アニメガタリズを見る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年10月23日
腐れトンチキアニオタが雁首揃えて部活始動! と思ったら、アニメ特有の異常権限溢れる生徒会が横槍をぶっ刺してきたでござる、の巻。
部員それぞれの得意分野にみのあが引き込まれていくアキバ探訪、カイカイ先輩がちょっといいところ見せる演説と、妙な人の良さが漂うお話
というわけでVS生徒会! の前に、『なんでアニメ研究会が必要か』を積む舞台として、デッドシティ秋葉原をぐるっと周回する流れに。池袋でも中野でもいいと思うが、まぁポピュラーイメージからすればアキバなのだ、うむ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年10月23日
部員全員バラバラなので、一都市で全部カバーできるアキバはいい舞台だしね
ギャル先輩はコスプレ、カイカイ先輩は能力バトルモノ、イケメン先輩はアイドルアニメ、眼鏡はラノベ原作厨で上井草さんはキャラ萌え全般。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年10月23日
こんだけ嗜好がバラバラだと対立が先に立ちそうだが、怪物的な好奇心と熱意を持つ最強ド素人、みのあが全てを吸い込むことで、なんとか成立させる形が見えた。
あらゆるジャンルの『面白そう』を積極的に見つけ、ヤダ味なく心から楽しめるみのあは、アニオタ(というより人生)の素養が元々強い。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年10月23日
先入観で色を付けず、出されたもの、進められた楽しさを素直に飲めるっていうのは、自分の『好き』を膨らませ他人を幸せにする、とても強いパワーだ。
たとえアニメじゃなくても、プロレスだろうと釣りだろうと歴史だろうと、みのあはハマったもの楽しみ、周りを楽しみにできると思う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年10月23日
しかしみのあが熱くなれるのは『アニメ』であり、そこには何か特別なものが…あっても良いし、なくてもいいと思う。電波がピピっと来た。趣味はそれでイイじゃない。
まぁこれは物語なので、主人公がわざわざテーマを選び取った理由は、納得行くロジックつけて見せたほうが、視聴者の共感は引っ張り上げられる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年10月23日
正直このアニメ、そこら辺の『アニメが特別な理由』は『今アニメを見てる視聴者』に預けて書いてる部分が多くて、特別にショーアップはしない感じなのよね
そこらへんはみのあが今後、アニオタとしてインプットを増やし、それをアウトプットせざるを得ない情熱に火がついたとき、彼女自身の言葉で語られるところかもしれないが。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年10月23日
他人の演説を借りて滑っちゃう現状から、『アニメを語る』言語を自分で見つけるところまで進むのも、見てて面白そうではある。
とは言え、みのあの訥々とした素直な語りは、第2話に引き続いてひねくれオタクの心にぶっ刺さり、既にオタサーの姫力を存分に発揮している。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年10月23日
さんざん早口で萌え語りしては引かれた経験のあるカイカイ先輩にとって、なんでも楽しく受け止めてくれるみのあは、初めて出会った女神みたいなもんだろうな
カイカイ先輩も最初は、少佐演説の文脈を借りて語っておるわけだが、だんだん熱が篭って『自分と能力アニメ』を語りだす。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年10月23日
アニメを見ない人にとって、細かい枝葉やパロディや剽窃はどーでもいいことだ。だから、他人の言葉(ギレンの演説)を丸借りしたみのあの演説は届かない。
のだが、アニメをメディアに『自分』の気持ちを乗せ、『厨二病で、誰かの為に熱くなったりはしない自分』をメガネ外して乗り越えた先輩の熱意は、妙に響て届く。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年10月23日
まぁ実際には熱い自分語りも醒めた対応されるかもしれんが、そういう理想主義、僕は嫌いではない。胸を張ってウザ語りしろ。
そしてカイカイ先輩をそういう所にドライブさせたのは、アニメを良く知らず、語りの方法論も身に着けていないみのあの、素朴で善良なリアクションなのだ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年10月23日
そういうみのあが、『みんなで喋れる場所がほしいですね』と言ったのだからら、部室は欲しいし頑張らんとあかん。カイカイ先輩はそう思ったのだ
無邪気な善意が醒めたオトコに火をつけ、慣れない熱血を言葉に宿らせる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年10月23日
そういうど真ん中でお仕切りきらず、美少年良いよね…でブースター乗せる逃げ方/バランス感覚も、このアニメの特徴か。
ベタ足青春でも俺はOKだけども、題材的にもターゲット層的にも、ちょっとシニカルな味付けが良いのか
そういうハズしも入れつつ、なんでも興味を持ってくれる可愛い新人を沼にはめようとする腐れオタクの腐った愛情とか、カイカイ先輩がフッと真顔になる薄暗い感じとか、不思議と真っ直ぐな描写が合間に挟まるのが好きだ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年10月23日
みのあの人間力と相まって、真っ直ぐ投げた時にちゃんと刺さる。
理不尽な圧力をぶっこんできた生徒会長は、アニメとギャル先輩が好きすぎて反転し、アニ研絶対潰すウーマンに変化したっぽいなぁ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年10月23日
これまたベタだが好きな球で、今回踏み込めなかったギャル先輩の秘めたる熱血が滾るのは、会長と対峙する時になろう。その時みのあがどういう仕事するかも楽しみやな。
かくして、新しい『楽しい』に出会える『場』を手に入れ守りきったアニ研だが、クソオタクの過剰な愛情と、生徒会長のネジレた愛憎はまだまだ続く。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年10月23日
みのあの素直さを見てるのはとても楽しいので、あんま濃すぎる味付けに走らず、素直な青春力を大事にして欲しい。来週も楽しみです。
しかしアニ研が女4男2(うち二次元ドルオタ1)という、恋に発展しそうなメンツの少ない編成でよかった…ピュアで素直でポジティブなみのあは、確実に童貞を勘違いさせまくる魔性持ちなので、男に囲まれてたら、すげぇ部内政治こじれてたと思う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年10月23日
…女に囲まれていても、こじらせれば良いのでは?