イマワノキワ

TRPGやアニメのことをガンガン書き連ねていくコバヤシのブログ

プレイレポート 19/08/10 TNM『斬神剣戦後派 -魔剣”赤埴”始末-』

土曜日は真夏の神田にて、トーキョー・ナイトメアのオフセッションをしました。ナイトメア1950再びッ!

シナリオタイトル:斬神剣戦後派 -魔剣”赤埴”始末- システム:トーキョー・ナイトメア RL:コバヤシ

田中くん:”明王”大佛新九郎:24才男性:カタナ◎フェイト●カゲ 淺草に居を構える探偵剣士。ぞろっぺえ態度の奥には、戦争をくぐり抜けた痛みと揺るがない正義への思いがある。
シェンツさん:八柳シムカ:18才女性:カブト◎バサラ●テツジン 人工的に異能を発現させられた、念動力使いの守り屋。シベリアにルーツを持ち、戦争の歯車として使い潰された過去を持つ。
Braveoneさん:化野魔法:26才男性:クグツ◎●マヤカシ、ハンドラー 己の術を護民のために使う、鎮護国家の術士。戦後復興を影から守る存在として、近年影響力を増しつつある。

こんな感じの連中が、復興目覚ましい戦後日本を駆け抜けていくお話をやりました。オリジナルシナリオを自作するのがすげー久々で、色々と迷いながらのシナリオ作成となりましたが、プレイヤーがとても上手く強く優しかったので楽しいセッションとなった。ありがたい限り。
セッティングとしては、シェンツ先生が作ったナイトメア1950を借りて遊んでみました。何しろなんにも無いところから色々捏造するので、即興とか身内ネタとかが飛び交うことになるのですが、これが奇妙に楽しい。
なんだかんだ世界観とか造るの好きなメンツですし、背景世界が濃いめの歴史ネタ共有を許してくれるので、なかなかに盛り上がりました。お外には出せないネタではありますが、だからこそ超面白いという、TRPGのもう一つの楽しみがいい塩梅に発酵している感じ。

シナリオの方は時代遅れのやっとう頼りが時代の波に抗って……という塩梅のはずが、『鵺鏡でやれ』みたいな平安公達の絵面がポップアップしたり、戦後に牙を抜かれていく”武”をめぐるお話となりました。
自作久々なこともあり、なかなか不安定なシナリオになってしまったんですが、PLは皆真摯にシナリオを受け止め、良いロールを返してくれました。それに縋ることでなんとか、お話に目鼻がつくところまで走れた感じがします。ありがたい……。
準備期間がないこともあり、シェンツ先生がこの前やったシナリオのNPCをキャストに起こして使用してたのが、妙に面白かった。”敵役”という単純なファンクションでしかなかったキャラが、秘められた設定と思いを開示し、シナリオの中で人間として立体感を得ていく姿は、妙なドライブ感がありました。

というわけで楽しいセッションとなりました。ナイトメア1950は妙な熱量があるので、どっかで世界観をまとめて、身内でチマチマ遊んでいきたいところですな。
良いセッションでした。同卓していただいた方ありがとうございました。