林家志弦、メディアワークス。節目の巻、ということで表紙もおめかし、なチャンバラ群像劇の第五巻。もっさり会長&みやもっさんコンビがバリバリと主役を張る後ろで、はやて&あやなコンビが地道に絆を深め合ったりしてた。ここら辺が群像劇なんだなぁ、と五巻目にして思ったりした次第。会長&みやもっさんの向こうを張るには、少々くれあ&みのりコンビでは厳しかった、のか。光GENJIに乗せてくるくる踊らされてしまいSクラス降格ですよ。好きなんだけどなぁ、くれあ&みのり。
まー会長&みやもっさんの化け物じみた強さが「まぁ会長だしなぁ」ですむあたりこの漫画の強さだと思いますが。あと流血交じりの抜けギャグを硬いシーンに、学園祭前の脱力シーンにゆかり&槙先輩の硬いシーンを入れたり、そこらへんの上げ下げのお作法が非常に巧い。くれあ&みのり組も、フォローのされたかを見ると今後も動きそうだし、キャラの使い捨て、ってのをしないのはスゴいし巧いし好きだなぁ。大メイド仮装大会は次の巻にお預けっぽいし、ゆかり&槙先輩とかはやてを監視するアレとか、チャンバラ方面でも動きがありそう。ん、楽しみ楽しみ。