・Backstage Pass2
ガルパ履修記録
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年3月19日
・Backstage Pass2
Season2一発目に、あの特大変則イベントが帰ってきた!
仲良しサークルから客の顔見たバンドへ、一年分の成長を背負い、少女たちはセットリストに思い悩む。颯爽と25人の”今”をスケッチする、初春の爽やかなエピソード。
つうわけで、三年目の一発目は『全員集合! これがガルパだ!』と言わんばかりの、横幅の広いイベント。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年3月19日
season2やアニメ二期を切っ掛けにガルパと知り合う人(自分もその一人)に向け、各バンドの雰囲気や役割分担、目指す理想や主な支持層、ファンとの接し方などを一気に食わす高カロリー文章である
賑やかで楽しいのは第一回BSPと同じだが、一年バンドに打ち込んだ結果見えてきた自分と客層を『セットリストを考える』という共通項で上手く切り出して、分かりやすく見せているのが面白い。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年3月19日
あなたがいて、わたしがいる。ファンがいて、バンドがある。そのコール&レスポンスを5バンドが共有している
同時にバンドごとの色合い、バンド内部での個人の差異というのも当然あり、これを”文字”で魅せるのは非常に面白かった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年3月19日
手書きの筆跡は各キャラ非常に”らしく”、千聖の非常に整った筆跡、異常に巧い日菜と薫のイラストなどなど、噛むほどに味わいのある演出だったと思う。クラフトエッグはすげぇぜ…
『賑やかな日常→セットリストに悩む→実際に書き記す』という基本パターンを共有しつつ、ハロハピだけ一切文字書かないのも、奴らの規格外っぷりを上手く見せていた。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年3月19日
『規定をオーバーしたからメドレー』というルール無用っぷりも含め、やっぱアイツラ”音楽”への向き合い方がちと違う。
基本まりなさん以来のCIRCLEライブなんだけども、プロたるパスパレはアイドル大集合の商業イベント、ハロハピは子供まつりと発表場所が違うのは、それぞれの足場の違い故だろう。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年3月19日
やっぱハロハピにとって、音楽はゴールでもツールでもなく、幸福のための(最上の)メディアなのだな。
各バンドの掛け合いは一年間で手に入れた人格の分厚さを反映し、かなり前向きで的確なものになっている。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年3月19日
セットリストにはテーマが定められ、それはバンドが自分たちに抱くセルフ・イメージであり、同時に他人に見て欲しい・求められるだろう自分たちをも反映している。
ポピパはおたえの天才で、一気にテーマが『これから始まる新生活が楽しくなる曲』と定まる。有咲が実務をまとめるパターンを外してきて、なかなか面白かった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年3月19日
『キラキラドキドキ』は作詞担当の香澄の根底でもあり、広すぎるテーマになっちゃうのよね。
ふんわり仲良しバンドに見えて、ポピパは結構創作と真剣に向き合い、産みの苦しみとかも結構書かれている。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年3月19日
今回セットリストのテーマを絞って、的確に届くように戦略を立てたのも、彼女たちの変化の現れだろうか。”きらきら星”一本で勝負した時と、結構変わったなぁ(そして不変共通でもある)。
ポピパがニューカマーの背中を押すスタンスを取ったのに対し、Afterglowは自分たちの生き様を見せつけ、カッコいいと思ってもらえるセットリストを選ぶ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年3月19日
横道にそれそうになったメンバーに、ビシッと『アタシら”曲”だから』と言える美竹蘭、素直にカッコいい。ここら辺のぶれない天才が愛され要素か。
ちょっとブレて戻る道のりはパスパレも同じで、千聖の提案した『来てくれた人に元気を与えるライブ』を彩が発展させて、『元気をもらった感謝を伝えるセットリスト』になっていくのは、バンドの関係性をよく反映していた。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年3月19日
まーた丸山の”才”に、白鷺が惚れ込んじゃう…。
あの最悪のデビューから『逆に元気もらってますよ!』と言えるようになるには、まぁ色々あって。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年3月19日
商業最前線で”アイドル”し続けた結果、バンドがバラバラになりかけたり、厄介が地蔵と喧嘩したり…でも、パスパレでいること、ファンに向かい合うのは楽しく、元気でいられる足場。
パスパレでいること、アイドルでいることが”私”であること、”私たち”であることとポジティブに結びついてる彼女たちの現在を、上手く描写したと思う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年3月19日
まぁこういう安定感から、思わぬ(しかし納得の)亀裂を見つけてグラグラ揺らしてくるのがガルパくんでもあるんだがな!
Roseliaは新参にも古参にも腕組み頷き納得のセットリストを生み出すべく、『誇り』の二文字を共通テーマとする。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年3月19日
SMSで『ヌルい』と客に評価されたのが、友希那さん的には反省材料なんだなぁと思った。ピリッと痺れるRoseliaイズムを維持したまま、どうより広く、より強く、より優しくなっていくか。
難しいバランス取りだが、弱さを肯定した友希那さんは積極的に視野を広げているし、価値観も豊かになっている。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年3月19日
バンドのセンターでありリーダーでもある天才に安定感があるので、それについていくメンバーも同じ方向を向ける。その結果が、五人同じ五曲である。あんなにバラバラだったRoseliaが…。
そしてハロハピ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年3月19日
ステージの種別も違えば、素直に全曲演奏もしねぇフリーダムさが”奴ら”らしい。演者と観客の垣根を取っ払って、参加型のステージを生み出すべく”踊り”の要素を入れていくのも。
こういう型破りは、やっぱセンターたるこころの才覚に追う所が大きいと思う。
アイデア出しもイラストばっかで無茶苦茶だが、美咲はそれを必死にまとめ上げ、脱線しまくるメンバーを本道に戻す。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年3月19日
そういうアダプターとしての仕事を、二章での迷妄をへて誇りに思えるようになった。それと同時に、パフォーマーとしてのミッシェルにもプライドがある。
美咲ちゃん獅子奮迅の仕事ぶり、それを引き継ぐミッシェルとのシンクロ率の高さは、彼女(とハロハピ)が一年で手に入れたものを、凄く色濃く焼き付けていたと思う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年3月19日
『任せてくださいよ、それがミッシェルの見せ場ですから!』
奥沢美咲…桃色の彩られた鋼の英雄…二つの顔の間で彷徨う蒼き焔…。
かのちゃん先輩が相変わらずふええの皮を被った度胸人間なところとか、あくまで『笑顔の切っ掛け』を与えるスタンスが明言されたりとか、ハロハピらしいわちゃもちゃであった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年3月19日
全体的にハッピーで堅調な空気であったが、この裏には多数の亀裂がある。人が人である限り、完璧などありえない。
そこから生まれる痛みや断絶に飛び込むことで、今回見えた以上の安定と幸福も生まれてくるだろう。変容と定着を繰り返しながら、人は日々新に生まれ続けていく。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年3月19日
全ての歩みが尊く、意味があるのならば、この新春のスケッチもまた、かけがえのない日々の記録。良いイベストでした。
season2メインストーリーは途中なんで判断保留!
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年3月19日
順調そうな空気を匂わせておいて、ガッタンガッタンに揺らしたところで引くのはガルパっぽいなぁ、と思う。どうするどうなる大ガールズバンド時代!
あと知らない顔のいい女が今後どういう扱いになるか、香澄の無意識蠱惑は唸るのか。続き楽しみだなぁ