イマワノキワ

TRPGやアニメのことをガンガン書き連ねていくコバヤシのブログ

プレイレポート 18/12/18 DLH『デウス・エクス・マキナ』&『12時間』

昨日は久々のオフラインセッションで、デッドラインヒーローズを遊びました。冬はサミーな!!

シナリオタイトル:デウス・エクス・マキナ システム:デッドラインヒーローズRPG GM:田中くん

Braveoneさん:”ドノヴァン”ベン・ドノヴァン:26歳男性:サイオン 圧倒的なスーパーパワーに恵まれた、ごくごく普通の青年。力を持て余し社会との接点を無くしかけていたが、ゆっくりと新しい生き方を見つけていく。力のチンピラ。
コバヤシ:”レッドバズソー”緋山マガト:27歳男性:ミスティック 襲ってきた吸血鬼の力を吸い付くし、超人として覚醒したどチンピラ。力を手に入れヒャッハーしていたが、パワーに任せる生き方はあまりしっくり来ず、心のどこかで自分らしいヒロイズムを探している。技のチンピラ。

というわけで、ワールドファイネストな異能力を手に入れてしまった人間のクズ達が、圧倒的なパワーと矮小な人間性の間で世界を救うシナリオとなりました。ド汚い言葉が挨拶のように飛び交うサタスペ空間と、スーパーパワーをバリバリぶっ放すド派手な空間が良いコントラストで、非常に面白かった。
シナリオはオーソドックスなヒーローモノで、そのプレーンさと癖のあるPCが面白い化学反応を果たした印象。手に入れてしまった力を持て余すところから、ロール一個、セリフ一つずつ前に進んでだんだんヒーローになっていく様子に、自分なりの手応えを感じ楽しかったです。
DLHはやっぱり非常にスマートなシステムで、PLにシナリオの構造と『いつ終わるか』を見せるところとか、ルールプレイ評価の適度な軽さとか、ゲーム手続きの適切な簡略化とか、あらゆる場所がよく考えられてる。その完成度に乗っかって、スピーディで心地よいゲーム体験を、熱量高く楽しむことが出来ました。

あんまり早く終わったから、もう一本やるぞ!(修羅の顔)

シナリオタイトル:12時間 システム:デッドラインヒーローズRPG GM:コバヤシ

Braveoneさん:”ストーンコールド”エグゼク・ジョンソン:40代男性:サイオン 世界最大のヒーロー商社・Wave社の社長。大いなる力に伴う大いなる責任を正面から受け止め、健全な野心と圧倒的な行動力で邁進するザ・ヒーロー。異能も強いが、圧倒的に陽性のオーラと、太い人間力が最大の武器。必殺技は24Kロレックス・パンチ(高い時計を握り込んで、思いっきり殴る)。

田中くん:”ダークスター”ジャニス=ブライト:年齢性別不詳:サイオン+ミスティック 影の中で生まれた異形の怪物であり、消失の危機をヒトに救われたことで、その異能をもって人を守るマンプラスとなった。自身の肉体を自在に変化させ、万能の戦士としてタフに戦う。

つーわけで、基本ルルブ付属シナリオをやったよ! やっぱ付属シナリオのできが良いと、迷いなくスポッと遊ぶことが出来ていい。『12時間』は何回やっても面白いなぁ……回数やるうちに、ヒーローごとの対応の違い、TRPGの面白さが際立って見えてくる感じ。
PLに回った田中くんは落ち着いたダークヒーロの熱い血潮を、静かに熱く演じてくれました。PLの真面目な気質が、DLHが問いかけてくるクエリーの傾向と巧く噛み合っている感じがある。グリップのあるロールプレイで、とても面白かったです。
BraveoneさんはDLH初めてだったんですが、巧くインストできたようで世界観・ゲームシステムともに楽しんでくれたみたいでした。二本目からエンジンかかってきて、ただでさえ速く強いロールが水を得た魚、ビュンビュン唸る。ゲラゲラ笑いつついいレスポンスも出来て、凄く楽しかったです。
一時間半でセッションを終え、大満足で外に出る。ちょうど帰省していた浅間さんもッ合流して、久々にリアルで顔を合わせ色々話しました。オンラインメインのサークルになってから長いけども、やっぱたまにはオフで話したいもんだね。凄く楽しいゲームになりました。
いいセッションでした。同卓していただいた方、ありがとうございました。