遂にうっちゃん登場! な、らんまアニメ第20話を見る。




因縁発覚からラブラブモードまで、一気に駆け抜けての顔見世…って感じの回だった。
「お、お前女だったのか!」はそこまで引っ張る属性じゃないと判断したのか、早々にサラシは切られロングヘアーが解禁されて、過去の恨みも水に流れてさーらさら。
シャンプーは盤面に定着するまで結構時間を使った印象だが、擬音を多用するコミカルな演出も含めて、非常に軽妙にエピソードが展開していった。
お好み焼きが暴力と融合した”無差別格闘”な感じも、筆が乗ってる感じで大変良い。
無から新たな許嫁を生やすべく、玄馬がすんげぇ勢いでクズカスになっているのは、まぁ今更として。
乱馬くんもその血を継いでノンデリオトボケ野郎…かと思いきや、無意識に相手の懐に滑り込むニクさを発揮し、ラブコメ色もしっかり濃かった。
呪泉郷要素がほぼ登場しないのもあって、結構独特の味なのだが、だからこそシャンプー相手にドタバタ振り回されているときとは違った面白さが出ていて、新ヒロインの魅力を簡勁に伝える仕上がりだと言える。
最初憎しみからアプローチして、話のラストでLOVEに変わる展開なのも、無差別格闘軸でシンプルに進んでいく原因かな。
あかねが嫉妬する隙間が、あんまない。
うっちゃんがどういう子なのかは、今後個別エピソードをコトコト煮込んでいく中で改めて見えてくる部分だが、男装の復讐者から正統派ヒロインへと綺麗にギャップ活かしたのもあって、第一印象は大変涼やかでいい。
お好み焼きを武器に変えるバトルスタイルも…今見ると結構危うい印象もあるけど、上手いこと何でもありな無差別格闘味にまとまってる印象。
今後更にトンチキな方向に加速していく格闘大喜利の、一つの”正解”がここで出てたなぁと、完結後に見てみると感じる仕上がりだ。
このバトルスタイルの良さが、しっかりしたキャラ立ちの背骨を支えてると思うね。
時折ピキッとはするけども、あかねがどっかシケた顔で新たな許嫁騒動を受け流しているのも、クールな味わいで良かったと思う。
ぶっちゃけエピソードごとに彼女の血中セロトニン濃度は変化するので、その都度必要な反応が呼び出されている感じもあるが、シャンプーという特大の非日常が問答無用の可愛さで襲いかかってきて、ちっとやそっとのヘンテコでは動じない図太さが培われてる感じ。
このワタつかない感じは大変魅力的なので、今後も浮気な許嫁をジト目で睨みつつ、要所要所で手綱を握って欲しい…んだが、こっからのうっちゃん猛追でそうも言ってられなくなるんだよな…。
あかねともシャンプーとも異なる角度から、乱馬くんに迫るうっちゃんのラブコメ力は今後を待つとして。
怒って当然のプリプリ加減から、仇の素直な一言一つで全部許しちゃう落差がチョロ可愛く、「やっぱつえーならんまヒロイン…」って感じだった。
無差別格闘色の濃いエピソードだけども、短い手番でしっかりヒロインとしての強さをぶっ刺して、今後のドタバタにちゃんと期待が高まってる。
いがみ合いフェイズをとっとと終わらせ、ヒロイン戦線に早速投入される大型新人の扱いとしては、非常にいい描き方だったと思います。
擬音多めのコミカルな仕上がりにしたのが、そこら辺後押ししてた印象かな?
というわけで、新ヒロイン颯爽登場なエピソードでした。
「令和に名塚ボイスの大阪弁ヒロイン浴びれるの、相当ありがたいな…」などと思いつつ、鶴さんとはまた違った魅力のある、良いうっちゃんだと思います。
登場話数で格闘スタイルをしっかりアピールして、良妻路線でも強敵路線でも戦える土台を整えたわけですが、こっからどういうエピソードを選択して描き、彼女と彼女が追加された世界の面白さを煮出していくのか。
現状令和うる星ほどアンソロジーとしての意図が見えない令和らんまですが、こっからのうっちゃんの活かし方でそこら辺、少し見えてくるかな~と思いました。
次回も楽しみ!