イマワノキワ

TRPGやアニメのことをガンガン書き連ねていくコバヤシのブログ

宵闇を駆け抜けろ!

年末から続くTRPG新作祭り。今日は浅間さんのGMで、新生なったブラッドムーンを遊びました。
シナリオタイトル:ミッドナイト・フルムーン システム:ブラッドムーン GM:浅間忍さん
Braveoneさん:石動タロウ:11才男性:長銃:クラブ 警官として使命に準じた父親の遺志を継ぎ、幼い躯で前線に立つハードボイルドな少年。母親を的にかけられたり、馬に蹴り飛ばされたりしつつ、過酷な運命に敢然と立ち向かう。
よねちょくん:"影の世界王者"革裂王牙:25才男性:格闘技:無所属 かつて世界チャンプとしてMMA業界に名前を刻んでいたが、リング上でヴァンパイア選手を殴り殺したため、ハンターとなった男。何かというとシャドウボクシングを行い、困ったときは「だって俺チャンプだし」で乗り切る正しい脳筋
コバヤシ:"冥翼の堕天使(ケオティック・ルシファー)"吾妻戀:26才男性:槍:D7 普段は平凡に暮らし、ネットで邪気眼全開にしてる"解ってる系"中二病。ネット通販で買った槍がガチの魔槍で、ハンター業界に飛び込む羽目になった善人。
ニュー齋藤高吉スタイルは、ブラッシュアップされたゲーム処理と、相変わらず胃がキリキリするピーキーなプレイ感覚がグイグイ来る、グッドナイスなゲームでした。お守り中毒症にキツ目の補正が入り、ダイス目に一喜一憂する状況は維持。その上で支援行動が強力になったので、リスクを背負いって状況を良くしていく選択も取れるようになり、リソースのやりくりで胃がキリキリする感覚を楽しく味わえるようになっています。
取り回しの速度も相変わらずで、ミドルの戦闘がついに廃止されたので加速されたまである。キルマークデザインのサイフィクは、ストーリーの進行と起伏がシステムの中にビルトインされてるので、システムが望む進行を素直にやっていると軽すぎる感じもあります。なので、今回積極的に味付けをして物語的な起伏を生死以外の場所に捏造していったのは、結構いい動きだったかな、と自賛。一種のシナリオクラフト的な意識があるといいかなぁ、とか思った。
プレイしてみると確実に「良く」なっていて、良い版上げだなぁと痛感。余裕ぶっこいてたら幸福をぶっ壊されてPL全員ドン暗い顔になったり、テンションが限界に追い込まれ狂気に突っ込んだ一撃がスペシャルしたり、ダイス目に一喜一憂出来るのはやっぱ良いゲームだ。ジリジリとした生存競争を生き残った結果のドラマというのは、ある程度の形が見える物語とはまた別の良さがあると感じました。いやー、イイセッションだった。