風都探偵 第8話を見る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年9月27日
雪に閉ざされた館をぶち破り、二人の推理が唸る! …という回。
前回は一枚絵で済まされた照井さんの大立ち回りも堪能でき、アルコールドーパントの意外な真相、その奥にある大きな陰謀へと、グイグイ盛り上げていく。
被害者が加害者であり、また犠牲者でもある今回の構造は、異能ドラッグとしてメモリ犯罪を見てた自分にとって、結構飲みやすい真相だった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年9月27日
何しろアルコールは最も身近な薬理なわけで、飲んでるはずが飲まれ、死に至ることも少なくない。
正しく用いなければ致死の毒、欲に溺れて身を滅ぼす。
正しく都市的な題材なんだなぁ、などと納得もする。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年9月27日
まぁ今回の舞台は、風都近郊に突如現れた謎の因習村だけどさ…。
顔も見せぬまま結婚相手を選ぶ無茶苦茶、トンチキ仮面の外見的インパクトでもって、”あおひげ”めいた人体実験を隠してたのも、良いミステリだったね。
この真相に至るまで、探偵二人は閉ざされた村を駆けずり回ることになる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年9月27日
今回翔太郎とフィリップが凄いお互いをヨイショしあいキャッキャしまくってて、なんか凄く良かった。
お互い自分にはない長所だと思っている部分が生きて、事件の真相を照らし犠牲を減らせる展開は良い。
翔太郎はメモリ濫用で多重の犠牲者が出るのをせき止めたいし、そのためにはフィリップの知恵が欠かせない。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年9月27日
情と理の両輪が噛み合って初めて、街を汚す犯罪に立ち向かうことが出来るわけだ。
この構図は『二人で一人の仮面ライダー』として、基本的かつ堅牢だと改めて思った。
そんな二人が(多分TV放送本編で)立ち向かった過去の敵と、どこか通じ合う新たな強敵を認識するのも、今回のポイントか。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年9月27日
叫びを武器に変える敵幹部のデザインが大変いい感じにキモくて、良い凄みがあった。
多分つええぜアイツ…。(こういうシンプルな童心元気になるの、面白い視聴体験よね)
敵がヤバそう強そうなほど、それをせき止めるヒーローの凄みも際立つわけで。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年9月27日
ワンダバ感あふれるスーパーメカ(除雪も出来るよ!)で道を切り開き、いいタイミングで登場した仮面ライダーアクセルの、ケレンの効いたアクションは最高。
メリハリ効いた構図と色彩で、分かりやすくカッコいいの良い…。
音を武器に変える強敵に、音よりも早いスーパーフォームで立ち向かう所とか、脳内の五歳児が狂喜乱舞する展開で超最高。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年9月27日
”アクセル”が真に振り絞られる時は、赤信号が黄色から青へ変わり、全てを解放した速さで決着を付けるのだ。
このカッコよさのど真ん中、タマランばい…。
『刑事と私立探偵、最初は敵対しつつも共闘するうち信頼関係を構築して、今回の颯爽登場となったんだろうなぁ…』などと想像するのも、途中参加特有の楽しさであろうか。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年9月27日
ここら辺は本編見れば、どっぷりと補強されるポイントなんだろうけども、勝手な妄想を遊ばせられるタイミングって実は貴重で…。
照井さんは寡黙で過酷ながら頼れるタフガイで、”ハードボイルド”って聞いて想像するキャラは、翔太郎やフィリップよりコッチかもしれない。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年9月27日
ここら辺は主役を硬く真面目にしすぎて、親しみやすい面白さが逃げていくのを嫌った造形かなぁ…。
実際、翔太郎の魅力に惹かれて見続けてるわけだし。
でもどっかで揺るがぬタフさ、それがなければ生き残れない街の厳しさを描かないと、作品が選んだ画角に精彩を欠くわけで。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年9月27日
事務所に居着くわけではないが、信頼で確かに結びついている男が一人いることで、お話のバランスが上手いこと取れてんのかな、とか思った。
さておき、アクセルが切り開いてくれた血路を走って、探偵たちは真実にたどり着く。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2022年9月27日
アルコールドーパント自体が大きな煙幕であり、その奥にはもう一捻り、ロクでもない欲望がうごめいてそうだ。
ここのギラツキが強いと、”街の物語”感が濃くなって好みである。
ので、真相ヒドいのだと良いなッ!