ヒーラー・ガール 第7話を見る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年5月19日
ついに始まった文化祭!
楽しいこといっぱいのお祭りは、お店でもてなす側も、楽しむお客も大満足の大騒ぎ。
しかし好事魔多し、思わぬ事故でステージに穴がッ!?
とっておきのサプライズは、祭りに漂う不穏な空気を吹き飛ばせるのか!?
という感じの、楽しい楽しい文化祭本番ッ!! である。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年5月19日
手作りのカオスなエネルギーが学園に満ち、作る側ももてなされる側も全力で楽しむ、大事な思い出。
そのキラキラハチャメチャな感じがよく出ていて、凄く良い祝祭のエピソードとなった。
とにかくこの話、キャラがみーんな素直に可愛いので、仲良く楽しく過ごす時間を隣で見ているだけで、嬉しい気分になってくる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年5月19日
不思議なイマジネーションがど派手に踊るヒーリングシーンよりも、こういうマッタリした”癒やし”こそが一番テーマを掴んでるんじゃねぇかな…とすら思う。
今回も五人のアンサンブルが凄く良くて、時に共に騒ぎ時に手を取り合い、青春の1ページを一緒に走っていくかけがえない仲間の表情が、大変元気に切り取られていた。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年5月19日
からかい合ったり、気を使って貰ったり。
なんてこと無い小さなことが、凄く大事に描かれている手触りが良い。
五人全員の良いところがたっぷり食べれる回だが…まず猫耳メイドあざといッ!
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年5月19日
初手”強め”の来て、おじさんビックリだよ…。
本格を歌いつつ、メニューぜーんぶアリモノな学祭喫茶のアルアル感も、最上級の可愛いで武装されると格別の味わいである。
いやー…可愛かったなー。
ここまで舞台になってきた診療員を離れてのお話ということで、かなのクラスメートがいい味出していたのも、セッティングを生かした語り口だった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年5月19日
気さくで明るく、気が利いて優しい。
フツーにいい子で、イイコすぎないやんちゃ感もあって、凄くこの作品らしく、大事な学友を描いてくれた。
ヒーラーではないかなにも色んな繋がりがあって、診療所と同じく人間に大事なものが元気に生きをしてて、様々な出会いと日常が少女を育んでいる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年5月19日
学園祭という特別なイベントを通して、キャラクターを取り巻く世界の豊かな多彩さを感じれるのは、凄く良いことだ。
異様にサプライズに拘る委員長もいいキャラで、ヒーリングに直接関係なくても、このお話にはオモロイ人がたくさんいるんだなぁ…と、作品の横幅が広がったのも良い。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年5月19日
色んな場所に楽しい人がいて、それぞれ夢中になれる何かを見据えながら、他人の夢も大事に出来る。
あるいは、めっちゃゴリ推してくる
そういう多様性が野放図に暴れる場所として、ちょっとチープでとてもパワフルな学園祭は最適だったと思う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年5月19日
あの場所、あの時間だけにある特別で普遍的な空気感が、エピソード全体にみっちり充填されてて、それを吸い込めるのが嬉しい回だった。
良いなぁ…やっぱ。
師匠と一途デートに浮かれる玲美ちゃんは、相変わらずオモシレー女であったが、その一本気を見せられるほどに枕を同じくする女(ひと)は別にいると思わされ、涙が止まらない。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年5月19日
『師匠大事の心が暴走して、かなちゃんのプライド踏んじゃったかも…』と気にしてるの、いい子すぎて可愛い。
ソニアちゃんも可愛い暴君っぷりをアクセル全開、初めての文化祭に大暴れする様子もチャーミングで、この子をガンッガンに好きになっていく…。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年5月19日
可愛げのあるバカの書き方が大変上手いお話なので、爆食ソニアちゃんは水を得た魚のようだったね…。
後ろで見守る系な響ちゃんとしのぶちゃんも、控えめなだけじゃない芯の強さをしっかり見せて、落ち着いてるけど埋もれない。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年5月19日
”マブ”のためにエプロン付けて仕事手伝う様子は、今まで見てきた響ちゃんの靭やかな優しさを裏打ちするもので、俺が今見たかった描写だった。ありがたい…。
という感じで、ワイワイ賑やかな学園祭をたっぷり楽しんで、皆の輝く表情をたっぷり摂取できたのが嬉しい回だ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年5月19日
日常芝居の仕上がりを活かして、気づけばキャラが好きになり、色んな顔を見たくなる作りなので、こういうバラエティ豊かな描線が、たっぷり満足なんだよなぁ…。
ほいでいきなりのステージ挑戦となるわけだが、ここまで後景に引いてたヒーラーとしての資質が、ここで前に出てくる運びが良かった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年5月19日
見習いとはいえ、国家資格を取って銭金貰ってる”仕事”だから、音楽に関わることは慌てず挑める。
かな以外のメンバーの、楽器適性の高さとかも見えてくる。
キャラの背景を死んだ設定として垂れ流すのではなく、日常の中で語り伝えてくる手際はこの作品の武器だが、今回は今まで積んだ音声医療従事者としての説得力が、バンドとしての完成度、サプライズに怯えない心の強さとして、展開を支えていた。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年5月19日
鉄火場にも音楽にも、それなり以上に慣れてる。
ただの学生じゃない五人の実力が、ガールズバンドのど真ん中を射抜く楽曲、ヒーリングとはまたちょっと違う感銘の作り方で、新たに描かれる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年5月19日
学生レベルを遥かに超えた仕上がりだが、それこそが彼女たちのリアルなわけで、むしろ素直な実力描写として納得がいった。
おバカな思惑もありつつ、楽器弾けないかなを蔑することなく、良いステージをベストな形で掴み取りにいくのも、友情の物語としてとても良かった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年5月19日
ソニアちゃんも玲美ちゃんも、勢い良すぎて勇み足はするけど、ちゃんと他人の顔を見て、自分の足場を確認して優しく生きれるの、好きになっちまうなぁ…
イメージと感情を励起させる音楽の力で、癒やしを生み出すヒーリング。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年5月19日
そのパワフルさが、学祭ステージを通じてより説得力を増す展開でもあった。
ああいう気持ちになるのなら、確かに歌で傷も癒えるかもしれない。
そういう納得が生まれるステージングだったのは、本筋補強という観点からもいい感じ
あ、唐突なアニマルはこっちにも可愛いの暴力的サプライズで、二億兆点でした。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年5月19日
今回デフォルメかけたコミカルなシーンとか、あざとく萌え力で殴るシーンとかが全体的に強くて、普段の淡麗な仕上がりとはまた違った、ちと脂っこい嬉しさがあったな…こういうのも好き。
かくして最高のステージを堂々走り切り、OPとED入れ替えたギミックにも納得がいくアンコールを越えて、学園祭は無事終了。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年5月19日
色々大変だったけど、汗に見合う喜びと楽しさをお腹いっぱい堪能できて、皆良かったねッ! という気持ちになれる回でした。
こういう、小さな努力と幸せの手触りがいい作品ね。
んで次回玲美ちゃん回なんだけどさー…。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年5月19日
まぁ”待ってました”じゃないですか、このアニメ見てる人間全員玲美ちゃん好きなんで(主語デカく断言)
今回の『流石音楽一家!』とか、キャラにまつわる情報をわざとらしくなく視聴者に投げかけて、画面の端っこでキャラ育てる手腕が上手いんだよな…。
なのでメイン回こなくても『この子はこういう子なのかな?』って質問と回答が既に作品の中にあって、その手応えが気持ちいいからこそ、もっとキャラを知りたくなる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年5月19日
こういう作品とのコール&レスポンスが嫌味なく作られているのは、作品世界の中でキャラが生きてる実感を強めてもくれる。
凄く良い意味で、キャラが勝手に生きてる感じがあるんだよね。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年5月19日
物語の外側にいるこっちに都合の良い情報だけじゃなく、フツーに生きてれば漏れてくるどーでもいい描写が積み重なって、『この子はこういう子!』っていう納得と好感が、気づけば積み上がってる感じ。
それも全キャラね。
こういうんが積み重なった上での”待ってました”なわけで、そらー期待はモリモリ高まるよ。もっと玲美ちゃんのこと知りたいよ…(キモ蔵フルスロットル)
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年5月19日
次回の軸になりそうなメイドさんとの関係も、既に種蒔いておるからな…。
どういう芽が出て大輪の花が咲くか、期待しかねぇ玲美回。楽しみです!