SB69#を見る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2016年12月18日
綺麗にまとまったような、力技でなんとかまとめたような、なんともいい難い最終話となったが、不思議と満足感もある。
一期で取り逃がした要素を拾った中盤の仕上がりに比べ、話をまとめる終盤でややガタピシした感じを受ける展開だった。
やっぱ闇の女王が物語をまとめ上げる装置としてやや弱く、個別で繋がりを持っているキャラが前面に立たない結果、モノローグを使って自力でまとめ上げてしまった感じに。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2016年12月18日
プラズマジカやシンガンの音楽が活きる描写はいいが、それを最大限活かすためには、後出しに見えるココではなく事前に見たかった
マネジとして接点があるアルカレがヒロイックに出てきてもいい流れだったと思うが、物分りよく自分の物語を終えて口を出さない感じに。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2016年12月18日
あくまで主人公たるシアンが最後をまとめる感じにしたかったのかもしれないが、もうちょっと主張しても良かったかなと個人的には感じた。
一期で綺麗に終わった物語を再始動させるための装置として、闇の女王を割り切る姿勢はスムースな進行に寄与していたが、同時に彼女のキャラから分厚さを奪ってもいたのだろうか。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2016年12月18日
その結果、アマテラストやライオン兄妹、ロージアの成長などを描くスペースが生まれたのだから一長一短ではあろうが。
あと、コミックリリーフとしての社長を便利に使いすぎだし、肝心な所で身を引いてしまう形にもなっていた。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2016年12月18日
確かに社長は良いキャラなんだが、お話の決着が付くタイミングで目立ちすぎると、直球で勝負する感じが薄れてしまい、クライマックスの盛り上がりが笑いと一緒に逃げていく感じを受けた。
クライマックスの弱さを3Dライブの強さで補うことが出来たら良かったんだろうが、最終戦は体力が枯れた感じに。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2016年12月18日
相当しんどい制作状況だろうな、とは見ていても感じたので、ないものねだりではあるのだが、無理筋を強引なパワーに変える意味でも、絵の説得力が欲しい所だった。
闇の女王の変化を全てセリフに起こし、視聴者に推察させるのではなく、全部説明してしまう形になったのも、絵のパワーに頼れない結果の苦肉の策だろうか。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2016年12月18日
言われなくても判るほうが、彼女の変節≒物語の終わりにも納得がいったと思うけども、そのために必要なカロリーを捻出できなかったのかなぁ。
とまれ、一期最終決戦ではシアン一本槍(+ダルマの暴力)だったクライマックスが、横幅広いものに変わっていたのは、# っぽい〆方だったと思う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2016年12月18日
個人の物語を終えて完成している主人公を過度に目立たせず、〆る所〆る方向でまとめてきたのは、二期の好きなところです。
終わってみると、一期で語りきれなかった部分を的確に捉え表現した各話の仕上がりと、やや形だけまとめて終わらせた感じの残る全体の仕上がりに、大きなギャップを感じる最終話となりました。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2016年12月18日
準備期間やらイロイロ厳しかったんかな、と思わなくもないが、個別のキャラの見せ方は非常に良かった。
結局僕はミディシティに住んでいる奴らが好きだし、その気持と重なるように、キャラを大事にしてくれた# のことも好きです。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2016年12月18日
大枠のまとめ方も全てにおいて完璧です! と胸を張ってはいえないけれども、いいアニメだったと思います。ありがとうございました、お疲れ様でした。