イマワノキワ

TRPGやアニメのことをガンガン書き連ねていくコバヤシのブログ

22/06/05 キズナバレット『残酷劇にうってつけの日』

今! キズナバレットオンリー・オンライイベント”BULLET MARK”の自分担当卓を終えたので、リポートをさせて頂きます!

シナリオタイトル:残酷劇にうってつけの日 システム:キズナバレット GM:コバヤシ

雨雲さん:三田村レイ:享年19才男性:ハウンド:正裁/破壊 超破綻家庭に育ち、役立たずと罵られながらなんとか生き延びてきたが、突然の災厄に飲み込まれ死亡した青年。二度目の生に戸惑いつつも、己の有用性を世界に突き立てるべく、壮絶な戦場に赴く。
めーきさん:兵部衛:29才男性:オーナー:守護/正裁 弱者の守護を存在意義とする、自衛隊謹製鋼鉄の防人。うっそりとした雰囲気を纏うタフガイであるが、魂の心には暖かな焔が宿る。

こんな二人が、惨劇の舞台とかした雨の東京を駆けずり回り、自分だけの物語とそれでも続く明日に向かって踏み出していく物語を遊ばせていただきました。
大変楽しかったです。

今回はPLお二方ともにキズナバレット初体験ということで、内心めっちゃビビりながらGMしていたんですが、しっかりとしたレスポンス、ルールや演出を噛み砕いて飲み込んでくれる顎の強さで、良いセッションを生み出してくれました。
色々わからない部分もありながら、そのシステムやシナリオでこそ出来る楽しさに貪欲に、今卓を同じくしている縁を大事に、積極的に楽しもうとする姿勢があってくれて、とても良いセッションになったと思います。
初プレイの人にヘマったシナリオ回すと、システム全体への悪印象を植え付けることになるのでめちゃくちゃ怖いんですが、なんとかキズナバレットの楽しい所、地獄みてぇな部分を堪能していただけたようで、大変良かった。

このシナリオは僕がキズナバレットを初めて遊んだ時に感じた、『一見悲劇を玩弄する悪趣味に思えるシステムだけど、実は生き抜くための物語なんだな』という実感を強く反射して、シナリオの形に固めてあります。
僕はルールとして何を選び、世界設定がどんなドラマを加速させるために設計されているかという、デザインの意図を読みがちなTRPGプレイヤーなんですが、キズナバレットはそういう設計意図、生み出したいドラマ、刻みたい物語が凄く鮮明で、的確に思えたのです。
なので自分なり、『こういう物語だろうがッ!』というアンサーを込めて、一つの物語を作ってみたつもりです。
そういうヘンテコなラブレターが自己満足で終わらず、参加されたプレイヤーの方々を楽しませ、『良いセッションでした』といっていただける終わり方になったのは、とても嬉しいし、報われ恵みのあることだなぁ、と思わされます。

というわけで、とても楽しいセッションでした。同卓していただいた方ありがとうございました。
やろう、キズナバレット! 行こう、美しい地獄ッ!!