イマワノキワ

TRPGやアニメのことをガンガン書き連ねていくコバヤシのブログ

プレイレポート 21/03/09 BLP『シャドウ・イン・ザ・ミラー』

今日は葵さんと助清さんをPLに迎え、ブラッドパスオンリーコンのテストプレイ第二回をやってきました。

シナリオタイトル:シャドウ・イン・ザ・ミラー システム:ブラッドパス GM:コバヤシ

葵さん:小笠原流華:外見17才女性:貴種=火華 希望を欠落したSIDの協力者。刹那的に今を楽しみ、周囲を振り回す気まぐれなお姫様。かつては病弱な少女であったが、抱擁儀礼により大きな力と過酷な運命を背負った、大正時代から生きる時の迷い子。
助清さん:大島慎悟:26才男性:義士=監者 法務執行の家に生まれ、義務としてSIDに赴いた生真面目な青年。流華と出会った瞬間恋に落ちたが、血盟の楔はその瞳を奪った。世界で一番美しい希望が、盲た視界に瞬く鋼鉄人。

こんな世界で一番お姫様とその不器用な騎士が、抱えた秘密と運命を巡って力強いドラマを繰り広げるセッションとなりました。色々仕掛けが多いのですが、流石に円熟のプレイヤー、動きにくやや情報格差、面倒臭さも最大限楽しみ、素晴らしいセッションを生み出してくれました。
色々仕掛けをしてあるシナリオで、それが上手く楽しさに繋がっているのか非常に不安なわけですが、たいへん巧い乗りこなし方をしていただいて、ゲームを心から楽しんでもらって、非常にありがたく嬉しかったです。マジ面白かった。
身勝手に振り回す流華の可憐と、ワガママに振り回されつつ思いを届ける慎悟の誠実は時に近づき、時に離れ、非常にロマンティックな物語を生み出してくれました。シナリオとがっぷり四つに汲んでくれる立ち回りで、見ていて非常にときめきました。

自分はPLが生み出してくれる物語をボーッと眺めているだけでしたが、時折のネタだしとタイミングキープはしっかりやれたので、良いGMだったと思います。良いPLに恵まれると、手を出しすぎないのが難しくなるけど、自由に踊れるスペースを用意するのが大事だよなー、と思う。特にブラッドパスだと。
というわけで、大変楽しいセッションとなりました。土曜日のコンベンションに向けて自信をいただけてありがたかったし、何より最高の時間を過ごせてとても嬉しかった。同卓していただいた方、ありがとうございました。