イマワノキワ

TRPGやアニメのことをガンガン書き連ねていくコバヤシのブログ

プレイレポート 20/11/03 BLP『輝石喰い』

今日はブラッドパスのオリジナルシナリオを、カッツェで遊びました。

シナリオタイトル:輝石喰い システム:ブラッドパス GM:コバヤシ

浅間忍さん:エリック・ラプター:外見30代男性:貴種/群団 かつて存在した吸血鬼国家の生き残りであり、死を望みつつ主君に託された祈りに縛られ、酔えない酒に溺れる小物。爬虫類を操る群使いであり、修羅に墜ちたかつての同志と対峙する中、生き方を見つけていく。
Braveoneさん:加賀恕架:23才女性:讐人/戦衛 家族を皆殺しにした吸血鬼を討つべく、斬鬼衆に身を寄せた古流剣術使い。さらなる力を求め捕らえた吸血鬼と契約したが、代償として”怒り”を奪われ、力を手に入れる意味を失う。血みどろの闘争の中で、見えてくるものはあるのか。

こんな感じのメンバーで、アステノルン王国ネタでシナリオを作って遊びました。まー俺ちゃんは”ランド・オブ・ギルティ”世代なんで、特殊な設定とデータが付いてくるネタは大好物。シナリオソースとして活用させてもらいました。
やっぱ物語の屋台骨がないと遊びにくいオールドスクールでもあるので、血盟単位ではなくキャラ単位でハンドアウトを渡し、NPCとの因縁を濃い目に設定。マスターシーンや情報項目を多めに、フレームのクッキリしたシナリオを作ってみました。
取り回してみた感想は……やっぱシナリオ作るのもハンドルするのも楽だわこのゲーム!(今更な感想)
慣れ親しんだ遠藤ゲーっぽい構造を取り込んでも、やっぱしっかりとドラマは回るし、ストーリーを追いかけコンフリクトを解決している感覚がビシバシ突き刺さる。まーからすば先生は世界最強のFEARゲーキッズだからな!

色々と予定が荒波に揉まれるセッションでもあったのですが、PLといっしょに上手く乗りこなし、プレイに漕ぎ着けることが出来ました。通常のブラッドパスとは感触が違うシナリオだったと思うのですが、PC間の突っつき合い、キャラメイク時からの因縁と傷跡を見事にロールし、非常に楽しいセッションとなりました。
GMも沢山ロールできて面白かったです。僕はアドリブで寝言を吐くのが好きなので、調査シーンで急に煮えたNPCを出しても適法なブラッドパスはありがたいですね。予定していたドラマ要素も、こちらの想定を遥かに超えた温度と速度で受け止め投げ返してもらえて、非常に楽しく遊びました。
あと自分の中でアツい要素を、脈絡なくねじ込むのはマスタリングの温度がブワッと上がって、健康に良いなとも思いました。シナリオヒロインをラッパーにしたことで、自分的に今アツいヒップホップネタがモロっと出せて、非常に気持ちよかったです。

というわけで、大変楽しいセッションとなりました。手応えのあるシナリオになったと思うので、別んところでもやりたいですね。良いセッションでした。同卓していただいた方、ありがとうございました。