グランブルーファンタジーを見る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年6月24日
あり得たかもしれないもう一つの可能性。ランクの暴力、積み上げたレアキャラの分厚さ。ノールックで帝国兵をボッ倒せるパワード主人公の剛烈無双物語、始まります!
そんな感じのエクストララウンド。正しく、本編あっての番外編であった。
開幕凄い勢いで過去が捏造されていく様子は大粛清時代のソ連か、劇場版禁書の巨大タワーのようであったが、大人数でワイワイガヤガヤ、緩やかに楽しく進んでいく様子は新鮮な楽しさだった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年6月24日
グランくんは常にしっかりカッチリだったので、こういう『抜きの楽しさ』を補填するのはグッドな番外編だ。
バッチリランクを上げ、ジェダイ騎士みたいな無双っぷりを見せつける主人公。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年6月24日
ガチャガン回しの結果、過剰なほどに積み重ねられた戦力。
闘争がピンチとして機能しない余裕は、ソーシャルゲームのリアリティをアニメに持ち込んだ結果とも言える。水着以上にファンサービス的というか。
ぶっちゃけ僕は今回出てきたキャラはほっとんど分かんないし、あれが本編だと色々しんどかったと思う。置いてけぼりにされている感じというか。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年6月24日
実力も人数も抑え、グランくんと数少ない仲間たちをじっくり彫り、じっくり進める。『アニメが初めて』な視聴者をメインに据えた本編の強さが、今回見える
しかしこれは12話ちゃんとやった後のバカンス。お遊びであり、『本編カッチリなのもおもしれぇけど、俺のやってるソシャゲとはちょっと違うかもなぁ…』という違和感を覚えた別のファン層へのアンサーであろう。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年6月24日
これもまた、グランブルーファンタジーのアニメだし、そういう報い方は偉いなぁと思う
たっぷり王道フルコース、歯ごたえと物語的栄養をみっしりと詰め込んで進んできた、ゼロからの本編。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年6月24日
ライトな食感と多彩なキャラクター、賑やかで元気でポップに進んでいく、既存ファン向けの番外編。
デザートの爽やかさはコースの充実感があってのことだし、お菓子だけでお腹いっぱいにはしない。
1クールのラストにこれを持ってきたことで、グランくんを主軸に据えてどっしりと進めてきたシリーズ構成の妙味、そこで(必然的に)取りこぼしたものの楽しさを確認できたのは、とても面白いことだと思う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年6月24日
構成的に絶妙というだけではなく、単純に面白かった。女の子たち可愛いし、テンポも良かった
シンプルに楽しい。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年6月24日
作画や演出、お話の組み立てやキャラの立て方と、いろんなものに目を配ってきたグラブルアニメだけども、それらは全てそこに集約する。
巧さは楽しさのためにあるのであって、巧さのための巧さは余計な荷物。健全な意識が端まで行き届いていたからこそ、この話はあくまで番外編だ
人数多めでポップで楽しい。ピンチを利用してシリアスに物語とキャラクターを掘るのではなく、あまりにもゴリラな無双パワーをギャグに変えていく。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年6月24日
そういうのは、水着の新規設定を起こし一話使うほどに楽しく、良いものだ。しかし、主筋を任せられるほどタフではない。
そういう判断が、12話+EX1の並びにはあると思う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年6月24日
『アニメが初めて』の視聴者としては、それは大いに成功していたと思う。既存ファンへのサービスを睨みつつも、あくまでメインはグランの成長物語であり、ルリアがヒロインとなるベーシックなお話。
王道で新規層を引き込む戦略は大成功だった
少なくとも僕は、グラブルアニメがとても面白かったし、グランくんと仲間たちがとても好きになった。いいアニメだったなぁ…。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年6月24日
グラブルアニメのこの後がどうなるかは、サッパリ分かりません。が、気持ちのいい彼らともう一度会いたいと、今は思います。たいへん楽しませていただきました、ありがとう