イマワノキワ

TRPGやアニメのことをガンガン書き連ねていくコバヤシのブログ

ヨルムンガンド 1

高橋慶太郎小学館。サンデーGXで鉄砲撃ってる漫画の三本目。キツネちっくな死の商人、ココの私兵になった少年兵、ヨナの話。ブラクラほど音も色も派手ではなく、ワイルダネスほど様式美に染まっていない。ビジネスで鉄砲売る武器商人の話らしく、絵も洗練されてるしユーモアのセンスもスマートだ。
まぁ人はバカスカ死ぬしひどいことも沢山起こる。鉄砲とそれを売る連中の話なので。そういう中でなんか乾いた、諦めたように軽妙な連中が殺したり殺さなかったりして商売をする漫画である。乙女エンジン全開のバルメと眠たげな目をしたヨナを筆頭に、登場人物の粒が立っているのもいいところ。第一話からズバッと刺さった漫画であり、単行本になってとても嬉しい。次も買う。