イマワノキワ

TRPGやアニメのことをガンガン書き連ねていくコバヤシのブログ

プレイレポート 19/04/14 TNM『「正義」のタロットから天秤が消えた日』

昨日はカッツェで、ソエジマどんのライドオフテストプレイをしました。TNM!

シナリオタイトル:「正義」のタロットから天秤が消えた日 システム:トーキョーナイトメア RL:ソエジマさん

二次元くん:朝霧タクト:29歳男性:フェイト◎●カタナ、チャクラ 都会の片隅で日々を凌ぐ貧乏探偵。黄昏の時代でもかすかな希望を諦めず、その手で掴み取る信念の男。
新米くん:”ラビットイヤー”兎角ヘイヤ:17歳女性:ニューロ◎マネキン●アヤカシ 異形の耳をウサ耳タップでごまかし、居場所がないまま街をさまよう電脳犯罪者。臆病でありながら狡猾、絶望を装い希望を求める、流離いの少女。

よねちょくん:”I-I”伊丹一郎:27歳男性:イヌ◎ハイランダー●カブト テロにより家族と記憶を奪われ、鋼のように冷たく強い猟犬として生きる男。自分にかけた”動機”を犯罪の中から見つけようとする探索者。
コバヤシ:”練馬の先生”吉田智仁:29歳男性:クロマク◎カリスマ●トーキー 東京郊外で土を弄る儒学講師。様々な大物に”人物”と見込まれ、多大な影響力を持つ。悪徳の時代に性善を信じ、その言動で変化を生み出す言論魔術師(ワードマンサー)。

というわけで、ソエジマさんが第15回ライドオフ(https://wikiwiki.jp/raidooff/)で遊ぶシナリオをテストプレイしました。
ネタバレになるので細かくは言えませんが、非常に楽しいシナリオでした。TNMの特長である地続き感、『自分の隣で置きている事件だ!』という感覚を、ソエジマさん特有のセンスでしっかり味付けし、陰影の深いアクトになったと思います。
己を守るはずの正義と力が、その魔力で持って自家中毒を起こした時何が起きるか。それに対し、社会とキャストは何が出来るか。現実と隣接したナイトメア世界をしっかり見据えた、とても良いシナリオだったと思います。
これがもっと良くなるよう、僕も色々意見を出したので、ライドオフでの実プレイはもっと面白くなると思います。シナリオの方向性としても、データの取り回しとしても初心者対応バッチリなので、『初TNM!』という方にもオススメ。プラチナチケットを掴んだ方は、ぜひ卓希望に選んでください。

僕はトーキー枠に超変則的なキャラで参加。社会能力が高いキャラを、泥臭く説得力のある形でやれるのはTNMの面白さだと思う。色々大物ぶったプレイが出来て楽しかったし、『上を取る』キャラがどう実プレイで他PL(キャストではなく)に圧迫感を与えないか、考えながらプレイできたとも思う。
いわゆる強キャラはアクトの進行をその圧力で握り込めてしまうので、特に善人で他人のモチベーションを蹴っ飛ばさない立ち回りを心がけたほうが、アクトはスムーズに回ると思います。実際のロールは場面や人、場所に合わせて硬軟色いろあるので、一概にいい切れるものでもないけど。
他プレイヤーも黄昏の時代をよく見たキャラで、良い味わいが出ていました。NOVAより社会の枠組みがまだ顕在なナイトメア世界だと、イヌへの信頼感って大事だなぁと思った。伊丹はそこんところしっかり引き受ける、いいキャストだよね。

つーわけで、非常に楽しいセッションとなりました。今回の結果をフィードバックして、本番はもっと面白くなると思います。ソエジマさん頑張って!(激励に隠した”圧”)
いいセッションでした。同卓していただいた方、ありがとうございました。