昨日は10月に行われるTNXオンリーコンの、テストプレイをやってきました。
シナリオタイトル:玩具王-GUNG KING- システム:トーキョーN◎VA-X RL:コバヤシ
二次元くん:EXE-EX:覚醒後2年女性格:クロガネ◎●カブキ、チャクラ テラウェアが開発した超小型高性能ドロイド……であったが、機動不能のまま廃棄されたところで、運命の相棒と出会い意思に目覚める。ちょっとズレた天然ボケと、主の優しさを守ろうとする強さを併せ持った、鋼鉄の守護天使。
新米くん:”玩具使い(チャイルドプレイヤー)”小春叶花:13才女性:コモン◎●、シキガミ、バサラ 運命の出会いを果たした小型ドロイドが意思に目覚めた以外は、ごくごく普通の優しい少女……と思いきや、器物使いとしての規格外の才能を秘め、相棒の可能性を暴力的なまでに引き上げる、眠れる鳳雛。
シェンツさん:”ペルヒタの残滓”月魄ニシロ:27才女性:イヌ◎シキガミ●マヤカシ ”奈落落ち”によりマルチサマナーとしての才能に目覚め、霊能警察ナイトハウンドにスカウトされた術師。ニューロエイジの闇に秘められた危機に、完全と立ち向かうかっこいい大人……のハズなのだが、出逢う子どもにカスの嘘と古臭いホビーを押し付けてくる、ヤバくてダメな顔が目立つ。
コバヤシ:”五枚目のジョーカー”セロ:覚醒後3年男性格:カゲ◎クロガネ●カブキ 意思を持ったホビーで構成された悪の組織の元幹部であり、真の友情を知って対決の道へ進みだした地獄の道化師。殺しの技芸として研ぎ澄まされたマジックで、本当の笑顔を生み出すべく相棒と路上サーカスに励み、人知れぬ闇の中戦い続けている。
こんな感じのメンバーで、夏のホビアニ劇場特別編に飛び込んできました。
大変面白かったです。
コンベンション用シナリオのテストプレイということで、実プレイに近づけるべくRLキャラククターを四枠目にねじ込んでプレイしたのですが、プレイヤーのみんながシナリオに真摯に向き合い、色んな不足を埋めてくれたおかげで、大変楽しく遊ぶことが出来ました。
ここ最近少人数であんま複雑ではないシナリオばかり作っていたので、「久々にフツーのN◎VAってのをやるかぁ!」と意気込んで作ったシナリオだったのですが……複雑な繋がり方をしてる情報構造体を作り上げ、多層的な導入とキャラクターパターンにからめてドラマを生み出しつつ、つつがなくセッションハンドリングをやる難しさに、右往左往しながらのプレイとなりました。
いやー難しいなこのゲーム……。(もうN◎VA始めて20年以上経つ人の感想)
ここ数年、僕はは自分のやりたいこと、描きたいこと、伝えたいことよりもエンタメとしてのセッション体験をどう安定して取り回し、負荷が少ないからこそより高速で満足度の高いセッションをやり切るかに注力してきました。
それはそれで実りの多い遊びだったのですが、まーそろそろ昔懐かしい作家的エゴを出した話をやってみてもよかろう! となったので、そういうものを強めに練り込み、独自設定がバンバン飛び交うお話をやってきました。
ここ最近の興味領域が「ホビーと児童」だったので、モロにそういう要素をぶっこんでいったらホビアニ夏の劇場版って感じになり、ニューロエイジの裏側を知らない純真無垢な子どもチームと、世界の暗い部分を見つめてなお希望の光を諦めない大人チームに分かれて、NOVAを揺るがす霊的犯罪に立ち向かう話になりました。
自分は気合を入れてシナリオを書くほど、「せっかく書いたんだしやらなくちゃ」という部分が前に出すぎて取り回しがぎこちなくなるタチなので、あえてPLのやりたいことを優先して後の先を取る立ち回りをしてたわけですが、今回はどんどん前に出て「俺はこれがしてぇ!」つうのを突き出すようにしました。
これがコンベンションという、今まで顔を合わせたことのない方たちと一緒に遊ぶ場所でどう機能するかは未知数ですが、今回のテストプレイにおいては気心のしれた身内に甘えきり、泣き言やぶっちゃけなんかを交えつつ、僕がやりたかったことを受け止めてもらいました。
セッションが始まるまではいつものように「俺の作る話、世界で一番つまんねぇな……」と思いながら過ごしていたわけですが、僕が提示し想定していた導入にズバッとハマるキャストを力強く突き出し、期待を遥かに超える強さと熱さでシナリオの中に込めたものを輝かせてくれて、とても良い物語になりました。
TRPGのシナリオは一緒に遊ぶ人が目の前で、僕が用意した物語の種を大きく育て、自分ひとりではとても生み出せない大樹になってくれるのが、特別嬉しい体験なわけですが。
やっぱ自分が頭の中でこねくり回し、それ故自家中毒気味になってすらいた「自分だけの楽しさ」ってやつを、笑って受け止めパワフルに飛び立たせて、狭苦しい脳みその中だけじゃ絶対に生まれない面白さへ作り直してくれる体験は、何度味わってもありがたいものです。
昨日のセッションはそういう、TRPGの根本的な楽しさとありがたさに満ちた時間で、とても良かったです。
久々にフツーのN◎VAに挑んだ結果、色々ギクシャクして危うい所も沢山あって、そういうのをコンベンションでの本番前にしっかりチェックさせてもらう機会としても、大変ありがたいセッションでした。
改善点は多々ありつつ、全体的な雰囲気としては楽しく遊んでもらえそうな手応えを感じられたので、シナリオライターの義務として自信を持ってRLしてこようと思います。
大変素晴らしいセッションでした。
同卓していただいた方、ありがとうございました。