続・刀剣乱舞-花丸-を見る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年1月22日
春風に花ほころぶ弥生。暖かな空気に誘われて、動物と遊んで刀剣大運動会だッ!!
戦闘一切なしの超絶ゆるふわエピソードであり、伊達組の関係性を暖かく描く仕上がりに。きらら百合姫、なんぼのもんじゃいってホンワカ加減だな。
やっぱ続になってスタッフが変わりテイストも変わりで、今週は特にゆるーい仕上がりだった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年1月22日
僕としては無印のトンチキテイストやら、時々妙なイイハナシ味が匂う所は好きだったので、そういう風情が飛んでしまっているのは、正直残念でもある。
ここらへんは好みの問題なので、良い悪いではないが。
ただ演出は要所要所で攻めていて、Aパートの虎VR視点とか、Bパートの一人称視点とか、妙にカメラワークで遊んでいた感じ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年1月22日
そういう所で起伏を付けてくれると、ゆるふわ力で押し流すだけじゃない味が出てくれるので、ひねくれたアニメ・グルメニアンとしては嬉しい感じだ。
さて今回は、虎と遊ぶAパートと、みんなで大運動会なBパート。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年1月22日
新メンバーの太鼓鐘貞宗くんの、少年らしさ溢れる真っ直ぐな性格を軸に使って、縁の深い伊達組の二人が絡みつつ…という作りか。
Aで目立った連中は、Bの運動会に参加しない辺り、たくさん出して広く満足度を上げていく花丸方針が見える。
燭台切さんの包容力と、『俺はデレねー!』宣言しつつ弟分にはデレデレな大倶利伽羅くんの、緩急付いた家族力はなかなか良かった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年1月22日
三人一組KOF方式の運動会は、それぞれ伊達・織田・三名槍・虎徹・来派…でいいのかな? グループの味を表に出して展開する感じで、良いファンサービスだったのでは。
虎パートは小さな騒動に振り回されつつ、本丸ののどかな日々を描きつつ、という感じ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年1月22日
僕は『アニメ化された動物』がかなり好きなので、ファイブタイガーがニャンニャンしているだけで点数が高くなる。まーじでゆるふわだがな。ジジイが美味しいとこ持っていって、いい話風に〆たけど。
今週は加州くんはナビ役をお休みして、貞くんと伊達組に仕事をパスしてた。そこをわざわざシーンで入れる辺り、続花丸は『形を壊す』ことに結構気を使っている印象だ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年1月22日
個人的には、そこら辺はわざわざ断らずとも、流れにふさわしい出番・役割をそれぞれ背負っていけば良い気もするけども。
今週の加州くん、冒頭で繊手にぶっとい赤樫木刀握ってるギャップがほんとセクシーで。赤いマニキュアに無骨な木刀がよく生えて、あそこは本当に良かった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年1月22日
あれは膂力を鍛える重さなので、付喪神たる刀剣男子も心技体の『体』は大事なんだなぁとか、色々想像した。オトコノコなのでバトル要素が好き。
あと豊玉師匠のド下手俳句を受け継いで、兼さんが季重ね余裕の歌作ってたのは面白かった。それをキラキラ全肯定するカネキチもな!
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年1月22日
活劇なり無印なりで好意の受け皿になる、シリアスな部分への共鳴ができてるキャラは良いんだが、そうじゃないとこのゆるふわ加減は心の入れどころが正直難しいな…。
そういう意味では、エピソードの主役を貰って爽やかに駆け抜けた貞ちゃんには、いい具合の共鳴ができた気もする。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年1月22日
別にしかめっ面でシリアスやれとか、なんかトンチキなことしろって話ではなくて、なんかこー定形に頼らない『芯』のある描写が一つ、欲しいのよね。
ここら辺、原作にふれてないクソニワカゆえのレセプターの無さというか。自分の中にどっしりと、キャラ個別、他のキャラとの関係性への好意の『芯』があると、そこに共鳴して別の感慨がにじみ出てくる作りなのだとは思う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年1月22日
そういうある意味割り切った作りに、引っかからない輩もおる、ちうことか。
例えば活劇で馴染みのある鶴丸とかは、サプライズ好きの性格が平和な本丸で、みんなの幸せを作る姿に『ああ、良かったなぁ』と思えたわけで。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年1月22日
ここら辺の感想のムラは、原作付きコンテンツ(をガッチリ支える太いファンへのサービスと、ベーシックな太さのバランス)の難しい部分だろう。
ここまで三話見て、無印とも活劇とも方向性の違う続花丸と、ちょっと付き合いが難しいかな、と思う部分は正直ある。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年1月22日
しかし同時に、楽しく見れてもいるわけで、引っ掛かりよりも嬉しさの方をちゃんと見て、ジンワリ見ていくのが良いかな、とも思う。
1話完結、キャラの出番も話の方向性もバリエーションが多いシリーズになると思うので、自分好みの要素が多い回も、今後来るだろうしね。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年1月22日
まぁ自分としては、フニャッとした柔らかなキャラ弄りの奥に、なんか引っかかる部分があってくれたほうがありがたいのね、気楽にアニメだけ見てると。
とりあえず、移り変わる季節の風情みたいなものが滲んでいるのは、やっぱり嬉しいことだ。春夏秋冬の景色を忘れず描いてくれると、本丸の中で刀剣男子が『生きてる』って感じがする。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年1月22日
卯月にはまた桜も咲こう。それを色男たちがどう寿ぐかは、やっぱり気になっているのだ。来週も楽しみですね。