イマワノキワ

TRPGやアニメのことをガンガン書き連ねていくコバヤシのブログ

Gangsta:第9話『SIBLINGS』感想

超人ヤクザが命の取り合いをするお話、九回目は前回の楽園風味が嘘のような血みどろ展開。
24分間ほとんど殺し合いしてた気がする、濃厚なアクション回でした。

サブタイトルはアレックスの弟のことだと思ってたけど、ダニーの妹も込みなようで、身内で殺しあうイヤーな展開の予感。
作画がちょっとへにょりとしたものの、全くもって許容範囲内である。

『あー、世の中なんとかなると思った? 歌って明るい未来とか思った? そう言うのないから、ないない』とばかりに、前回見せた希望を血で塗りつぶす今回の展開。
思いの外トワイライツ狩りが強くて、何回横殴りが発生したのか判んないくらい、色んな勢力が入り乱れていた。
つーかニック、あんたブースター込みでのA等級だったのね。
あとワイヤーの人、出る作品間違えてね? DTBとかの方が向いてね?

暴力の嵐の中でも女は強くて、お嬢もアレックスも怯むことなく戦ってました。
ヤクザの頭張ってるお嬢はともかく、アレックスはトラウマを克服したのか、はたまたそんなこと言ってる場合じゃないから頑張ったのか。
弟くんが敵に回っているので、トラウマ更に刺激されそうだなぁ……。

このお話派手なアクションがない方が内面描写は進む傾向にあり、今回もこころの柔らかい部分はそんなに描写されず。
ただ、トワイライツ狩りのカラクリはだいたい見えてきて、差別主義者のコルシュカ組にモンロー組の裏切り者が乗っかる格好です。
バレたら全面抗争になりそうな火種だけど、バレないようにやり切るつもりなのか、バラして大火事引き起こすのが狙いか、どっちだろうね。
欲望だけではなく因縁も色々絡まっているので、どっちに転んでも酷いことになりそうです……このお話じゃ、いつものことだけど。