日曜日は久方ぶりにシンジュクに出て、久方ぶりに五人でTRPGしたよ。久方ぶりの歌舞伎町は、なんだか雑然とした相変わらずの空気だったよ。
シナリオタイトル:ロスト・ブラッドライン システム:BBT GM:シェンツさん
ライドくん:”闇斬丸”各務真:33才男性:アタッカー:魔剣 妻と子供、そして平穏な生活を魔物に奪われ、魔剣の人鞘となることで命を繋いだ男。冴えない探偵をしつつも、復讐の炎と斬撃への渇きが燻るハードボイルド。魔剣の囁きに引っ張られたり戻ってきたり。
ショージくん:”キリングジョーク”花田千花:外見15才女性:アタッカー:グラップラー/魔剣/地獄の道化師 肉体変化式格闘術を使いこなすデーモン。殺戮系ジョークを好み、難しいことは分からないが取り合えず笑わせようとするバカ。
田中くん:”ヒグマ刑事”熊野平介:28才男性:ディフェンダー:人狼 北陸の山奥から出てきた熊の土地神。ワイルドなパワーに溢れる巨体を、市民を守る盾と変え、どっこい生きている亜人刑事叙情派。昭和伝奇系の太い男。
Braveoneさん:”リュシフェルの花婿”カルラ・X・魔天楼:20代男性:サポーター:守護者使い/神族 稀代の天才退魔師として名を馳せていたが、リュシフェルの魂の欠片に出会い、愛に生きることを誓ったデモンブライド。堕天使が俺にもっと輝けと囁いている系。
コバヤシ:”合成人間拾五号”狗堂ジューゴ:外見10代男性:アタッカー:グラップラー/造られし怪物 MMM謹製のキメラ。逃げ出した街角でボクシングに出会い、拳を極めるため命を燃やすことを誓った健康優良不良少年。
シェンツさんオリジナルの、始祖級吸血鬼と闘うシナリオでした。BBTでは現状サポートの薄いドミニオンやアポスルといった、懐かしくも力強い要素をフューチャーし、BBTにしか出来ない大ピンチ感を楽しめるシナリオでした。世界そのものが敵っていう状況は、やはり萌え萌えしますね。そして、細かい状況の整合性がしっかり取れていて、感心することしきり。
ライドくんの安定性がすごくて、エゴと絆の間で揺れ動きつつ、危うい綱渡りをするBBT特有のロール感覚が非常に鋭いものだなと感じました。周りの安定性がなくなると、丁寧に発言権を手に入れてロールを投げ、卓上のバランスを取り戻してくれる動きも素晴らしかった。他のメンバーもシナリオをとても楽しんでいて、12月の新サプリへの期待が否応なく高まる、イイセッションでした。