イマワノキワ

TRPGやアニメのことをガンガン書き連ねていくコバヤシのブログ

艦これRPG/個別艦評価その1 大型艦編

如何にファンアイテムとして制作されても、艦これRPGTRPGであり、データ的に有利な立ち回りというのが存在します。 

基本のんびりやると楽しいゲームだとは思いますが、野暮は承知で強い動き・強いキャラアーキなど考えてみよう、という日記であります。 

艦種ごとに、強い艦むすとなぜ強いのか、などを語っていきたいと思います。 

 

 

 

●戦艦(航空戦艦含む) 

戦艦や正規空母などの大型艦艇は、行動力や個性に融通が効かず、ミドルフェイズでの動きの不自由さが目立つ。 

その分戦闘時における火力・耐久性が圧倒的であり、長射程を活かした手の早さも魅力。 

つまり、強い戦艦は火力が出るか、立ち回りの弱さを補える艦むすということになります。 

 

○大和 

悪夢の行動力6を誇り、発見やアクシデント表からの一発行動不能まであるという、大型艦の弱みが極限まで煮こまれた艦むす。 

なのだが、スペシャル出さずにデフォ火力10、期待値35で装甲8までなら一発撃沈、しかも初期装備で超遠射程という大艦巨砲主義の申し子っぷりは非常に魅力。 

このゲームにおいて先手必勝大火力は最大の正義であり、大和甘やかし隊を結成し、行動力の弱点を補っても使う価値は十分にある。 

【艦隊の希望】により。ダメージ通れば周囲のサポメンに行動力を配れるのも、PTシナジーを形成しやすく非常に強い。 

大和甘やかし隊のメンバー候補は鳳翔、阿武隈、雷あたりです。 

地味に守勢カテゴリをとれるので、装甲を活かしたダメコン役ができるのも魅力。 

 

長門 

スペシャル一発ねじ込みにすべてを賭ける、非常に分かりやすいキャラ。 

行動力6と7には『一発気絶がない』という無限の差があり、再挑戦で使った行動値をスペシャルで回収するというムーブが期待できるため、見た目より期待値は高い。 

スペシャルを出せばキッチリ10D出すので、大和と同じ火力艦として活躍でき、大和程PT編成が偏らない使いやすい船だといえる。 

大型艦すべてのおかーさんである雷ちゃんとの相性は、やっぱ最高。 

 

○比叡・霧島 

大和・長門に比べると、ミドルの動きがそこまで重たくない金剛型。 

四人いる姉妹の中でも、【気合!】の性能の良さで比叡一番使いやすいかな、という印象。 

地味にイベント判定にも使用できるため、戦艦の動きの重さを自分で補える所が、目立たない強さとして光っている。 

デフォルトで【護衛艦】を所持しているため、装甲の厚さを最大限活かすことができるのも利点。 

霧島の【通信妨害】+【艦隊の頭脳】によるプロットコントロールも非常に強いので、「火力以外でPTに貢献しつつ、戦艦を使いたい」という場合は、この二人がオススメ。 

 

 

● 正規空母 

正規空母も戦艦と同じく、ミドルでの動きの鈍さが目立つ。 

他にも中破で置物になったり、航空攻撃のランダムっぷりだったり、ヘタすると戦艦よりも取り回しに気を配りたくなる艦種。 

爆撃機攻撃機のデフォ火力が高いため、その真価は実は連撃の一発火力にある。 

開発が進んで、スロット全部に攻撃的な艦載機を積めるようになってからが勝負か。 

戦艦よりは行動力に余裕が有るのは、地味に有り難い所。 

 

○赤城 

【逆境】+【一航戦の誇り】で、空母の弱点である『中破で置物』を押しつぶしながら殴り続けるのが赤城さんの動き方になる。 

レベルが上昇して【護衛艦】を取れるようになると、PTの負傷を吸って【一航戦の誇り】を発動し連撃火力でボコ殴りという必勝パターンが見えてくるため、艦載機の充実と相まってやや晩成型。 

初期武装で連撃火力7を狙える所も、空母の強みを活かしていてグッド。 

 

○飛竜 

兎にも角にも【先手必勝】による先制航空攻撃の火力上昇が強すぎる。 

『PT全員で生還する』ことを考えると相手の数を減らすのは非常に重要であり、早い段階でフリーの味方を作れば、攻撃ターゲットの融通がきいて撃墜率も上がるといいコトずくめ。 

航行序列6が定位置に成るのは間違いないだろう。 

先制航空攻撃の弱点は不安定性なので、早めに【航空管制】を取って少しでも安定性を上げたい所。 

 

 

 

● 軽空母水上機母艦含む) 

軽空母/重巡は大型艦と小型艦のちょうど中間におり、それなりのミドルの立ち回りと、それなりの戦闘での活躍が見込める艦種。 

初期個性4というのが大事で、『2サイクルシナリオのミドルを発見二回で突破する』という黄金パターンを組め、基本ミドルイベントに失敗したくない(リスクが大きいというより、成功のリターンが大きい)ゲームの根本に愛された初期個性数値だといえる。 

戦闘の時の注意点は空母と同じで、連撃の火力・先制攻撃・中破で置物という基本は変わらない。 

装甲値がより低いので、置物率が高いのが悩ましいところか。 

 

龍驤 

初期段階ではそれほどでもないが、驚異的な発展性を誇る空母系最強の一角。 

空母の脆さを補う【独特なシルエット】の強みは、初期個性が弱点な所で相殺……と見せかけて、実プレイしてると弱点が長所に転じるチャンスは結構あって、そうなった場合驚異的な生存性の高さを誇るようになる。 

自分のダメージが減ると護衛担当の負担も減るため、PTへの貢献という意味でも回避性能は重要だと思う。 

火力面では空母系唯一の「命中1」が光り輝いており、連撃の成功率が段違い。 

これも初期装備の戦闘機が足を引っ張るため、早めにイケてる攻撃機を開発してフルスペックで戦いたいキャラである。 

 

○祥鳳 

最もピーキーな特技の一つ【肌脱ぎ】が光る、超攻撃系空母。 

火力も命中も自分のターンでの殴りに関係してくるため、なんとか15.5センチ副砲を開発・搭載し、中距離タイミングで連撃を始めることができるようにしたい。 

【肌脱ぎ】発動は攻撃直前でも可能なため、短距離1という最も遅い艦隊序列をあえて取り、敵の攻撃を打たせてからもろ肌脱いでぶっ殺すルートもアリか。 

この戦術を取る場合は、【独断専行】も取ってしまって超火力特化艦としてぶっ込むルートも睨みたい。 

無論発動させたあとは脆いので、【護衛艦】によるフォローは非常に大事。 

 

○鳳翔 

龍驤・祥鳳が攻撃型軽空母のトップランカーであるなら、支援型軽空母は鳳翔がトップ・オブ・トップ。 

【艦隊のお母さん】は大型艦最大の傷である行動値効率の悪さを、一気に挽回できる超特技。 

鳳翔さんがいる場合、1サイクル目出だしは「小料理屋・鳳翔」が舞台になるのは間違いないだろう。 

駆逐や軽巡などの小型艦にはあまり効果が無いので、PTのメンツをよく見て出るといいだろう。 

得意カテゴリに攻撃が無いため、火力はそこまで伸びないのが悩ましいか。 

 ○千代田甲

千代田自身は水上母艦らしい器用貧乏さを持った、ステータスもあまり良くなし行動力が跳ねているわけでもなしという艦。

んじゃあ何が強いのかというと、初期装備の甲目標が強い。

先制攻撃で4Dはマジでやべぇし、初期個性で魚雷をちゃんと持ってるのも流石。

固有特技の【あっ、夢か】も弱いわけではなく、ミドルを回しやすくする良特技。

特定武装の一本釣りは非常にシンドいゲームなので、先制雷撃狙いなら雷巡よりこの子だと思う。

 

 

 

長くなりましたので、小型艦(重巡軽巡・駆逐)に関しては次に回します。