新サクラ大戦を見る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年4月19日
帝都の空に突如現れた、鋼鉄の大要塞。
そこより降り立った麗人は、”家族”の帰還を要求する。
時を同じくして迫る、巨大な降魔。
初穂の独走は窮地を生み、失態は莫斯科華撃団の偉烈となる。
ひたひたと忍び寄る不協和音を前に、花組よ、何処へ迷うか。
そんな感じの、太正スチームパンク浪漫第三話。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年4月19日
先週いい塩梅に顔見世した莫斯科華撃団が、その実力と胡散臭さを存分にぶん回し、東雲くんが絵に書いたような”負け犬(ルーザー)”となってベッコベコにされる回だった。
ほんっと芸術的な負け筋で、感動すら覚える。見事だ東雲くん…。
莫斯科華撃団は額に『うっす! 色々胡散臭いです!』と大書しながら、礼儀正しい無礼をぶっこんでくる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年4月19日
帝都を塞ぐ鋼鉄要塞、薔薇の一輪プレゼント、謎の鋼鉄仮面乙女。もう信頼できるポイント、一個もないぞ!
様式美とわかり易さはこ之アニメの強みだと思うので、いい感じ
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第1話で隊長さんが刻んだ”家族”という言葉が、多分この話を回す大事な軸で。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年4月19日
筋から言えば莫斯科華撃団はクラーラの”家族”だけども、その振る舞いに誠はない。どっか儀礼的で冷たく、優しくない。
それは実の血縁らしい、レイラにも言えることだ。
東雲くんのカミツキっぷりとへし折られっぷりが、あまりに見事で感動してしまったが。対人戦だけでなく、ロボ戦でも負け倒す見事な”ワーク”だったよ…。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年4月19日
胡散臭さ、得体のしれなさ。レイラの強さと頑なさは、莫斯科華撃団がまとうオーラを加速させる。
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現状演出してる胡散臭さのとおり、莫斯科華撃団はおそらく向こうに回る存在なのだろう。正面衝突の時盛り上げる火種として、負けの経験は大事である。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年4月19日
お話上必要なところを全部ひっかぶって、コテンパンに負け倒す東雲くんの奮戦、涙を禁じえない。俺も負ける時は、このくらい負け倒したいネ。
平隊員じゃ埒が明かないところを、神埼総支配人がずずい通し通る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年4月19日
スミレさんの”格”(と、現役世代の未熟さ、これからの伸びしろ)が見えて好きなシーンだけど、人によって態度とバラの本数変えるカミンスキーはやっぱ、信用できない。
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すみれへの薔薇の数は十本。意味は『貴方は全てが完璧』
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年4月19日
さくらへは一輪。意味は『一目惚れ』。
かつての華のプリマ、神崎すみれに捧げる敬愛にも裏があるのか、それは本当なのか。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年4月19日
今後掘るべき、莫斯科華撃団の怪しさを見せるのが今回の仕事だと思うので、色々謎は多い。
どんだけ胡散臭くても、レビューに関してだけは嘘がないと、結構好きになれるなカミンスキー…どう味付けするやら。
そして状況は、露骨なマッチポンプ臭がプンプン漂う、巨大降魔戦へ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年4月19日
出撃バンクは戦隊テイストが強調された仕上がりで、なかなかにアガる。しかし花組がよえーんだマジで! 特に遠距離組の豆鉄砲感がスゲェ。
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突出した個性を上手くまとめて、可憐な花束になるのが帝国華撃団の強さなんだと思う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年4月19日
しかし東雲くんは焦りと嫉妬から過剰に前に出て、メッコメコのメコにされ倒す。
二話では結構どっしりしてたのに、急にどうした…つうか、これも東雲くんの顔の一つか。
ここはアニメから途中参加な弱みなんだが、東雲くんがどういうエピソードを通じて華撃団に馴染み、隊長への感情を作ったか僕は知らないので、そのネガであろう焦りと嫉妬が、イマイチ飲み込めない感じなのよね。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年4月19日
ここらへんは次回彫り込むところなのかもだが、現状ちょっと急にも感じた。
チームワークを乱され、思うように咲けない花組を尻目に、莫斯科華撃団は一糸乱れぬ武舞でもって、巨大降魔を一蹴する。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年4月19日
バレエの群舞もモチーフなのだろう、一糸乱れぬ集団戦。個性が出てていい感じだ。あと徹頭徹尾胡散くせぇ。なんだその青いの…。
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かくして帝都の危機は、寒い国から来た戦士によって倒れた。防人の威信、完膚なきまでに丸つぶれである。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年4月19日
傷口に塩を塗り込むように、一言ぶっ刺すカミンスキー。東雲くんの遠吠えが、夕日の帝都に長く響いて待て次回ッ! である。
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というわけで、莫斯科華撃団の顔を彫り込むエピソードでした。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年4月19日
”家族”として、戦士としての正統性はあっちにあるけども、素直にハイそうですかと頷けない胡散臭さも満載。
このジリジリした状況から、どう話を転がしていくか。
顔見世として、オーソドックスながらなかなか良い仕上がりでした。
噛みつき、転がされ、先走って潰される。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2020年4月19日
東雲くんの株が取引停止レベルに下がっているけども、必要な仕事を頑張って、泥をかぶってくれた結果なんや…。
第二話で見せた真っ直ぐな所が好きなので、次回で上手く跳ね返してくれるとありがたいですが、さてどうなるか。
楽しみですね。