イマワノキワ

TRPGやアニメのことをガンガン書き連ねていくコバヤシのブログ

プレイレポート 22/09/22 TNX『桃花源、最悪最後の日』

昨日は三度目の桃花源でした。

シナリオタイトル:桃花源、最悪最後の日 システム:トーキョーNOVA-X RL:コバヤシ

まっきーさん:”藤の任侠”藤咲竜二:42才男性:レッガー◎フェイト●ミストレス 紆余曲折を経て、トーキョー・ヤクザのてっぺんに鎮座している男。その立場に似合わぬ甘さを、持ち前の度量でまるごと飲み込みながら、リゾートコロニーを襲った災厄に立ち向かっていく。

千本松さん:”真夜中の太陽”河渡白夜:30才男性:レッガー◎エグゼク●クロマク 竜二の右腕として影として、暗黒街を切り裂く冷徹なる刃。惚れ込んだ男の目が届かぬ部分を、闇から見張る番犬気質。忠誠に収まらぬ独自の器量は、楽園でも危うく揺れる。

こんな感じの二人組が、バカンスで訪れたリゾートコロニーでゾンビ地獄に挑むお話でした。終わって気づいたけど、”河渡連合・オブ・ジ・エンド”だな……。
『クルードだし、好き勝手絶頂にやってくれや!』と言ってたら、オフィシャルNPCを堂々キャストとして使用するという無法でぶん殴られました。
しかしやってみると、縛りが少ないクルードはこういう思いつきを実働するのに向いてるセッティングでもあり、共通認識が強くある公式ゲストは卓内でイメージを共有するコストも低く、独自の面白さがある妙手となりました。

”ニューロエイジ・ナウ”で激震した河渡連合ですが、決別前夜の時間軸にセッティングすることで最後の蜜月の眩しさあり、崩壊する未来への予兆ありで、NOVA好き特有の濃いネタキャッチボールをたっぷり楽しめました。
そういうシナリオの外側だけで楽しむのではなく、キッチリ目の前にある物語を大事に楽しんでももらえて、RLして良かったなぁ……と思えるセッションになりました。ありがたい。
このシナリオは引いたタロットによって大変ろくでもないイベントが多数発生する造りなんですが、数多の事件をくぐり抜けてきたヤクザ・ボスも驚愕のロクでもない惨事が多発。
しかもそれが待ち受ける未来と妙な噛み合い方をして、偶然のはずなのに必然になっていく運命の胎動が生まれていたのは、とても面白かったです。
あんまりにもキャストにアストラル事件咀嚼能力がないので、コネ欄をひっくり返して使えるネタがないか探した結果、10年間軌道コロニーで引退してた弾王が竜二のピンチに駆けつけ、昔なじみのイチャイチャに白夜がメラリと燃える……みたいなシーンが展開されたのも、ランダムゆえの面白さか……。

というわけで、大変楽しく遊ぶことが出来ました。
良いセッションとなりました、同卓していただいた方、ありがとうございました。