ウマ娘第4話を見る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年4月17日
『負けて強くなれ!』
そういったトレーナーの言葉を追いかけるように、短距離最強馬タイキシャトルとの練習試合が組まれる。
日本一のウマ娘、夢を掴むために必要なものは何か。その答えは、脚だけが知っている。
そんな感じの特訓回である。第3話までかなり一気に走ったので、ここでどっしりペースを落とし、一つの勝負にピークを持ってくる作りは味が変わり、面白い。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年4月17日
ここまでで勝ち負けの苦さをちゃんと盛り込んだ結果、特訓へのモチベも高いしね。
特訓の渦中にいるスペ、至近距離で鍛えるスピカの仲間が目立つが、実はトレーナー回だった気もする。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年4月17日
『俺は放任主義なの』とうそぶいていた軽薄な男だが、第3話での敗北に熱く吠え、生徒のことをよく見ている描写が今回多かった。色々工夫し、苦労もしてくれる男に、じわじわ信頼感が生まれる。
そんな彼が引っ張ってきた、スピカの誇るマイラー、タイキシャトルとの対戦。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年4月17日
スーパーエリート集団ながら常に切磋琢磨し、緩まず勝ち続けるスピカの爽やかな存在感は、かなり好きだ。ライバルがやっすい悪役にならないのは、話が濁らなくてとっても良い。
スピカを引っ張るオハナさんも、ツンケンしつつ場があって、冷静に利を図る目もあって、実際エルコンドルパサーを勝たせてもいて、面白いライバルである。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年4月17日
勝負は勝負、人情は人情。隣接しつつ独立して動いているところが、爽やかな説得力の秘訣かもしれない。
あ、スピカじゃねぇやリギルだ。訂正します。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年4月17日
おもしろ特訓をこなしつつ、肩を貸し胸を貸し一緒に走る。スピカの部活っぽい空気は、ちょっと体温高くて良い。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年4月17日
そこから少し離れた後方で、じっとり3人目のお母ちゃん面してるスズカの重力も良いけども。あんたスペちゃん好きすぎない? 大丈夫?
スズカ自身もいろいろフラグを積んでいて、その儚い印象と合わせて不安が募る。気になって史実を調べたが、これ完全再現すると…。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年4月17日
せっかく擬人化夢のレースなので、なんとか説得力を積んで明るい未来をもぎ取る方向に、舵を切ってくれると嬉しい。まぁスペがその想いを継ぐ展開でも悪くはないんだが
短距離スペシャリストと合わせた今回、スペは実践で色んなことを学ぶ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年4月17日
スリップストリーム、ピッチ走法という技術を体感し、置いていかれても背中に食らいつくハングリーさ、キツい状況でこそ笑うタフさを、自分の中から引っ張り出す。
そういう実践値の高さこそ、今回のレースでトレーナーが確認し、スペに確信してほしかったものなんじゃないかな、と思った。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年4月17日
やればやるほど学べる。強くなって、出来ることが増える。そういう実感を、ウマ娘教育の本道から離れた場所で育ったスペに理解してもらう。
そうすれば、才覚と仲間に恵まれた主人公は、どんどん前に進んでいける。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年4月17日
競技から少し離れた場所で見ているからこそ判る、未来の全体像。トレーナーがそこまで見据えて走らせたとしたら、かなりの教育者なんじゃないか。
スペは結局負けるわけだが、長く影を引いた前回の負けと、学ぶところの多い今回の敗北は、大きく色合いが違う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年4月17日
走ること、戦うこと、負けることで自分は前に進めるという実感を与えられるよう、骨を折って足場をくんだトレーナーも、あの笑顔で報いられたことだろう。
史上最高クラスの短距離スペシャリストの走りを、スペは至近距離で学ぶ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年4月17日
時代を超え、夢のスターホースを集めた今作、主人公が様々な伝説と共に走り、その強さをラーニングして行く展開になるなら、ちょっとアツいな。やっぱこー、夢のパッチワークは燃えるというか。
それは先を見んと分からんけども、スピカ(相手役になったリギルも)が友情と実力を育む苗床として、風通しの良い強さをしっかり持っていることが、今回の特訓ではよくわかった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年4月17日
そうやってどんどん走って、どんどん強くなっていく前進力が、作品の舞台にしっかりあるのは良いことだ。
『負けを知って強くなれ!』というトレーナーの言葉は、ともすれば形のない空言になりかねない、ありふれた看板だ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年4月17日
しかしときに楽しく、ときに真剣に特訓と実戦を描写し、そこで手に入れたものをしっかり描いた結果、その言葉は実感として主役と視聴者に届く。
そういうどっしりした熱血を真っ向勝負で描きつつ、笑いも交えて油っこくなりすぎないバランス感覚。考えてみると、それがこの作品の一番の強みかもしれない。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年4月17日
この特訓の先にある景色に期待が持てる、とても良いエピソードでした。来週も楽しみですね。