イマワノキワ

TRPGやアニメのことをガンガン書き連ねていくコバヤシのブログ

プレイレポート 22/06/19 TNX『チェルノカムイ』

昨日はくらいすさんがオンラインイベント”トーキョー夜会 第二夜”( https://tnx2022nightparty.wixsite.com/home)でプレイされるシナリオを遊ばせていただきました。

シナリオタイトル:チェルノカムイ システム:トーキョーNOVA-X RL:くらいすさん

千本松さん:白器:製造後12年無性:クロガネ◎マヤカシ●カブトワリ 滅びた術師の里の意思を継ぐものとして、ST☆Rの大自然でたくましく生きるメカカムイ。純朴で真っ直ぐな心意気と、託された使命の重さを知る深みを共存させる、童形なる星の守護神。二人のおじさんに挟まれる方。
間高健:”報来坊”名護平考:34才男性:トーキー◎ミストレス●カブト 過酷なニューロエイジに報道の刃で立ち向かう、芯の強いトーキー。沢山の子供を庇護しており、彼らを育むためにどんな危険にも飛び込んでいく。二人のおじさんの優しい方。
コバヤシ:”楽園を遠く離れて(フロムヘル・ウィズラブ)”アーサー・アレン・ビアーズリー:30代男性:カゲ◎●アヤカシ、エトランゼ かつてはNOVAを騒がす怪盗にして名探偵であったが、裏切りにより全てを奪われ死に絶える。地獄で悪魔との契約を果たし、復讐のため呪われた生へと踏み出した男。二人のおじさんの優しくない方。

こんな感じのメンバーが、北の街を震撼させる黄金狂想曲に飛び込み、ゴツゴツぶつかりながらチームとして駆け抜けていくお話を遊びました。
とても楽しかったです。
RLもぶっちゃけていたようにNOVAで”ゴールデンカムイ”をやるシナリオなんですが、原作の良いところをTRPGに上手く取り込み、エッセンスを生かしてしっかりニューロエイジの味付け、今のST☆Rだからこそ躍動する面白さがたっぷりあって、あっという間に時間が過ぎていきました。
複数プロットが同時進行して交わるNOVAのスタンダードからは少し外れた展開だったんですが、むしろその一本気な構成がチームとして大事件に挑む感覚を強めてくれて、大人と子供、善と悪、不変と変遷……といった対比を多く含んだキャストたちが、バチバチぶつかり合うつつも信頼を育み、スタイルを貫く足場になってくれました。
起きてる事件も『こらーキャスト一丸とならなきゃヤベーな!』と一瞬で納得する説得力があって、神霊との距離感が近いST☆Rだからこそのファンタジックな味わいも宿り、ドキドキハラハラ大爆笑、時折しんみり……みたいな塩梅で、たっぷりと楽しめました。

前回のセッションでは超人キャストに驚きつつ下からロールを投げつける”柔術型”の立ち回りをしたわけですが、今回は強気の寝言を一切崩さないまま削岩機のようにロールを連打する”レスリング型”の立ち回りを意識。
本筋と関係ないネタをボンボン投げつけ、神RLがいい塩梅に打ち返してくれることを良いことに、地獄に落ちた復讐鬼が夢の廃墟に帰還するまでを、たっぷりと堪能させてもらいました。
元々得意な型なのもあって、手前勝手な寝言が大暴走気味でしたが、優しいRLと器のデケーPLに支えられ、大変気持ちよくべらべら喋ることが出来ました。
自分的にNOVAリハビリ月間で、『NOVAって何が楽しかったっけ……?』みたいなことをプレイの中から掴んでる最中なのですが、前回と今回でなんとなく、システムと世界観の核みたいのを、自分なり触れたかなー……て感触がある。
それは僕の前のめり過ぎるプレイを笑って許して、良いロールで燃料焚べてくれる同卓者のおかげなわけで、つくづくありがたいなぁ、と思う。

というわけで、大変楽しいセッションでした。こいつぁスゲェシナリオだぜ……本プレイも面白いこと間違いなしッ!!
同卓していただいた方、ありがとうございました。