イマワノキワ

TRPGやアニメのことをガンガン書き連ねていくコバヤシのブログ

2005-11-01から1ヶ月間の記事一覧

まじかるストロベリィ 2

まつもと剛志、白泉社。と、いうわけで、マンガ界で一番カオスなヤングアニマル本誌(カラテ拳闘技から女装少年まで!)の一服の清涼剤です。や、ただすっきりと毒がないだけではなく、自分から足を運びたくなる柔らかな魅力に溢れているわけですが。 今回は…

年上ノ彼女 3

甘詰留太、白泉社。というわけで甘詰。やっぱりこの人のどこが好きかって言われれば、まず何より絵、なんだなぁ。やっぱりこの人の書く女の人の表情は、正直エロい。一般に行ってあまりスロットル振り切れてないみたいな感じも正直有るけど、インクとトーン…

Fate/hollow ataraxia

つーわけで達成率100%到達、と。 ネタバレ感想をするので、読みたい人は

Fate/hollow ataraxia

もぞもぞとプレイ中。現在20週目。そろそろエンディングが見えてきたかなって感じ。それにしたって、ランサーの兄貴はあいもかわらずカッコイイ。そして三人娘の地味で貧乏は細やかにフラグ立てるなぁ。素敵だ。あと「八番目の男」の株は相変わらず上昇。…

Fate/hollow ataraxia

心優しきONIKAマンが貸してくれたのでもりもりやっております。現在十三周目。わっはは、オモロ! 個人的にはヒロインズより脇のキャラの動きが面白い。カズナリのホモーリなマニューバとか、三人娘の個性溢れるエピソードとか、葛キャス夫妻のラブリーな生…

スタまにシリーズ 少女革命ウテナ

ウテナの歌モノ音源がほぼ大体詰まって1500円というとってもリーズナブルなCD。これでエヴァも出てくれていれば完璧だったんですが、そこまでは望むまい。ともかく、僕はウテナが大好きなので、この値段でこの内容は大大満足です。素晴らしい。ウテナ…

つうわけで昨日は

カッツェでN◎VAだったよん。今までのN◎VAシーンを形作ったといっても過言ではないSSS、ラストです。シナリオタイトル:月は無慈悲な夜の女王/世界の中心で愛を叫んだけもの RL:オレ システム:N◎VA−D赤目君:イスカ:外見10代男性:ヒルコ=ヒルコ…

足洗邸の住人 5

みなぎ徳一、GUMCOMICS。和風超人伝奇マンガ、一年ぶりの新刊です。ダイダラ死闘編も新キャラの復活に足洗住人の奮闘と、新たな局面って言う感じ。オルツィ復活は正直に嬉しい感じ。あいもかわらずキャラに魅力があって、かつ設定が重たくも正確なので、ぐい…

ナイン・ストーリーズ

J・D・サリンジャー、新潮文庫。SAC1stの「笑い男」の元ネタが収録されている、サリンジャーの短編集。とにかく怜悧で繊細、的確。サリンジャー特有のシニカルでありながら、もしくはシニカルであるが故に正確に人生を切り取ってくる言葉の数々が、短編と…

エウレカセブン

ジジイー!! はぁー、よかった……MAJIドキドキですよ。プリティリーグ並み。VSアネモネ二回戦、デューイインパクト二回目、TYPE−0セカンドバージョンと二回目がテーマになった今回ですが、完全にハード&ソリッドの方向に舵を取った感じです。ずっとドキド…

Blood+

なにこのヴェトナム・リリアン(挨拶) というわけでワールドツアー第一弾、ヴェトナム編開始です。いや、グレー×ホワイトのバオザイ制服、可愛いですね。あと同室のメガネ娘に即座にCQBを迫るあたり、小夜はホントに零距離戦闘が好きだなと思いました。ハジ…

セイザーX

今回は人目はばからず大笑いしました。やっぱり敵の三将軍はバカだなぁ。ていうか赤い人のバカツンぶりが色々たまらないです。「背後からきるのは〜」を「心配なんてしてないんだからね!」に変換しても通用しそうなあたり、スペック高いですね。ゴルトまで…

青の歴史

ミシェル・パストゥロー、筑摩書房。「青」という色に関する歴史書。いや、とにかくまず博識の本である。西欧において「青」がたどった歴史を纏め上げるために使用される知識は歴史学、美学、美術史、宗教学、経済学など多岐にわたり、しかもそのどれもが非…

ヘアカット

つうわけで髪きりました。二ヶ月という短いスパンなんですが、オレは髪が伸びるの早いっぽくて、すっぱりと。だって眉にかかるんだもん。まぁいつものライオン246店で綺麗にしてもらいました。うん。よろしい。でも「足洗邸」は売ってない。やはり文化の…

いつのまにやら

はてな日記の来訪者数が五万を超えておりました。味のない書評ばかりが載る偏ったページですが、来訪していただいた方全てに感謝しています。どうもありがとう。 この後もだらだらと、味なく続けていきます。それとはなしに見守っていただければ望外の幸せで…

東京赤ずきん 3

玉置勉強、幻冬社コミックス。エロでグロでヴァイオレンスでスカムでトラッシュな、玉置勉強暗黒絵巻の新刊ですよ。いや、あいも変わらずのキれっぷりで。今回はもりもり設定でましたのう。敵対組織も新たな局面ですし、どう纏めるかも楽しみ。今回の小ネタ…

ディアスポラの知識人

周蕾、青土社。中国学、文化の政治学を用いた論文集。強力な本である。筆者は香港生まれ、女性、高インテリ層、カルフォルニア在住の中国学者という自分を強烈に意識しながら、オリエンタリズム的な「ネイティブ」の消費、「他者」の消費、自己の位置に無意…

Comic LO 22

は、パンキッシュなぶち切れ系エロ漫画雑誌、LOを買ってまいりました。今週は執筆陣が全員ほぼ安定なので買って満足。町田ひらくは相変わらずキれてんなぁ。そして久々の宮内由香はとにかく巧い。LOはキレてる作家をキレてる編集が纏めてる変な雑誌なの…

灰とダイヤモンド

アンジェイェフスキ、岩波文庫。歴史的名作ながら、恥ずかしいことに読んでいなかったのでいまさら読書。さて、困った。面白いのである。この小説はまごうことなき強烈な文学作品だ。ポーランド文学であり、収容所文学であり、戦後文学であり、青春文学であ…

ネギま!

つうわけでクウネル戦。やっぱり前回詰め込んだのは今回で大ゴマ使うための布石か。長かったまほら武闘大会編も次で一端ピリオド。アンケート順位はばりっと上がったらしいので、今後の展開とかは色々気になるなぁ。 しかし、アルビレオか。アルビオンはドー…

おおきく振りかぶって

ひぐちアサ、講談社。つーわけでアフターヌーンの高校野球マンガ。ついに夏大会が開始! 相手は前回優勝高! MAJIピンチ! というまぁわりと「よくある」状況なんですが、描写が地味かつ丁寧なので、じんわりと激しく面白い。矛盾した表現ですが、遅くて…

イスタンブル

長場紘、慶応大学出版会。あまたの名前を持ち、ギリシア時代からの要衝だったイスタンブルについての細密な紹介書。とにかく、判りやすい。地理的な旅行ガイドにありがちなお軽い空気は一切なく、重厚で濃厚な歴史的事実や、流麗かつ適切な表現で描写される…

鋼の錬金術師 12

荒川弘、スクウェアエニックス。というわけで、ガンガン唯一の看板です。そして日本マンガ界が誇る至宝です。今回はギリギリとバトルだったわけですが、ウェンリィといいランファンといい、とにかく女性が強い。本当にかっこいいです。「出し抜いてやったぞ…

トップをねらえ2! 4

ようやく見れました。うお、うおおぉぉ? 今週のエウレカのショックも覚めやらぬまま、すっげぇアニメを見ちゃいました。今までの複線と助走を全部使い切り、究極の絵を手に入れて、まさに衝撃の急展開。人はバカスカ死ぬわ宇宙はピンチだわノノは覚醒するわ…

英国ヴィクトリア朝のキッチン

ジェニファー・デイヴィーズ、彩流社。同名のBBCの番組を本に纏めたもの。いや、素晴らしい。そのタイトルのとおり、ヴィクトリア時代の貴族や中産階級のキッチン・食卓上について述べている本なのだが。使用する機材からキッチンの手入れの仕方、使用す…

エウレカセブン

あわわわ。色々詰まりすぎて困った三十分ですが、とりあえず序盤の夫婦マニューバが大嘘じみた怒涛の展開。アゲハ隊コエー、デューイコエー、コーラリアンコエー。みんなこええよ。大惨事だよ。本気で。つまりは本格的に月光号VSデューイVSコーラリアン…

BLOOD+

つうわけでワールドツアー編に入る前のワンテンポ。とはいうものの、演出が細やかで、あと各員の心理描写が丁寧だったので凄くよかったです。とくに兄貴がヘタレの汚名を返上するナイスマニューバで、見ていて爽快でした。それにしても、ハジはいい加減真っ…

鉄のラインバレル 1&2

清水栄一&下口智弘、秋田書店。「二巻が出たら買おう」と心に決めていたロボットマンガ。YAVA……オモロ……!!(黒野さんの技をコピー) ロボットアクションが重く描けているのがまずいいんですが、矢島が凄すぎ。暴れん坊天狗な主人公に、ヒーローとして…

シグルイ 5

山口貴由&南条範夫、秋田書店。と、言うわけで今日本で一番エッヂなマンガです。ナニが凄いって、面白くない「コマ」が、ない。話とか、ページじゃなくて、コマ単位、マンガの細胞単位で張り詰めて面白い。凄まじい漫画だ。全編見所、ノンストップ残虐絵巻…

天啓の器

笠井潔、双葉社。もしくは「ザ・ヒヌマ・マーダー」 さてはて、メタミステリなのか、メタ小説なのか、それとも文壇小説なのか。そのどれとも判別のつきにくい、入り組んだ小説である。創作と言う行為の「中国製の木箱」の無限構造をテーマに、ミステリの形を…