ウィッチウォッチ 第5話を見る。




ここまでニコモイ中心で進んできたお話しだが、今回は3エピソードともそこからちょっとズラした作りに。
せっかく学校という場所があるので、主役以外の面白さも堪能したいと思っていたところだったので、渡りに船な変化球だった。
ポンコツライバルが一切認識されないまま舞台に上がる第3エピソード、異様な濃さとテンションでオタク道をぶっちぎる第1エピソードが目立つけど、「授業中のウンコ」つうめっちゃ身近で下世話なネタをもってきた、第2エピソードがかなり好きだった。
すげー卑近な話だからこそ、ニコちゃんの魔法が日常に溶け込んで人助けしてる実感があった…と思う。
とはいえシンプルなキャラの魅力で言うと、声優の怪演にも助けられて真桑先生のクソオタクっぷりとか、凄い勢いでポンコツエンジン空ぶかししてかわいい力見せつけてきたネムちゃんとかが、やっぱ目立つ。
みかこし…やはり恐ろしい女…。
第1エピソードはニコモイ一切顔を出さない話なのに、真桑先生の異常早口オタク仕草がとにかくパワフルで、ぐいっと持っていかれてしまった。
主役抜きでもこんだけ腕力あるクスグリと、チャーミングなトボケでゴリゴリ押し切れてしまうのは、やっぱ作品の地力が強いなぁと感じる。
フツーの話だと真桑先生のオタバレはもうちょい引っ張って、ダシが出なくなるまでバレるかバレないかで引っ張るとも思うんだが、凄くあっさりバラしてきた。
これはニコちゃんの魔法がクラスに解る速度感とか、カンちゃんがわだかまり超えてモイちゃんと仲良くなるまでの速さとかと通じる、余計なヒッパリをしない作劇なんだと思う。
面白さと同時に摩擦も生むネタをとっとと使い切っても、もっと面白い事件を生み出せる自信があればこそ、ここら辺のスルッと心地よい話運び…なのかもしれない。
ここら辺、大ネタだけではなく小ボケのキレが良く、常時ちょうど良く面白い仕上がりに支えられてる感じもある。
一方猫猫魔法使いのネムちゃんの正体は、ニコちゃんちの愉快な三人はまだ秘密のまま顔見世を終えたが、あまりにも”萌え”のど真ん中を狙いすます造形と立ち回りで、正直ちょっとビビった。
「元気いっぱい、空回りしまくる女の子はかわいい」つう黄金則に、猫耳付けて楠木ともりの声帯を付けたポンコツライバルには、凄まじいポテンシャルを感じる。
独り相撲でこんだけ存在感あるんだから、レギュラーと顔合わせた時どんな爆発を引き起こすか、今から楽しみである。
いやまぁ、しばらくすれ違い芸で魅せてくれるかもしんねぇんだけどさ。
それはそれで、相当美味しいとも思うけどね。
立ち位置的にはモイちゃんを巡っての恋のライバルなんだが、ニコちゃんとの絆が相当”仕上がって”るので、そっち方面でインタラプトかけてくるのは難しいかな、とも感じる。
ともあれこのお話が満を持して出してきた新キャラが、無策で終わるはずもないので、こっからの活かし方には期待したい。
このまんまポンコツ残念お嬢様でい続けても、可愛いからOK! と思えてしまうパワーがあるのは、やっぱり素晴らしい。
カンちゃんとモイちゃんの男の子同盟が可愛いので、ニコちゃんとも仲良くなって、女の子チームどんどん盛り上がってほしくもある。
魅力的な新キャラを加え、こっからどんな話が広がるか…次回も楽しみ!