ヒーリングっど♥プリキュアを見る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年3月16日
すこやか市に迫る魔の手から、平和を守る秘密の戦士。
プリキュアの内情に迫る、ジャーナリズムの冷たい瞳。
ズカズカと迫りくる益子くんのペンを、ちゆは、ひなたは、のどかはどう迎え撃つのか。
プリキュア VS マスメディア! 今年もやるぞ!!
という感じの、久々の”益子”を背負う男との対峙回である。そっかー…ジャーナリズム担当も男になる時代か…。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年3月16日
学校の部活動ってことで、ジャーナリズムもエグい追い込みはあんませず。
しかしヒープリ独自のリアリティラインを背負って、ヤダ味と人間味の入り混じった、独自の味わいとなった。
不思議空間が都合よく、すこやか市民の認識をイジったりはしてくれないヒープリ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年3月16日
世間の”眼”となるジャーナリズムとは、今後も長い付き合いになりそうである。
暴走する好奇心をエグく書きつつ、『雨上がりの蜘蛛の巣』という綺麗なイメージで、爽やかにまとめたのは後味が良かったと思う。
益子くん、初手は印象最悪に悪くて。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年3月16日
思い込みでグイグイ接近し、プライベートもお構い無しで踏み荒らす。
ジャーナリズムの金看板を、エゴを貫く凶器にしちゃうイヤーな側面がモリモリ出てて、なかなか困った少年である。
しかし、それも思春期にありがちな暴走。
最終的には相手の良いところを認め、差し出し繋げるのどかの資質によって、初期衝動を思い出すことになる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年3月16日
こんな感じで、自分を見失った人を”ヒーリング”するのも、ヒープリ一つの”形”になんのかなー、とか思った。
スーパーパワーに頼らない、凄く身近な心のお手当。上手く描くと面白そう。
益子くんの猛突進から、のどかを守るべく動くダチ二人。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年3月16日
それぞれのアプローチに”らしさ”が出てたのは、なかなか良かった。
つーかちゆさんの対応が仕上がりすぎてて、天性の”陽”に震えずにはいられない…。無言で『上げろ…!』と指示出す時の貫禄よ…。
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ちゆちゃんって『自分は出来る』って確信と体験がかなり分厚くて、成功を疑わない強さがある人なんだと思う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年3月16日
そうじゃないと、自分のジャンプがメディアを惹きつけるって確信して、実際飛び切るのは無理でしょ…。
ひなたがとにかくグイグイと前に出て、泥臭く絡むのとは正反対の、スマートな対応。
競技選手として、”勝つ”ことになれた存在としてのちゆを印象づけておいて、次回『飛べない話』をやるのは、なかなか上手い構成だなぁ、と思う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年3月16日
こんだけのタフガールが、壁にぶち当たる理由とその打開。次回どういう話になるか、色々期待が膨らんでしまう。
邪魔されつつも、燃え上がるジャーナリスト魂は止まらず、その歩みはのどかを傷つけてしまう。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年3月16日
ここで生身の人間をちゃんと見る視力は、まだ益子くんにある。のどかは怒らず追い詰めずに、益子くんが大事なものと出会った瞬間を思い出させていく。
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『おいおい花寺さんよぉ~、この年頃のギークボーイにその笑顔は”毒”だぜ!』って感じだけども。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年3月16日
自分を追い詰めてくる相手に、人間として向き合い、どうしたいのか聞き出す落ち着きは、間違いなくのどかの美質だろう。フツー、もうちょいキレるだろ…プリキュア菩薩かなにか?
でも長い闘病生活というバックボーンが描写されているので、彼女がこういう対応を取れる背景にも納得は行く。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年3月16日
自分の苦しみに耳を傾け、支えてくれた人を覚えているから。
花寺のどかは、同じようにしっかりと”見て、聴く”人でありたいのだ。なんてええ子や…仁愛がわかっちょる!
そんなのどかの資質が、周囲をどう変えていくかってのも一年間、一つの見所だと思う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年3月16日
敵さんが”生”と共存できない、かなり厄介な生命体だからこそ。
諦めずに見て、聞いて、働きかけることが何を生み出すかってのは、ずっしり描けるところだと思う。
のどかが思い出させてくれた、美しい初期衝動。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年3月16日
その結晶たる雨上がりの蜘蛛の巣を、益子くんものどかも見る。
その美しさをこそ覚えていて、益子くんの身勝手な大暴走はススーっと忘れてしまえる清らかさも、病床で学んだものなのだろうか?
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のどかって焼き付くようなメサイア・コンプレックスと、凄くドッシリ構えた受け身の強さが同居してて、なかなか面白い子だ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年3月16日
生き死にの窮地だと凄く焦るのに、普段は落ち着いた対応が周囲にいい影響を及ぼしていく。この相反が、何処から来て何を生み出すかも、今後注目したい所。
益子くんは都合よく眼鏡を落とし、非日常バトルの真実には気づかないまま去っていく。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年3月16日
そのトンチキな視力にも、三人の友情と、自分の原点はしっかり見えている。
そういう素直な立ち位置に、彼を戻したのはのどかの強さだ。主役の清らかな心が、スパッと爽やかな話だった。
そんな感じの、益子くん登場回でした。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年3月16日
ヒープリは生々しい世界律で動いてる印象なので、メディア担当は今後もグイグイ顔出してくると思います。
暴走しがちなトップ屋少年が、今回のどかの顔を見て、雨上がりの蜘蛛の巣を思い出したことで、どんなジャーナリストになっていくか。
それをサブクエストとして一年、大事に膨らませたらなかなか面白いことになりそうだと、期待できるスタートだったと思います。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年3月16日
まぁ長丁場なんで、どうなるかサーッパリ分からんけどね!
のどかの傷見て落ち着いた時、ササッとハンカチを広げるジェントルさは好みなので、活かして欲しい所だ。
あ、倒れる時ラテを庇って、半身捻りながら背中で落ちるのどかのは良かったです。こういう事を、非常時にすぐやれる子なのね…。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年3月16日
やっぱこういう細かい描写の積み重ねが、絵空事のキャラクターに血肉を与えていくと思う。ラテ様を大事にしてくれてありがとう、のどかくん…
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そしてマスコミ対応の中で、”覇”の天性を垣間見せたちゆちゃん。やっぱ衝撃だよなぁ……あの『上げろ…!』は。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年3月16日
知徳兼備の優等生がぶち当たる壁は、どんな重さで描かれるのか。”出来る子”だからこその影は、ちゃんと切り取られるか。
グッと陰影が濃くなりそうなエピソードで、来週非常に楽しみです。