イマワノキワ

TRPGやアニメのことをガンガン書き連ねていくコバヤシのブログ

連休最後はセッションだ!

晴れやかな皐月の風に誘われて、キーボードを目の前に僕らはTRPGをした。何ものにも代えがたい、素晴らしい時間であった。
シナリオタイトル:物語の故郷 システム:BBT GM:よねちょくん
田中くん:"グルメニアン"文車書宇呼:外見16才女性:寄生体=宇宙人:アタッカー 物語のテイストを味わうべく、地球を訪れた寄生体。一番好みの味は「ハッピーエンドの甘み」なので、シナリオに積極的に参加し、円満な解決を迎えることに対して非常に意識が強い。が、思考パターンは宇宙人であり、善人というわけでもない。
シェンツさん:"夢幻回廊"夢野久作:35才男性:名探偵=魔剣=異能者:ディフェンダー 着流しと不機嫌そうな表情が特徴的な、退廃的な文学系名探偵。能力者としては空間操作系に分類され、クライン空間を生成し攻撃を受け流し差し戻す戦闘技術を持つ。狂気を呼ぶ魔導書を自在に操るのは、既に狂っているからか。
コバヤシ:"理由なき反抗(トリーズン・ノーリーズン)"松花堂南屍:外見20代女性:落とし子=転校生 様々な表現手段で活躍する、パンク主義の活動家。その実、抑圧されたリビドーの権化であり、生来のセックスモンスター。そのように生まれついた自分に反抗し、あらゆる抑圧を蹴り飛ばすドミニオンダイバーとしても活躍している。肌色系アニメみたいな外見だが、中身はモノホンのパンクス。
物語が地球ドミニオンから盗まれた! という、エンデめいた導入から、物語の故郷へとダイブし、様々な作品を渡り歩きながらドミニオンを踏破していく。ストーリーラインだけでワクワクしてくる、非常に良いシナリオでした。ドミニオン内部の描写や、描写をデータに落としこむ処理とかにセンスのひらめきを感じ、むっちゃ高まりました。
何よりPLたちは文学青年の成れの果てというか、読書大好き健康優良不良少年(と中年の中間点でさまようお年ごろ)なので、シーンの描写が走る走る。シナリオのテーマである「物語」との愛称がとても良く、ロールプレイも大盛り上がりでした。やっぱ得意なコースに球が来ると、ホームランはたくさん出るなぁ。素晴らしいセッションであった。
久しぶりにカッコいい系女子をプレイしたが、これも得意なコース。シナリオヒロインに強いモティベーションを抱けたのもあって、なかなか熱の入ったロールプレイになった。熱が入りすぎて、セッション後の感想で駄々漏れに喋り倒していたが、そのなんだ、スマン。ホント喋舌る系TRPGプレイヤーだなぁ自分は。そういう個性を受け入れてくれてる、環境のみんなには頭が上がらんなぁまじ。