イマワノキワ

TRPGやアニメのことをガンガン書き連ねていくコバヤシのブログ

プレイレポート 20/04/26 ブラッドパス『徒花の唄』

昨日は田中くんのGMで、ブラッドパスを遊びました。サプリ付属シナリオだよ!

シナリオタイトル:徒花の唄 システム:ブラッドパス GM:田中くん

アカメくん:風呂と:外見20代男性:半鬼/群団 吸血鬼との終わりなき闘争を、”ゲーム”と愉しむ無頼の輩。ザラツイて刹那的な魂を、東京の暗い夜にコスって燃やすような生き方をしている。己の血から生み出した群れを、武器として使いこなすサーヴァント・マスター。
浅間忍さん:友利悠理:25歳男性:求道/戦衛 琉球唐手を実践で使いこなす拳修羅であったが、血盟を結ぶと同時に闘争心にヤスリがかけられ、なんくるない人格者になってしまった。それでも拳を握り、血のアレナに飛び込み続ける闘士。

シェンツさん:ビクター・エピメテウス:外見20代男性:貴種/戦鬼 かつてヴィクトリアスラム街で、病めるものを血の祝福で救おうとして大惨事を生み出した咎人。後悔を長く引きずりながら、吸血医術による救済を未だ夢見る、微睡む怪物。
コバヤシ:”考える葦”鹿足縣:15歳女性:求道/謀智 吸血鬼の花嫁となることを生まれつき運命づけられた、狂気の名家に生まれた少女。鋼の如き信仰と、尽きることのない疑念で己を燃やしながら、神の前に恥じることなく立つ己を探し求め、血夜を駆ける獣。

こんな感じのメンバーで、トーキョーの夜を駆けました。
ブラッドパスもすっかり環境に馴染み、昨今の新システムでは一番遊ばれている感じもあります。やっぱりFEARゲーキッズたるからすばさんの”味”が、僕らが食べ慣れているものと良く似ているのが、立卓しやすく遊びやすい助けになってるかなー、って感じ。
戦闘やキャラメイクのセオリーもある程度確立されてきて、色々変化球を投げたり、システムの強度テストをやるのが楽しいフェイズでもありますが。今回のシナリオはそこまで捻らず、率直で悲しい物語でした。付属だし、スタンダードが強いシステムは良いシステム。

僕は悩める信仰者で儚く美しい獣っつー、手癖でやる集大成みたいなキャラになりました。ヴィクターが犯した大罪に悩み続け、人の範疇を超え続ける死人だったので、人の証として神の前に立つことを望む縣は結構良い対比だったのではないか。
こっちが信仰だの救済だのハイレイヤーでうわっ付いた話ばっかりやり続ける中、八刃会のどサンピンどもが地面に足がめり込むレベルの生っぽい会話をし続けたのも、良い対比でした。
相手の領分を食い合わず、どう住み分けるか……あるいはあえて踏み込んで、同じ部分を共鳴して魅せるかってのは、TRPGでは結構大事なテクニック(であり気遣い)だと思います。ここら辺の視力と心配りが優れた人たちと、ゲームできてんだなぁと再確認した。ありがたい。

というわけで、とても楽しいゲームになりました。良いセッションでした、同卓していただいた方ありがとうございました。