イマワノキワ

TRPGやアニメのことをガンガン書き連ねていくコバヤシのブログ

プレイレポート 18/11/18 TNM『さよならの向う側』

日曜日はTNMのオリジナルシナリオをRLしましたよ。

シナリオタイトル:さよならの向う側 システム:トーキョー・ナイトメア RL:コバヤシ

新米くん:"ムーンフェイス"魅月ルナ:17歳女性:カブキ◎●アヤカシ=アヤカシ 彗星のようにスターダムに躍り出たアイドルであり、その実態は妖魔の歌姫。魔王級の実力を抱え込んだまま腐っていたが、"チーム"との出会いにより真実の喜びと出会い……。
浅間忍さん:"東京一の適当探偵"宍戸喜三郎:41歳男性:フェイト◎●カブキ、チャクラ 奇抜な格好をした、テキトーな探偵。軽薄な態度の奥に強い信念と重たい過去、八極拳士としての実力を隠す剣呑な男。
二次元くん:士道長船:31歳女性:クグツ◎●カゲ=カゲ 全身をサイバーウェアで強化した、内調の最終兵器。自分自身を国家防衛のための歯車と任じ、心を機械で凍りつかせている。堅物で色々めんどくさい。
シェンツさん:鋼塚狼乱:24歳女性:イヌ◎カブトワリ●カブト NBI装甲突撃班の班長であり、犬狼伝説世界からやってきた悪いレズ。毛並みは良いはずだが中身は狂犬、銃が撃てるから警官になったタイプの人格破綻者。

こんな感じのメンバーで、黄昏の時代を駆け抜けました。先週末辺りは異常に電波感度が良くて、いろんな物がビンビン来てたんですが、その流れに乗っかって一気に書き上げたシナリオです。自分の好きなものだけ詰め込んだ乱雑なシナリオなんですが、巧く楽しんでいただけたようでよかった。
『NOVAではなく、トーキョーナイトメアでしか出来ないシナリオをやろう』ってのが根本的なモチベーションとしてあって、そこを詰めていった結果、実在国家を絡めたエスピオナージュと、アイドル史を踏まえた芸能再生物語が同時進行する形になりました。
"アイカツ!"一期最終話と"人狼 JIN-ROH"を混ぜて欲望で煮込んだようなシナリオになりましたが、思いの外工作員とアイドルのWエモエンジンは相性が良く、いい具合に速度が出ました。やっぱ自分の好きなことを存分に盛り込んで、シナリオを作るのが正解。
好きにやりすぎた結果『俺の考えたエモシーンをしゃぶれ! このドグサレがっ!』と、ヴァニラ・アイス戦のポルナレフみたいなテンションになってました。RLの煮えたぎった妄想を快く受け入れてくれたPLには、どれだけ感謝しても足りませんね。
強いエモーションはセッションを加速させるニトロなんですが、それが強すぎるとセッション自体を破壊してしまうこともあって。強い思いを思いっきり煮えたぎらせた後、PLにも協力してもらいつつ、いい具合にコントロールするのが大事なんでしょう。

ロールプレイの方は皆体温高く、熱くやってもらいました。アイドルへの情念が大事なんで、ルナが真剣に"アイドル"を考えて立ち回ってくれたのは、とても助かりました。やっぱPC1はシナリオに真剣なキャラがよい。
宍戸さんはいかにもお仕事導入って感じだったのに、重たいレスポンスを多数必要とする立ち位置になってしまって、ギャップで悩ませてしまったと思います。しかしその重たさを受け止め、自分なりの答えをビシバシ返してくれたのは最高にありがたかったです。
長船と狼乱は最悪の凸凹コンビとして、お互いをよく突っつきつつバディアクションしてもらいました。『バディ枠』という側は用意しつつも、それにどういう味がつくかはPL任せなわけで、そこにどんな色がつくのを見るかがRLの(そしてシナリオライターの)楽しさです。二人らしさ満載の色合いで塗ってくれて、大満足であります。

つうわけで、非常に楽しいセッションでした。自分で言うのもなんだけど良いシナリオに仕上がったんで、もうちょい回数やりたい気持ちですね。良いセッションでした、同卓していただいた方ありがとうございました。