徒然チルドレンを見る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年8月8日
ザックザックとラブコメの多様性を見せてくれる連作アニメ、今週は他人の家のSM調教と漫才三つ。
先週『そろそろ変化球が見たい』と言ったが、来ました凄いのが。クソオタクとメガネハゲの暑苦しい漫才が、なんだか妙に気持ちいい。保志総一朗は凄い声優だぁ…(うっとり)
まーくんと亮子ちゃんのイチャコラは、後半と全く空気が違うハードコアエロス。どう見ても屈曲位な構図とか、足をナメる構図とか、脂っこいエロスが濃口で面白かった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年8月8日
涼しい顔してボコボコ殴るまーくんと、殴られるのが気持ちいい亮子ちゃんはいい割れ鍋に綴じ蓋だと思う。プレイも密室でするし。
そっからは怒涛のアホ展開であり、糖度薄め笑い重点の連作に。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年8月8日
まーくん主導の完成されたプレイを見せつけられた後だと、行ったり来たりのヘタレ漫才はもどかしい。
が、そのもどかしさを腹いっぱい食え!っつーアニメなので、アレはアレで。いろんなカップルが居るなぁ。
一個飛ばして恋愛マスターのお話は、このアニメにしては珍しくコメディ九割ときめきなし。正確には、ときめき自体が戯画化されている、一歩引いた作り。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年8月8日
ここまでコメディ要素を盛り込みつつ、感情の起伏自体は常に大真面目にやってきたアニメだったので、意外であり面白くもあった。浪川流石。
そして最強の核弾頭、女が全然出てこない三番目。ゲラゲラ笑った後『良いのかこれ?』と思ったが、どんだけ美味しいラーメンでもそれだけ食ってれば口が疲れる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年8月8日
アクセントを置くのは大事だし、本山くんが聖人(エル・サント)だったので美味しいスパイスでもあった。良いやつを見るのは面白い。
恋愛のときめき自体をネタ化した四作目も、本山くんという恋愛の非当事者が出て来る三作目も、これまで見せてきた『徒然チルドレン』のフレームから外れるイレギュラー。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年8月8日
作品に慣れてきた(ともすれば飽きてきた)このタイミングでそういう組み立てをしてくるのは、視聴者の方を向いた構成で良い。
恋愛の美味しいところだけピックする形式上、このアニメの恋は障害なく終わろうと思えばすぐ終わるし、他人の支えもそんなにいらない。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年8月8日
確実にお話の真ん中には座れない顔面した本山くんをあえて入れたのは、物語の風通しが良くなって好きだ。今後も作品唯一の『外部』としてバリバリやって欲しい。
今回のようにネタとして蓄積なくパッパと進むものもあれば、短い一瞬を積み重ねて関係が変わるカップルも居る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年8月8日
案外球種のあるアニメなのだ、と判る回で、とても楽しめた。こんぐらいかき回してくれると、やっぱ良いな。1クール通した配球の巧さを、終わった後に確認したくなる。
それにしたってまーくんの調教は『金子ひらく作品ッッッッ!』っていうギトギトエロス構図を、サラッとした青春恋愛キャラデザと組み合わせるナイスなミスマッチで、何回見ても面白い。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年8月8日
エグさと爽やかさの同居。爆弾的な異物感が、とっとと終わっちゃうハズシの感覚。変なアニメだなぁ…面白い。