スター☆トゥインクルプリキュアを見る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年3月17日
プリキュア IN 労働ッ!
夢の宇宙にぶっ飛ぶために、ロケット修理に勤しむ四人組。AIの組み立てた色気のない労務は、少女たちの精神をガリゴリ削る。
計算できないランダム、役割のないミソッカス。そんなレッテルを貼られたひかるが、規格外の力を絞り出す!
そんな感じの、ジワーッと仕事して夢見て自分たちのロケット守って宇宙まで行く話である。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年3月17日
なんかデケェ挫折とか衝突があるわけでも、スゲーバトルがあるわけでもない。額に汗してみんなで働いて、新しい夢を形にしていって。不思議な秘密で繋がった新しい友達が、なんか良いなと思う。
そういう地味な話である。それが最高に良い。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年3月17日
スタプリは地面に足がついた、ちょっと頑是ない感じが強くする。メイン消費層にカッチリフォーカスを合わせた、難しすぎない等身大の冒険譚。
放課後、あるいは休日。学校も親も見ていない子供(と妖精)だけの秘密基地で、トンデモない冒険が唸りを上げる
そんな正統派ワクワク冒険活劇感が、ファンシーなデザインのロケットから、枠にハマらない(けど、既存の秩序をぶっ壊すわけでもない)ひかるの仕事ぶりから、どんどん沸き立っている。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年3月17日
宇宙を舞台にしているからか、少女たちが肩を組んで未知に挑んでいくワクワク感が、凄い強いのよね…良いわ。
AIの最適化された適正チェックは、色々穴がある。積み重なる過負荷を考慮に入れていないし、新しい可能性も生まれない。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年3月17日
『オメーは隅っこで掃除でもしてろよ』と投げ出されたひかるだが、計算しきれないワクワク力と、それを周囲に広げていく感染力で、独自の魅力を打ち出していく。
いつAIさんが『…ガガガ…ひかる…バグ、キケン…ハイジョ…』と言い出すか不安になるクローズアップだったけども、異星の人工知能は状況を的確に分析し、判断基準をアップデート出来るようだった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年3月17日
創造性、創発性を学習したAIは、今後もっと実りのあるサポートを行えるようになるのか。
実は機械知性とのコミュニケーションSF的側面もあんのかな…って感じだ(青背の読み過ぎで頭がイカれた人)
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年3月17日
まぁ異質な存在との交流は確実にメインテーマなので、AIさんともだんだんわかり合っていくんじゃないかな。
エイリアンでもロボットでも、お話すればお友達。
そういうガキの寝言を、キッチリ拾い上げて嘘ではない物語に仕上げていくのは、現代のおとぎ話の大事な仕事である。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年3月17日
そういう意味では、ちょっと距離のあったえれなさんとジワジワ間合いがつまり、ひかえれかなりキテるのは良いな。ひかるが相当、”観星中の太陽”好きだからな…。
ここまで母星の価値観にガッチリ固着してたララも、ひかるの”無駄”を否定せず、ピンクと水色の超イカスロケットにワクワクする自分を、止めようとはしない。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年3月17日
それはここまで7話、時にぶつかりつつ本気で向き合った地球人・星奈ひかるが生んだ変化だ。
ララちゃん”大人”を自認しつつ、衝動主義だし勘気は強いし、ともすれば一番子供っぽい。ひかるはアーパーに見えて、独自の知性で独自の行動取ってるだけだし。敬語もちゃんと使えてるしね。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年3月17日
ガーリィなロケットは、そんなララの中の”子供”を、素直に開放できた象徴な気がする。
みんなで頑張って、良いねとか好きとかポジティブでプリミティブな感情を共有して作り上げた、『私たちのロケット』
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年3月17日
声が重なり合唱になるように、星が繋がれ星座が生まれるように。プリキュアの特別な秘密が生み出した決意は、戦う力に変わっていく。
子供ながらヒーヒー額に汗して、ちょっとずつ状況を改善しながら作り上げた『私たちのロケット』を否定されて、テンジョーさんに大激怒な所が良いなぁと思う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年3月17日
それは君たちの手で作り上げた、君たちだけの夢だから。訳知り顔の他人が否定するなら、譲っちゃダメなのだ。
相変わらずプルンスの好感度が高く、地味な溶接作業も文句言わずこなすし、敵が来たらフワを庇うし、ドーナツにこだわりアリだし。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年3月17日
”守るべき幼子””共感を引き込む同年代の子供”としてフワがやってるのと同じくらい、”子供に共感を示す大人”不思議な友達”として良いシェイプをしているなぁ。
かくしてテンジョーさんの妨害を退け、もしかしたら初めて掴んだかもしれない『私たちが自分で作った、譲れない夢』を天までぶっ飛ばす少女たち。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年3月17日
初めての無重力空間、天から見下ろす青い星。宇宙にたどり着いたワクワクがちゃんと書かれているのは、とても良かった。
そっからワープゲートでぶっ飛んで、天文学も物理学も通用しそうもないパステルカラー宇宙にINッ! かなりのキラヤバである。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年3月17日
ワープ空間のパキッとした色彩、ファンタジー宇宙の可愛らしい色合い。やっぱキラプリはデザインの切れ味が良いなぁ…可愛いし、ワクワクする。
次回は初めて四人で挑む、ファンタジック宇宙旅行。放課後のヒミツがトンデモない異世界に繋がっちまって、少女たちのドキドキは無限大である。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年3月17日
非常に真っ直ぐな宇宙青春冒険譚をしっかりやってくれていて、スゲー楽しい。来週も楽しみです。