ハイスコアガールを見る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年9月15日
あの決定的な敗戦から数ヶ月、ハルオを置き去りに世界は時計の針を進めていた…ってほどドラマチックでもない、ハイスコ高校編開始ッ! なお話。
日高さんは髪を伸ばし、恋でも格ゲーでもグイグイ来るように。来すぎて地雷原爆走中だ! 男同級生も可愛いぞ!!
つうわけで、学校離れたけども仲良しないつものメンバー(大野さん除く)をじっくり書く、高校編ビギニングである。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年9月15日
格ゲーマーとしての、そして少女としての日高さんの成長を描き、そんな彼女のゲーマー部分しか感覚できないハルオの愛すべきにぶちんバカっぷりを、コミカルの走るエピソード。
とにっかく日高さんがバリバリ押し込んできていて、ルックスも表情も圧力も一気に剥けた。剥けすぎて加減間違えて、ハルオのゲーマースイッチ押しちゃった結果、望んでたラブコメ路線からは大きく脱線してしまった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年9月15日
ゲームのために女を求める少年と、男のためにゲームを使う女。平行線にしかならねぇ
日高さんはハルオとのコミュニケーションを、"恋"のレベルに乗っけるためのメディアとして、格ゲー強くなった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年9月15日
あの斬空重ね足払いの切れ味、ファイナルガーディアンでCPUパイロンに相打ち勝利取るクレバーさ…相当である。(中のミカド勢が)
日高さんの謎な選択には後出しでしか解らないラインが一つ通ってて、『SではないけどAキャラ』なところ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年9月15日
何らか強みがあって、バランスよくゲームに参加できてるキャラを嗅ぎつける嗅覚が、多分鋭いのだ。強すぎてゲームに飽きるキャラは使わない所が、また上手い。
レバーとボタン関わらないところで"センス"を見せる描写、結構好きだが、そんな天性のゲームセンスをフル稼働し、日高さんはゲームバカの領域に上がり込む権利を得た。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年9月15日
勢いが付きすぎて、ナマッてたハルオを押し出し寄り切り空回りしてしまうところが、日高さんらしい。
聖人級の人間力を持つ宮尾は、状況を俯瞰で完全に読み切り、それとなくアシストできる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年9月15日
しかしゲームバカのハルオには、日高さんのアプローチは"格下が下剋上してきやがった"以外の何者でもない。照れ屋の女の子が、恋文の代わりにESマイトランチャー撃ってきたとは気づけないのだ。
まぁ『誰が気づけんねん!』というアプローチではあるが、そこら辺のセンサーは相変わらずショボショボである。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年9月15日
学ラン着て、態度がちょっと蓮っ葉になって、ハルオは更に可愛くなった。日高さんの"艶"も見事に演技されてたし、ほんと声優陣がいいアニメだぜ。
そんな二人のすれ違いは、闘志の正面衝突となって荒れ狂い、"豪指の"ハルオ大復活…後大往生である。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年9月15日
ちっと家庭用で修行したところで、受験でナマッたゲームセンスが戻るわけもねぇか。ナマるほど、本気で勉強してたってことでオッサンとしては軽く涙であるが。いやー頑張ったよハルオくん。
ここで日高さんがガチ勢の実力を付けたことは、ゲームで繋がる特別な二人への挑戦権を手に入れたことをも意味する。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年9月15日
その衝突が両替機の前で火花を散らし、次回どうなる…! というところでヒキである。大野さんの出番を抑え、タメてタメた分、期待をもたせるヒキとなった。
青春ボーイにもモテモテ、才能にも溢れる日高さんは、ゲームがなくても生きていける。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年9月15日
しかし大野さんは、劣等感をゲームで跳ね返してサバイブしてるハルオとはまた別の意味で、ゲームがなければ生きていけない。"家"に押し潰された無言の叫びは、ザンギのスクリューでしか飛び出せないのだ。
他の何かを手に入れるための、"ツール"としてゲームを見るか。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年9月15日
自己表現のための唯一の"メディア"としてゲームを見るか。
どっちが正解ということはないが、ことハルオとの魂の距離感、共鳴の強さという意味では、この違いは大きい。
そんなことは、賢い日高さんは薄々感づいてはいるが、それでも好きなら諦める手はないのだ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年9月15日
勝つためには打てる手を打つ、待ちハメ当て投げ永パなんでもアリのガムシャラストロングスタイル。それが運命で惹かれ合った黒髪の少女に、どこまで通用するか。次回、ラウンド1ファイ! である。
いい加減鈍感ゲームバカに振り向いてもらうのを待つのではなく、空回りでも間違いでも踏み込んで、自分からメッセージを出す。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年9月15日
日高さんのバトルスタイルが大きく変化したのが、高校編最大のチェンジであろうか。がんばれ、負けるな、日高さん。相手強すぎる上に、標的との相性良すぎだけども。
一方ハルオの環境もちょっと変わって、小学校時代の同級生、土井くんがクラスメイトに。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年9月15日
学ランボーイが三人集まって、ざっくばらんにキャッキャしている姿は、筐体でうごめく名作奇作以上にノスタルジーをそそる、良いもんだった。
男の子かわいいの良いよね、このアニメ。
とにかく宮尾の人間力が圧倒的で、早乙女好雄や佐藤雅史を遥かに上回る好人物親友キャラだった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年9月15日
ハルオが人間関係センサーニブいことで作品が成り立ってるんで、敏い宮尾が状況を整理し、視聴者の代弁するのはスゲー大事なんだよね。的確に言語化してくれて、見ててイライラしない。
日高さんが踏み込みすぎて大失敗してるところを、的確にブレーキかけて最適距離保っている所が、人間性能高いなぁと思う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年9月15日
よく見てるし、的確に喋るし、必要なときだけ前に出る。主役の軌道修正役も担当できる、大事なキャラだ。そういうキャラが好感度高いのは、やっぱいいお話だと思うね。
二人の格ゲー猛者、二人の可愛い女の子に挟まれ、波乱万丈のハイスクールライフが約束されているハルオ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年9月15日
光の宮尾と闇の土井、二人の気持ちいい親友を確保できたのは、なかなかいい滑り出しだと思った。このアニメの"オトコノコ"の書き方が好きなんよね、女の子も可愛いけども。
友情方面ではかなり盤石の足場を手に入れたが、大野さんには気後れ、日高さんには敗北感とすれ違い。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年9月15日
ハルオのサードステージはなかなか前途多難である。主役がイー・アル・カンフーからやり直す中、女たちのアツい足払い合戦は、今まさに爆発寸前!
新章開幕ハイスコアガール、来週も楽しみですね。