めてくれる特別な器として、ロックンロールは役目を果たす。
そういうライブでもあった。とても良かった。
戦い終わって日が暮れて、今日もお酒が美味しいです。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年11月27日
渾身のライブシーンを終えて、いい塩梅に空気が抜けた居酒屋、ダイナシな笑いがむしろ心地よい。
下らない笑えるのは、人生の大勝負に確かに勝ちきった証明だ。
(画像は”ぼっち・ざ・ろっく!”第8話より引用) pic.twitter.com/Zwdh0aymPN
宴会最初はいつものピカピカっぷりを発揮してた喜多ちゃんが、場の空気に当てられてドンドングダグダに腐っていく様子とか、突如画風が180度切り替わって、楽しいだけじゃない人生交差点っぷりがぼっちを震わせたりとか、大変いい感じのダイナシであった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年11月27日
贅を尽くしたやりたい放題、浴びて心地よい
同時に人生予備校としての飲み会の良さ、先輩の有り難さみたいのも上手く描かれていて、わざわざ机を回り込んで『ぼっちのフライドポテト』食いに来るきくり、あまりに後藤が好きすぎる…。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年11月27日
成功に呪われ、イメージに踊らされて弾く音楽は、時に人間を壊す。
酒で人生壊してる女の一言は、案外重い。
浅はかな理想像と情けない現実のギャップに轢き殺されて、押し入れの限界人間続けてきたぼっちにとって、『今、あるがままに弾け』という先輩からのアドバイスは、凄く的確だと思う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年11月27日
同時にそれがとても難しいから、バンド辞めたりアルコールに依存したりするわけだが。
それでも”STARRY”という揺り籠の中、キモくて不格好な後藤ひとりを見守ってくれる人たちは、あるがままの後藤ひとりが好きである。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年11月27日
そして剥き出し生身の後藤ひとりには、結構大したことが出来るのだと証明したのが、今回のライブだったりもする。
この経験を経て、少女はどこまで翔ぶのか。楽しみだ。
気づけば宴席を離れていた虹夏ちゃんにぼっちが気づくのも、やっぱいつでも自分を助けてくれる女神様じゃなくて、動けなくなることだってあるただの人間として、彼女を見れるようになったからだと思う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年11月27日
そうして進みだした先に、揺れる複雑な明暗。
(画像は”ぼっち・ざ・ろっく!”第8話より引用) pic.twitter.com/MfGnTGvoiU
ぼっちの視界を塞いできた暗さと、無縁に思えた虹夏だって、重たいものを背負ってバンドを続けている。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年11月27日
その一員として、すがるように後藤ひとりの手を取って、姉が自分に差し出してくれた夢を護っている。
友だちが教えてくれた、バンドを続ける理由が、ぼっちの影を晴らしていく。
演奏時豊かにライブを満たしていた、視線と手触りの意味論的空間。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年11月27日
それは二人きりの夜においては、顔にかかる光と闇のバランスでもって、言葉にならない微細な心理を切り取ってくる。
第5話、自販機の前で展開された劇的空間…その直系と言えるか。https://t.co/cviZkrP1UH
あの時は『まだ秘密ッ!』だったものが震える弱さとともに曝け出され、それを支えてくれた嬉しさとともに手渡されて、後藤ひとりは顔を上げる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年11月27日
影はいつでも付きまとうけど、もう全部を覆い隠すほどじゃない。
眼の前に何があるのか、ちゃんと見える
(画像は”ぼっち・ざ・ろっく!”第8話より引用) pic.twitter.com/NJNcUdmMrZ
重苦しい空気に引きずり落とされそうだった演奏を、ぼっちのソロが引っ張り上げた時、虹夏ちゃんの顔にかかった影を晴らせるのは、後藤ひとり一人だった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年11月27日
救いの天使のお仕事は、誰か一人に押し付けるものではなく、順番にお互い様やっていけばいい。
伊地知虹夏の天使に、あの時ぼっちは成れたのだ。
自分の人間的な弱さを受け止めてくれる、特別な英雄の力強さをぼっちが魅せてくれたから、虹夏ちゃんも自分の抱えていたものを、ようやく預けた感じもある。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年11月27日
その生々しい計算高さが、便利な記号で終わらないキャラクターの息吹を伝えて、俺は嬉しかったりする。
もっとズルくなれ…伊地知虹夏ッ!
同時に虹夏ちゃんがぶっちぎり下北の大天使であるのも事実で、ぼっちが今日成し遂げたキセキに名前を付けて、これからもフラフラ自意識に迷うだろうクソアマ人生の杖として”ぼっち・ざ・ろっく”を差し出したのは、あんまりにも偉大な行いである。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年11月27日
これがありゃ、揺れても間違えることはねぇだろ…。
ぼっちのヤバ行動は、他人に認められるくらい優れた自分でありたい妄念と、それが叶わない現実との境目から漏れ出している。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年11月27日
でも今回虹夏ちゃんの震えを演奏で止め、顔を上げさせ共に曲を奏で、誰かの力になれる自分を確かに掴んだことで、そのギャップは少し埋まった。
ずっと憧れて、その夢に自家中毒してきた”為りたい自分”へ堂々踏み出して、鳴り響くロックンロールで誰かの夢を守れたのだ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年11月27日
それは凄いことなんだよ、と。
だから一緒に、夢を叶えようよ、と。
笑顔で告げてくれる少女が隣りにいることが、後藤ひとりの人生をどれだけ救うのか。
そうして仮想のギターヒーローと、現実の後藤ひとりが重なっていく事が、伊地知虹夏の譲れぬ夢に、どれだけ助けとなるのか。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年11月27日
雨上がりの爽やかさに、かけがえない青春が力強く響くエピソードとなりました。
かなりキテるな…思い返せば、出会いからして運命ではあったからな…。
この覚醒に至るまで、散々恥ずかしい身悶えを繰り返し、悪霊に取りつかれゲロを吐き散らして、等身大…ですらない生々しいヤバっぷりを楽しく描いてきたからこそ、ぼっちが真実ぼっちじゃなくなる瞬間は。嘘なく眩しい。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年11月27日
(画像は”ぼっち・ざ・ろっく!”第8話より引用) pic.twitter.com/0PEpeCYEGO
ぼっちの奮戦が守った虹夏ちゃんの笑顔が、確かにこのダメダメ女にとっても救いの光で、一緒にロックンロールしていく事で自分を覆ってた影が削れて、真っ直ぐ顔を上げて人生に挑める事実を、ラストカットは豊かに語る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年11月27日
生きてりゃ、惨めさや不条理の影は長く伸びてくる。
それに飲み込まれて動けぬものも、それを振りちぎって夢を追う者も、人間色々ある。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年11月27日
そんなバラバラの音をつなぎ合わせて、お互いの光を救いと求めて、”結束バンド”は駆けていく。
行くぞ江ノ島水着回ッ!
まるでキラキラ青春きららアニメみたいだぁ…。
次回も楽しみですね!!