少女☆歌劇 レヴュースタァライトを見る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年7月27日
オーディションが終わり、日常が始まる。戦いに疲れ果ててなお、少女の日々は止まらない。闘士、決意、迷いに孤高。様々な人々の様々な想いを載せて、青春は踊る。
99組の少女たちが何を秘めているか、どこに接点があるのか。譲れぬもの、見えぬものを描く回
というわけで、純那ちゃんをぶっ飛ばして無敵の主役ルート驀進…とは行かず、圧倒的な”華”を持つ無敵のセンター、天堂真矢様が華恋に立ち塞がる第三話である。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年7月27日
主人公が実は、世界も真実も自分も見えていないこと。そして周囲の人々が案外、広い視界で仲間を見つめていることを、丁寧に追うお話だった
第2話までがお話の輪郭と主役周辺の人間関係(+純奈ちゃんの凡人根性、このアニメにおける”敗北”の意味)を掘り下げたのに対し、今回は横に開けていくエピソードであったと思う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年7月27日
見終わると、99組の少女たちがどんな子で、誰と繋がっているか、少し理解が深まる…気がする。
これはコンテ・演出・作監に入った小出卓史、独特のセンスが生きた結果だと思う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年7月27日
画面に意味深なノイズを混ぜて、情報の圧縮率を上げる。挑発的な絵作りで、日常と人間関係を撹拌していく。
回転し、衝突する視線が感情を切り取っって、よく見せてくれる結果として、群像それぞれの表情が掴める。
やや引いた構図でメインを捉えつつ、ノイズとなるモブや物品をカメラが舐めるレイアウト。シーンの主役だけを捉えず、あえて雑味を増すことでリズムを作り、視聴者を引き込んでいくスタンス。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年7月27日
ぶっちゃけ、今回の日常パートは面白い。わけがわからないのが興味深い。
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あえて情報量を上げたノイジーな画面から、何かが起きている予感、ザワザワした期待感がグッと立ち上がり、画面に引き寄せられる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年7月27日
トンチキな物品が幾度も顔を出して、しかもノイズで終わらない。何らかの意味を伴う暗号として、幾度も多用される。
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『倉庫行き』の札をはられたファラオは、ひかりに監禁された華恋を見守る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年7月27日
ヴィーナスは様々な場所で顔を出し、紙飛行機を向かい入れる。美の女神、舞台の主役の周辺を旋回する、哀れなモブ達。自分で跳べない紙の鳥。
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紙飛行機が、不屈の闘志を燃やし天に追いつこうとするクロちゃんの象徴であるのは、多分間違いない。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年7月27日
真矢周辺には鳥のフェティッシュが多い。どこまでも高く、自分一人で飛べる存在。偽物の羽を折らなくても、ナチュラルに高みにある生き物。
それに追いつこうとする時、元天才は紙の羽を捏造する。
身の程を思い知らされて、地面に叩き落とされたなお、『負けてないから!』と吠え、憧れに追いつこうとする。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年7月27日
そんな意地は、オーディションの敗北に凹まない純那ちゃんにも、香子の手を離して自分の戦いを掴もうとする双葉にも…天にいる真矢にすらある。
星は無邪気にただ輝くのではなく、誇りと驕り(両方共”Pride”であろう)を炉に焚べて、必死に背伸びをすることで高みにある。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年7月27日
今回華恋は、そんな星の高みも、星に追いつこうとする少女たちの決死も知らないまま、流されるようにレヴューへと飛び込んでいく。
『二人で、てっぺんに』
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年7月27日
かつての約束を叶えるためだけに、地下ステージへ上がる華恋。純那ちゃんと戦ってなお、そこで賭けられるプライドの意味、孤独と敗北の価値を理解していない華恋は、真矢には到底及ばない。
主役が何も知らない存在であり、負けるべくして負けると確認する第三話。
冒頭、切れ味の良いコメディで和らいだ空気(三人部屋コントは本当に面白かった。なぜ膝蓋腱反射を確認する…そしてひかりは、ちったぁ同居人を気にしろ)は、柔らかな日常描写を経由し、関係性の糸にたどり着く。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年7月27日
暖かな日常の中に秘められた、張り詰めた思い。触れれば切れる、感情の爆弾。
あるいはそれが、ただ一人に向けられたものではないこと。一年前に一つのレヴューを作り上げた仲間を、皆しっかり思っていること。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年7月27日
魅せられつつ拒絶し、引き寄せられつつ遠ざける。人間感情の複雑な輪舞曲が、そこかしこで演じられていく。九人それぞれの表情が、複雑に絡まっていく。
キャラと世界観に愛着が湧いてきて、作品を飲み込めたこのタイミングで、そういう複雑なつづれ織りを豊かに見せる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年7月27日
頃合いを見計らった運びで、とても良い。初期設定されていたカップリングをかき回すことで、キャラに陰影が出てくるのがとても良い。
一つの道糸として、やはり”机”の描写は大事だ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年7月27日
レヴューに飛び込み負けた純那ちゃんは、キリンの謎に迫ろうとUMA書籍を増やしている。
同質のばななは、友達の写真が多い。可愛らしい賄賂を受け取って、舞台袖へ下がった彼女は、何を秘めているのか。
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飾り気のない真矢の”机”にも、仲間の写真がある。孤高に煌く星は、しかし人のぬくもりを忘れていない。特に、必死に手を伸ばし星に届かんとするNO2の”あの子”を。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年7月27日
捻れつつ真矢クロの感情が双方向なの、マジで”ヤバ”なんで、大事にしてください。
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真矢は絶対的な強キャラであり、”天井”として作品の高さを決める立ち位置にいる。しかし才覚にふんぞり返るわけではなく、努力は積み重ねるし、下にいる連中の顔や温もりはしっかり見ているし、油断がない。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年7月27日
強く、正しく、気高く。こういうキャラがトップだと、それを追う物語に厚みが出るね。
私室でも”鳥”の要素が入れ込まれ、真矢が高みを飛ぶ存在だということは強調されている。紙飛行機のクロちゃんは、幾度も地面に突き当たり、それでも鳥を追う。自在に羽ばたき、軽やかに舞い続ける不死鳥に憧れつつ、観客気分ではいない。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年7月27日
負けない、勝つ。
いつだってそのつもりで、星に手を伸ばす。
戦い自体には敗北しているのに、というかだからこそ、クロちゃんの不屈は輝いて見えるし、傷を背負ってなお強がる姿勢を応援もしたくなる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年7月27日
そんなNO2の決死を、真矢がちゃんと評価し、快く思っていることも。そこに納得がいくので、覚悟のない華恋をあしらう態度が、むしろ必定に感じられる。
今の華恋は(正しい主人公の責務として、視聴者と同じように)何も知らず、何も見つけてはいない。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年7月27日
紙飛行機のあがきを見せるにしても、どこに飛んでいけば良いかもわからない、不安定で身勝手な存在だ。それはやはり、一度天の高みに圧倒され、地上に叩きつけられる必要がある。
真矢が勝つ必然、華恋が負ける必然。そこら辺を丁寧に積み重ねつつ、二人を取り巻く人々の熱量、それがぶつかり合って生まれる化学変化も、しっかり描く。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年7月27日
例えば、クロちゃんと双葉の交流とか。
まさかこの二人が三話で接触するとは思わなんだが、良いコンタクトだった。
はるか遠い立ち位置ゼロを目指し、必死に努力する二人。その距離は最初極端に離れていて、噛み付くようなステップインから舞踏の間合いに入る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年7月27日
オーディションでの決闘を予言するように、荒々しく踊る二人は次第に、心を触れ合わせていく。
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レヴューは現実の戦いなのか、心理的葛藤の表現なのか。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年7月27日
未だ作品からの説明はないが、それが現実的であり、また超現実的でもあることを、双葉とクロディーヌのダンスは教える。
回想と現実、レビューと日常を二層で描きつつ、テンポ良く受け渡していく演出が冴える。
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戦うことは抱き合うことであり、踊ることは傷つけること。接触は対立と友情、双方に開かれていて裏腹だ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年7月27日
負けることで生まれる友情もあれば、無明の闇に落ちることもある。そういう複雑性を全て飲み込み、視聴者を殴りつけるだけの圧がレヴューにあるのは、とても良い。
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主役と脇役、勝ちと負け。才能、努力、知恵、幸運。様々なものが絡み合い、上下が明瞭に付いてしまうのは現実もレビューも同じである。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年7月27日
だが、そんな数字を超えてなお生まれるものがある。劇の終わり、戦いの果てにもまだまだ先がある。
踊ったから、戦ったから繋がる手と手は、無限の未来に伸びている
育ってしまった天才子役、自分より上の才覚を知った不安を、クロは双葉にぶちまける。二日目のレビューでクタクタのはずなのに、あくまで余裕を装っていた少女は、決闘相手にだけ素顔を見せ、靴で鎧わない心を見せる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年7月27日
ここら辺の心理的間合いの表現は、非常に鮮明かつ的確だった。
クロちゃんは『双葉が香子以外を見るのが意外』と言葉にするが、彼女が香子に密着しつつ周囲を見ている様子は、これ以前に絵で捉えられている。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年7月27日
髪を梳るという、エロティックですらある至近距離。そこに身を置きつつ、双葉は周辺の変化に気を配り、視線を広げる。
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予定された相方に、近視眼的な愛情を配るばかりと思われていた双葉が、その実”組”の仲間を気にかけている様子。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年7月27日
純奈ちゃんや真矢もそうだが、『なんだ、このキャラ結構良いやつじゃん…』と、視聴者に教える誘導が巧いアニメである。こう導かれると、自然とみんな好きになっちまうぜ…。
一言でいえば、このアニメの女の子たちは基本優しいのだ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年7月27日
皆で頑張って創った劇を、けして忘れていない。才能の差はあっても、切磋琢磨し己を、仲間を高める関係に敬意を払っている。
それが行動の端々、目線の一つ、さりげない物品で語られることで、キャラが心に染み込んでくる。好きになる。
そういう手管の巧さを、しっかり感じる第3話であった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年7月27日
主役サイドがそういう優しさ、視野の広さから遠ざけられ、お互いがお互いしか見ない隘路に入っている様子も、ちゃんと描いているが。
『危うい間違いにフラフラ飛び込む』という、かなり面白い方向で主役たちを際立たせていく形だな…。
周囲と交流せず亜音速で拉致監禁&ビンタキメるひかりもやべーし、レビューの残酷さも考えずオーディションに挑む華恋もヤバい。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年7月27日
前回の純那ちゃんを見て、敗北の意味と価値を感じなかったわけじゃないけども、華恋はバカなんで自分が受け取ったものを言語化しにくいのだ。形になるまで時間がかかる。
なので、負けた理由もわからないし、『なぜレビューに挑むのか』という真矢の問いかけに”正解”を返すことも出来ない。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年7月27日
不器用な優しさで閉じ込めても雛鳥は逃げるし、バール程度で運命は壊せない。潜入したと思った決闘場からは、現実の冷たい雨へと帰還するだけだ。
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間違い続けすれ違う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年7月27日
自分の答えを掴んでいるからこそ高みを飛ぶ真矢とも、泥まみれで空を掴みに行ったクロとも、優しさと決意で負けてなお友の手を取った双葉とも、華恋とひかりは遠い場所にいる。
そんな二人が魂を通わせる場所は、やはり決闘しかないのだ。
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雨が産んだ水鏡には、決闘衣装の二人が写っている。オーディションに挑み続ければ、必ず比べあい、傷つけ合うしかない運命。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年7月27日
それを華恋は見据えていないし、それにひかりは囚われている。
かけがえのない相手だからこそ戦いたくない、優劣を比べたくはない。むっつりした仮面の奥に、純情が香る。
しかしそれは、方向性を見誤った暴走だ。バールで偽物の星をぶっ壊しても、レッドアラートがなるだけで、未来に繋がる道は生まれない。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年7月27日
己の魂を宿した獲物を持ち、公平な競いの場で優劣を付け、勝利と敗北から始めること。その運命を、水鏡は予見している。
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オーディションは演者たちに、公平に開かれている。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年7月27日
日常の終わりを告げる着信が、群像を横切っていく瞬間の演出がとても好きだ。それは皆が己を試し、高みを目指す厳しくも公平な場だ。だから、全てに開かれている。不在のばななにも、不正のひかりにも。
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今回はカットをテンポ良く受け渡していく演出が冴えていて、遅刻してきたクロちゃんが真矢と出会うシーンも、鮮明かつ的確だった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年7月27日
軽妙な強がり、かかる声、無視しきれず溢れる感情。ヴィーナスを目指す紙飛行機、やや引いたカメラの緊張感。すごく良い。
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こういう圧縮率の高さは、象徴の劇的空間たるオーディションでこそ映える。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年7月27日
真矢を取り巻く鳥と星の装飾。圧倒的な高低差と、舞台装置を使いこなす練達。真矢の強みがよく出たバトルだった。
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舞台は己を良く知るもの、才覚に優れるもの、決死の努力をするものに味方をする。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年7月27日
純那ちゃんとの決闘では、無邪気な才覚で賢しい環境利用を跳ね返した華恋だが、真矢とのバトルでは地の利を取られ、良いように状況を作られる。せり上がる階段を、華恋は追いきれない。
同じ細剣使いであることで、華恋と真矢が同質のスタァであり、しかし現状全く追いついていないことも良く見える。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年7月27日
天、あるいは立ち位置ゼロにたどり着けるだけの資質はあっても、野望も決意も認識も、まったく足りてはいない。華恋の現状は、全てレビューに乗っかっている。
真矢は上でふんぞり返るだけでなく、自分から階段を駆け下り、あるいは下に回ってもう一度登る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年7月27日
その動きが、不断の練磨を忘れない彼女の気高さを表しているようで、好きな殺陣である。星は落ちることを恐れない。必ず、もう一度昇ると確信しているのだ。
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レビューが物語設定的にどのようなポジションになるにせよ(あるいは、明確な定義が最後までされないにせよ)、それが少女たちの魂の色合い、揺らぎや靭やかさ、集団での立ち位置を示していることは、間違いないだろう。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年7月27日
一刀一挙動にどんな意味があるか、見落とさないほうが面白いっぽいな…。
レビューで抽象化されている真矢の唯一性と、それを手放し仲間の手を取る親しみやすさは、現実でもしっかり表現されている。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年7月27日
その他大勢がみっしり詰まった藤棚と、明確に線を引く真矢の立ち位置。それでも、バナナマフィンは手に取る。同じ釜の飯を食う。
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同じバナナマフィンを監禁時の”餌”と愚弄したひかりの孤立とか、”賄賂”と照れ隠しして飴ちゃんをエールに送る双葉の優しさとか、食事もまた有効なフェティッシュとして使い倒されている。やっぱアニメの中の飯描写が好き。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年7月27日
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双葉の視野の広さと優しさが強調されるほどに、香子の不気味な余裕が気にもなる。いやまぁ、まひるちゃんは額に太字で”負け犬”って書いてあるんで、とりあえず触ってみたくなるのは判るけども。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年7月27日
お風呂に入って裸の付き合い…のはずなのに、ほのめかしとジャブの打ち合い、虚心坦懐とはいかない関係。
その奥にどんな思いを隠しているのか。香子にカメラが切り込む瞬間が、今から楽しみである。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年7月27日
今回の真矢・双葉・クロの描き方を見ても、基本99組は演劇に魂預けちまってる劇バカどもだ。仲間を大事に、己を信じ、真っ直ぐ道を歩ける強く正しい女の子たちだ。
ただ、道には迷う。自分も見失う。その時手を引いて、飴ちゃんくれたり高みで輝いてくれるのが、仲間というものだ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年7月27日
人それぞれ、自分の星がある。役割がある。それをどう見定めるか。すでにたどり着いているか、あるいはこれからたどり着くのか。
そういう遠近法が九人分用意されていることが、お話の立体感を高め、思わず前のめりになる魅力にもなっている。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年7月27日
自分から舞台裏に退きつつ、序列は三位なばななちゃんとかね。おめー日本刀の宝石、ビッカビカに輝いてんじゃねーかカッコいいな…。
というわけで、主役たちの迷い道、トップスタァの輝き、それを追う人々の視線を丁寧に積み重ねた、横幅の広い第三話でした。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年7月27日
孤高なれども高慢ではなく、愛すればこそ誇り高く距離を取る。真矢の人格が丁寧に描かれて、彼女を好きになれるエピソードでした。メイン全員好きになっちまうなこれ…。
正直先週までだとクロちゃんの熱量が一方通行じゃないかとブルブルしてた。んですが、真矢様は情を知るエトワールであり、自分を追う紙飛行機の純情を無下にする鳥ではなかった…ありがとうありがとう…強くて優しい女が好き…。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年7月27日
真矢が天高く背筋を伸ばし、見事に君臨してくれたおかげで、99組全体の見通しがハッキリした感じもある。主役たちが、全くそこに追いついていない現状も。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年7月27日
暗闇でのビンタで引いた物語が、一体どこに行き着くのか。次週も楽しみです。ほんっとおもしれぇなこのアニメ。
余談。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年7月27日
μ'sに魂を惹かれた亡霊たちから『その声、その黒髪…園田だろ知ってんだぞ!』と言われまくってた(当社調べ)ひかりちゃんですが、今回『あなたは最低です』ビンタをキメたことで、園田力が限界まで跳ね上がった感じはある。
早くラブアローシュートして欲しい。(武器は短剣です)