このすば二期を見る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年1月25日
久々に異世界ファンタジーっぽいことするか! ってわけで、めぐみんもOUTしてアクアとカズマの二人旅回。
掛け合い漫才あり、いい話あり、ヒドい展開あり、山あり谷ありテンポよしの楽しいエピソードでした。いい話一本槍ではなく、メリハリ効いてるのは良いことだ。
このすばは生活臭というか、銭金メシにゲロまで引っくるめた『生きている感じ』が巧く出ていて、異世界が舞台なんだが現実とキレていないことが魅力だと思う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年1月25日
普通にダンジョンに潜り、命の危機があったり能力発揮の機会があったりしつつ、死人助けしてお金ももらって、でも気前よく使っちゃう。
本筋は一切進んでいないが、だからこそカズマが過ごしている毎日を肌で感じることができるお話で、非常に『らしさ』が生きた。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年1月25日
こういう散財してるから借金返せないわけだが、こういうふうに稼いだ神保で大きなピンチを乗り切るのだ、という説明をつける回でもあったかな。丁寧な仕事だ。
人数を絞った結果、アクアの出番が多くなり、神聖だったりゲスだったり色んな表情を楽しめたのもとても良かった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年1月25日
今回は作画もキュートな方向に舵を切っていて、虹色のゲロは吐くけど女神でヒロインなんだぞ!! ってところに説得力を積んでいた。可愛いのは大事だ、ウム。
リッチーの純愛パートはシンプルにいい話で、飛田さんのコミカルで気さくな演技がいい仕事しまくり。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年1月25日
他のところでは散々ひどい笑いを作っておきながら、いい話パートはちゃんと空気作ってやりきる切り分けは、アクアとカズマの一欠片の真心を濁らせないためにも大事だ。
無論、良い話で終わってもこのすばっぽくないので、アクアを置き去りにして脱出を図るヒドいパートが即座に来る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年1月25日
この後『銭はねぇけど俺たち仲良しだぜ!』パートでまたいい雰囲気になって、ゲロで台無しにもする。メリハリをはっきり付けることで、ヒューマンコメディの枠を維持している感じだ。
ダンジョンを舞台にすることで、街でグダグダやってるときはあまり見えないカズマの冒険者スキルが見えたのも良かった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年1月25日
カズマはユーティリティ性能を上げる方向でしっかり成長していて、アニメも声高ではないながらそれを見逃さず画面に乗せている。異世界冒険ものとして大事な描写だろう。
めぐみん・ダクネスは出番少なめだが、いい具合に空気を抜くカットインで存在感をアピール。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年1月25日
キャラに愛嬌があるので、ああいう出番が妙に嬉しいのは作品の強さの気がする。パッと出入りしても、眼に残るというか。
しかしダクネスはホントひでーな…たしかに垣原組長と同じ人種だな。
スッと跡を引かない見せ方で笑いを作る演出はメインでも活きていて、潜伏とかスティールとか、細かい芸がいちいち笑えた。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年1月25日
ここら辺は、アクアの可憐さと同じように作画力をぶっこんだ結果生まれているものであり、ウケるところをちゃんと見切ってリキ入れる目の良さが素晴らしい。
そんな感じで、作中人物が過ごしている奇妙な、しかし魅力的な日常で楽しませる回だった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年1月25日
笑いあり涙あり感動あり、色々起きる冒険者ライフが輝いているのは、別にカズマの勘違いではないのだ。虹色のゲロみたいなトンチキなものが、ありふれた日々の素晴らしさ(の一部)なのだ。面白かったです。