ペルソナ5を見る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年6月16日
イイコの仮面を剥ぎ取って、世紀末覇王ここに爆誕ッ!
そんな感じの、VS金城編第二回。現実の渋谷と伝奇空間を行ったり来たりしつつ、真ちゃんが抱え込んでたグネグネが顕になったり、話が進んだりなエピソード。
つーわけで、今回のパレスは渋谷の街。空飛ぶ銀行が睥睨し、ATM人間が絶望の中でウロウロするヤダ味は、なかなか強烈だった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年6月16日
法律上の犯罪から巧妙に距離を取りつつ、"足がつかない”ように立ち回る金城のパレスが、手が届かない空の上にあるのは面白い。
鴨志田編といい、P5は生臭いセックスネタをいい具合に混ぜ込んで、『あ、こいつぶっ殺さなきゃ…』感を強めている。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年6月16日
声を荒らげないけども超絶悪辣な金城の口調が、人を人とも思わない凶悪さをにじませていて、良い悪役だ。顔が化け猫っぽいのが好き。
金を使えばストレスが減り、金が減ることでストレスが溜まる。金城の強欲には終わりがなく、幸福もない。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年6月16日
それが個人の範疇で収まるなら悲劇だが、他人を食い物にすれば悪徳である。金で縛って苦界に鎮める、オールドスクールな女衒スタイル、半グレ風味といった塩梅。
銭と暴力を握り込み、奸智にも長けた”悪い大人”
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年6月16日
どんだけ超常パワーを持っててもクソガキ集団でしか無い怪盗団は、その悪事に手が届かない。
この状況で、真がブツンと切れて特攻みをかけ、事態が悪化しーの300万背負わされーのすることで、状況が動いていく。
アバンで明かされた真ちゃんちの家庭事情は、彼女が”お硬い生徒会長”の仮面を捨て、怪盗団の一員(つまり大人のクソ世界に不満を持つクソガキ)だと見せるシーン。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年6月16日
同時に、受けてるストレスの重たさを開陳することで、杏殿が無邪気に踏んだ”役立たず”地雷を起爆剤にして、物語を進める事もできる。
親はいない、学校ではイイコを演じ、実の姉には穀潰しの人生寄生虫呼ばわり。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年6月16日
なかなかヘヴィな状況であるが、それがあればこそあの大暴走にもある程度納得がいく。そこ印象づけておかないと、ホント考えなしに暴走してるだけなわけで。
ここら辺はモナCHANGの優良マスコットぶりも良い感じだ、
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年6月16日
ピンチがじつはチャンスであると理論立てて説明したり、現実を揺さぶって幻想を変える手立てを思い出させたり。
状況と自分たちに出来ることをスマートに言語化してて、同卓してたら、スゲー感謝する立ち回りだと思う。(卓ゲーマー的感想)
なにしろ人数が多く回すべき話も膨大なので、スムーズに流せる部分はザックザックやりたい。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年6月16日
真が異常な世界をスルッと飲み込んでいるのも、参謀として怪盗団に向かい入れられる下準備であり、余計な説明で時間使わないためのテクニックでもあろう。
同時にちょっと急ぎ足な部分もあって、ヨハンナ覚醒はもうちっとケレンが欲しかった部分でもある。いや、顔つきバイクのインパクトは十分だけども。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年6月16日
P5アニメはアクションちょっと弱いの、残念な部分かな正直。その分、
ダラダラした日常シーンがすげぇ良いけど。
未来で蓮くんを尋問することになるどうなのオバさんが、真の姉だとは知らなかった。実の妹にああいう事言うあたり、ほんとストレスすげぇんだろうな…蓮くんに凄い”圧”の問い詰め投げつけてくるのも、ある意味納得。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年6月16日
正義を否定し現実に飲まれる。完全に自分を見失った立ち回りだけども、真が”パパが好きだったいい子”を演じ続けているように、冴さんもいなくなってしまった父に憧れている。だからこそ反発し、あるいはその憧れを現実に出来ない無力感に苛まれている感じ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年6月16日
やっぱ家族へのコンプレックスがキャラの根っこにあると、”ペルソナ”だなぁって感じするね。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年6月16日
祐介が死せる母への思慕と、悪しき父への愛情で揺れていたのとはまた別の角度から、新島姉妹は”失われた家””壊れつつある家”に閉じ込められているわけだ。
怪盗団がパレスに挑むのは、そこら辺のコンプレックスを解いて筋道を立て、心を開放するためでもある。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年6月16日
抑圧機関が長く、基本的な人間スペックが高い分、溜め込んでいたモノも大きそうだが…そこら辺は、パレスでの大立ち回りで開放されていくのかな?
あ、的確に嫌ないじり方をしてくる明智は一人でパンケーキ食ってろ、って感じでした。要所要所で目立つんで、それなり以上にデカい仕事するんだろうな…。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年6月16日
『こんなにイライラするのは気になってるからじゃないの? 声も保志さんだし?』とアタマの中で言われたが、ちげーし!そういうんじゃねーし!
さておき、奔馬は手綱を説かれた。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年6月16日
”イイコ”じゃなくなった真がどう暴れまわるのか。生臭い半グレの犯罪銀行をどう攻略するか。歪んでしまった姉妹関係はどういう変化を見せるのか。
色々気になる部分がありつつ、来週の放送が楽しみです。