衛宮さんちの今日のごはん を見る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年10月1日
月に一度の衛宮メシ! 10月は”衛宮さんち”をちょっと離れ、学園祭準備に湧く穂郡原学園にザップ・イン!!
横幅広く学生組を捉えつつ、衛宮のメシが生み出す馬力をメガネ軍団に分け与える、唐揚げうまそうなエピソード。ビールビールまじビール!! って感じ。
というわけで10月の衛宮メシである。そろそろ終りがみえてきて、一年が飛び去る速さなどに思いも馳せるが、あの世界の衛宮たちは永遠の平和の中を、うまい飯作り振る舞い喰らいながら過ごしていくのだろう。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年10月1日
今回もそののんびりした空気は健在で、しかし少し毛色が違っている。舞台が変わるからね。
学園祭前のワチャワチャした空気、奇妙な高揚感が元気に切り取られた今回は、高校生日常モノとしていい空気だった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年10月1日
生徒会に三人娘に綾子と、今まで出番のなかった学生組が総出演。ごはん時空のゆるく優しい空気に、日常担当の彼らはよく馴染む。
綾子パートの花の表現が綺麗で、ボーッと眺めてしまった。もともと起伏が少ない話なんだが、今回は特にまったりしてて。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年10月1日
そこで美麗な作画で見せ場を作って、上がったり下がったりを小さく付ける贅沢な運びが、このアニメ見てて好きなところである。ランサーの言葉を受けて、コスモス花開くところとか
クオリティは食事シーンでも相変わらずで、まな板の色がしっとり変わるところとか、生姜とにんにくをすりおろす時の音響とか、準備段階でうまそう力を貯め込んで良かった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年10月1日
生活音そのままよりキレがあって、でも嘘っぽくなりすぎない。衛宮メシの音響関係、ほんと細かく気を使ってると思う。
衛宮メシは食事行為、あるいは食事それ自体を、腹を満たすマテリアルで終わらせず、真心が伝わるメディア、あるいは心の活力を取り戻すサプリメントとしても扱っている。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年10月1日
『肉を食べると、元気が出るからな』という寺の息子の言葉は、そういう”糧としての食事”を見据えた発言である。
士郎もそれに報いようと、手の込んだ(しかし気取りすぎず、高校生のシンプルな食欲にしっかり答える)メシを整える。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年10月1日
冷めても旨く、馬力がついて、夜も頑張れるような食事。卵焼きとおにぎりもついて、カロリーと満腹感に飢えているボーイ&ガールも大満足だ!!
グルメインフレを起こさず、あくまで家庭料理の範疇、毎日食べて毎日を元気に過ごせる範囲で留めているのも、この作品が捕まえたい”食事”がメディアであり、サプリメントであるからだろう。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年10月1日
うまいもん食べて頑張りたいという願いと、それに報いる調理の、素朴なコール&レスポンス。
それは日常の中で繰り返され、気張りすぎず、でも真心を毎回込めてしっかり仕上げられる。色んな場所、色んな食材、色んな相手と、色んな食事で心が繋がり、日々は転がっていく。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年10月1日
”日常料理漫画”として軸に据えるべき価値観が明瞭で、表現がそれを裏切っていないから、見ていて安心感を与えてくれる。
そこら辺の真摯な統一感を、サイド確認する10月衛宮メシであった。オチのセイバーが最高可愛かったのも、マジありがたい…衛宮メシセイバーほんとかわいい…。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年10月1日
月日はめぐり、一年の長い放送もそろそろ終わり。思いやりフルコースの最後にどんなエピソードをもってくるか、楽しみですね。